アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『出会って5秒でバトル』

全12話視聴完了。
出会って5秒でバトルは始まらなかった。
ストーリーは、ゲーム脳で全てがゲームを中心に生きる男子高校生の白柳啓くん。ある日、猫耳マジシャン風の格好の謎の少女によって、不条理に突減に戸籍を奪われ実験モニターとして特殊能力を与えられた人々の中で、己の「相手があなたの能力だと思った能力」を使って戦うこととなる。頭脳派能力バトル。
放送冒頭開始からの絵のあれさに、こんな初っ端から背景凄いなと思うのって、逆ならあるけれども、第1話のOPも始まる前からって。ちょっとそれはそれで画面に釘付けになるのだなと。人物と背景の比率とかおかしいとちょっと酔う。描き込みはあるのに、下書きの遠近法が狂っていて、どうしてこうなったと。画面に酔う。あまりにあれがあれ過ぎて、一応、最後まで観てはいたのだけれども、画面は殆ど見られなかった。
そしてそれは背景だけではなく、全体がちょっとづつ低クオリティな物って、集団で作るアニメにおいて可能なのだなと。曲も、キャラクターの発言も、全てがって。寧ろわくわくはしちゃうね。決して低予算風ではないのだけれどね。無駄に動きが多かったり。2000年代に面影のあるキャラクターに、中二病設定に、なんか、もうこういう演出でわざとなんだろうね。きっとね。何かの劣化コピー風。
出会って5秒って、戦闘開始のスタートから5秒って出会って5秒って言うのかな。
キャラの絵が安定しないわりに、モブおじさんの作画だけが安定している。主人公の目は大きさが変わる上に丸くなったり細長くなったり、たまに睫毛バサバサになったり、ぶれぶれなのにね。
なんだろう。昔、ガンガンか何かでちらりと読んだんだよという気になってしまう雰囲気だった。
物語は全然これからなのだけれども、嗚呼、これは第2期が始まっても見ないだろうなと珍しく断言できる作品だった。まぁ、好みではなかったのだろうね。
総評としては下の中。

 

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