アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜』

全12話視聴完了。
異世界ファンタジー。使い魔召喚でセクシー悪魔でおねショタチートの学園生活。からの、悪魔を取り巻く謎の陰謀あれやこれや。からの、セクシー悪魔おねえさんの過去に迫り、更なる絆からのレベルアップ。
ストーリーは、王立オルティア魔法学院で、実技である召喚魔術ができずに留年の危機に瀕していた主人公の少年、アルト。かれは偶然発見した古い召喚魔術の本によって、その本に封印されていた厄災をもたらす強大な力を持つ悪魔、ヴェルメイを呼び出すこととなる。一見人間に見えるヴェルメイ。前代未聞の人間を使い魔とし、ヴェルメイの影響もあり、己の持つ強力魔力濃度に気付き、更に強くなろうとするアルト。定期的に魔力供給が必要な使い魔となったヴェルメイするちょっとエッチな魔力供給。そんな二人の関係にやきもきする幼馴染のピンク髪のクラスメイトのリリア。そして、悪魔を巡る様々な各所思惑が犇めく中、アルトの、ヴェルメイを守る位強く、そして、偉大な魔法使い「魔導を極めし者プラチナスクエア」を目指す成長物語。
大体、おっぱい。ヴェルメイさんのおっぱいが兎に角気になる。ふとした瞬間に揺れる。ご都合主義に、アルト君が手違いに持っていた姉のお洋服、童貞を殺す服によく似た形状の、セクシーミニスカニットワンピも。そして、アルト君から借りた、サイズの合っていない、どうやって着たのかという、主に気になるパンツのボタンが留められない、むっちりボディ。更には、そんなおっぱいにはならんやろという制服。専用に誂えたのなら、大きめのワイシャツ着せてやれよと。こんなん、気になって仕方がないよ。それと、制服と言えば、生徒会の眼鏡のシャツだけスタンドカラーフリルなのも気になったけれども。
物語りは、アルト君の成長物語とか、悪魔の力を巡るあれやこれや、ヴェルメイさんの過去など、色々あるのだろうけれども、おそらく主軸がアルト君とヴェルメイさん、人間と悪魔との、生徒会長曰く奇跡の愛の物語りなのだろうなと思う。だけれども、11話ラストから最終話の冒頭の告白が、オレ以外にお前の味方はいないんですみたいな言い回しでラブになるの、なんか、怖かった。アルト君の胸の中で過去の記憶に泣くヴェルメイさん。宥めるアルト君。「よく頑張りましたね」「ヴェルメイさんを嫌いになりません」「例え世界中の全てがあなたの敵になっても、僕だけは傍にいます。僕はあなたとずっと一緒に生きていたい」「好きです。ヴェルメイさん。もうあなたを絶対に1人にはしない」「厄災がなんだ。誰もヴェルメイさんを見てはいないじゃないか」「もう二度と僕のヴェルメイさんには触れさせない」書き出してみると、そんなおかしなことは言っていないのだけれども、言い方と状況なのかな。なんだか、2人の世界を築きたくて、他の介入を望んでいない雰囲気で、自分だけに依存させようという感じ、主人公、サイコパスっぽい。支配的。いや、召喚士と使い魔という関係性上、これで良いのかもしれないけれども、駄目だ。多分、見せ場だったのだろうけれども、盲目的に感動できなかった。
終始、アルト君とヴェルメイさんの2人がメイン過ぎて、他のキャラも良いのだけれども、活かしきれていない感じかちょっと残念だった。マルクスとか結構特徴的で良かったと思うのだけれども、リリアだってもうちょっと活躍してもと思ったり。なんだろう、本当に脇役でしかなかったなと。
最後、しおらしくなったヴェルメイさんが、個人的に優位な感じのお姉さんを望んでいたので、こうじゃない感が凄かった。そんなギャップ萌えとか、デレとかいらないから、もう、もっとおネショタでいて欲しかった。そんな一歩後ろに控えるヴェルメイさんなんて望んでいなかったのだよと思ってしまった。
結構色々伏線的な物が詰め込まれていたが、なんだか、女神の存在もあったりして、すっきりはしなかった。まぁ、最終的にヴェルメイさんがアルト君の元で救われたので、それはそれで終わったのかなと。原作が続いているから仕方がないのかもしれないが、もやっとはする。
総表として中の中。

 

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