アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『すばらしきこのせかい The Animation』

全12話視聴完了。何処かで見たことのあるタイトルで、3期かと思った。『この素晴らしい世界に祝福を!』と完全に混同していたよ。派生とかだと思ったよ。
多分、ゲームがメインのメディアミックス。メディアミックスのアニメって、最近、ゲームの宣伝的な印象がある。
ストーリーは渋谷を舞台にした死神ゲーム。主人公はスクランブル交差点で目を覚ました記憶喪失の少年、ネク。現実と異次元の重なったアンダーグラウンドで、強制的に参加させられた死神ゲーム。理不尽なミッションと、ノイズという謎の敵。同じプレイヤーである少女シキとパートナーとなり、このゲームが死後の世界であり、勝者は生き返れると。そんなゲームの謎と失われた自分の記憶を探すべく奮闘する主人公。
線が太いと絵が動いているなという感じがする。動画的にならないと言うか。
何処かでみたことのあるようなキャラクターに名前に設定。新しさがなく、第1話はほぼ説明で、声優さんの棒感が更にそれを強調して、何処に感情移入したら良いのかわからないなと。確かに見続ければキャラに愛着も湧くけれども、それでも最後までビイトはすぐ殴るので好感が持てないなとか、ヨシュアは最後まで華がないなとか、最終的に流し見であまり頭に入って来なかった。
絵が、何というか、個人的に、10年くらい前にLOFTとかの文具コーナーのシールのような絵柄に渋谷で強制的に巻き込まれたゲーム世界の不条理な戦闘ということに、寧ろちょとダサさすら感じてしまう。
それにしても、ネクという名前に記憶喪失って、本当に何処かで知っている気しかしない。そもそも発音がネクなのかデクなのかテクなのか聞き取りにくかった。
ただ、最後、ドラゴンとの戦闘ってクライマックス感があって良いなと。ゲームっぽい。
音楽が良かった。

それにしても、自分の記憶の渋谷だと、あんなスクランブル交差点に寝ていたら危ないよ。車もだけど、人に轢かれるよ。あんな駅前で空間が空いた状態で人と話せるイメージがなかったな。今は流石に違うのかな。そしてあのラウンドマーク109はどうなっているのだろう。そんな遠い場所でもないはずなのに、行く用事ないな。
総評として中の下。

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