アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『現実主義勇者の王国再建記』

全13話視聴完了。
勇者としての異世界転移。特殊能力はあるものの、スタートからチートというよりは、主人公の能力が高く、それを活かせたという印象。
祖父を亡くして天涯孤独になった相馬一也。中世ヨーロッパ風の世界観。弱小国で傾きかけていたエルフレーデン王国の勇者として召喚された彼は、自らの富国強兵政策を披露したことにより、国王に王位を譲られ、元王女リーシアと婚約することとなる。そして、多種多様な能力を持つ人材を集め、食糧難や財政難に経済不況、難民流入、他国の侵略などなど、山積みの問題を解決し、王国を再建させようと奮闘する。
主人公がわかりやすく好感が持てた。リーシア王女と仲良く、そして完全にハーレム展開になるのだが、それもご納得のお人柄とハイスペックさ。そのハイスペックというのも無茶がなく、合理的精神と現代知識、歴史好きでそれに倣って温故知新的な考えと、生真面目な性格と真面目さ。更に、やるときはやる。気が回る。そして物腰穏やか。これはもうもてる要素しかないよ。彼と子孫を残したいと思うのは自然な思考だし、王の座に置きたくなるねと。
リーシア王女に始まり、ダークエルフアイーシャ。歌姫のジュナ。動物の声が聞こえて、娘的立ち位置のトモエ。夢中になるよ。
ただ、ハーレムはハーレムなのだけれども、他の全ての主要キャラがお年頃の女性ではなく、ちゃんと主人公の参謀的立ち位置に黒髪青年ハクヤ。食の探究者で王国の食糧難対策に一役買っているポンチョ。単純素直な友人的位置のハルバートと、男女比のバランスが良いのも見やすかった。
個人的に印象的だったのは、歌姫ジュナに国民放送で祖国の元気が出る曲と『スレイヤーズ』を歌わせたのが、もう、そればかり思い出す。あれは笑った。元気にあるけどね。
コミカライズを先に読んでいたので、アニメ、綺麗にできていて良かったなと。特にイメージと相違があることもなく。第2期も楽しみ。
総評として中の中。

 

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