アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』

全12話視聴完了。
悪役令嬢、パーティーで婚約破棄から始まるバッドエンド回避物語り。乙女ゲーの世界への異世界転生。魔法が存在し、魔王のいる、中世ヨーロッパ風の世界。婚約破棄をきっかけに前世の記憶を取り戻すパターン。基本ラブコメ
ストーリーは、そんな主人公アイリーン。破滅ルートフラグ回避のために、ラスボス魔王クロードに求婚する。フラグ回避のための強引で無茶苦茶な行動のはずか、次第に、クロードの魔物を大切にする優しい人柄に、その不器用さに、実はエルメイア皇国の第一皇子にも関わらず、魔王の生まれ変わりの証である赤い目を持って生まれたが故に追いやられたその立場など。アイリーンは次第に魔王に惹かれ、魔王も、破天荒ながらもその魔王城の抱える問題を解決しようと懸命に動き、魔族を大事にする彼女に惹かれ。
原作漫画を読んでいたのだけれども、アイリーンが魔王の従者であるキースが魔王城を救うために魔物の密売をしていたことを突き止め、その事態収拾に奮闘し、暴走しかけた魔王を止め、無事に二人が婚約を。までで綺麗に終わっていたので、それで終わりだと思い込んでいた。まさかその続きがあったなんてと。男装学園潜入編。結構無茶苦茶。ただ、個人的にそんな展開でもアイリーンとクロードの間にある淀みないラブな関係性が見ていてほっこりした。
ただ、悪役令嬢物に続編版を作って面白かったことってそんなないなと。キャラクターで押し切るにも、長くなると無理が出る。悪役令嬢の出て来る乙女ゲーム自体、何処にあるという所があるので、悪役令嬢自体が最早、概念だからなと。
最後、どうしようもなくなると復活をして皆を持って行く魔王は、なんだか、それまでがボロボロ過ぎて素直に格好良いとならなかったよ。完全ヒロインポジション。色々やったリリアを許し愛する第一皇子セドリックの方が寧ろお前成長して、ちょっと冷めた感じのどうしようもなさが良いなとなった。
結婚式で終わるって、ちょっと童話っぽくて良かった。
音楽好きだった。OPもEDも格好良い。特にEDの曲調と切り絵風の絵が動くのは癖になるので繰り返し観たいなと思った。
総表として中の上。

 

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