アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『シュヴァルツェスマーケン』

全12話視聴完了。

戦争という悲惨な出来事を革命という綺麗事で片付けようとしたら、エゴイズムが残ったみたいな。

原作、エロゲかなと思ったら、ラノベだった。主人公ハーレム状態ではあるのだが、誰も主人公であるテオドール・エーベルバッハを本当に見ていたかとといと微妙な感じではあったなと。個人的にまったく好感が持てなかった。何、こいつみたいな。最後、美人上司であるベルンハイト大尉を腕に抱いているのとか、本当に、何なのこいつと思ってしまった。更に、その後、革命を成功させたヒロイン、カティア・ヴァルトハイムの前に「ただいま」って現れたのとか、もう、意味わからない。更に意味がわからなかったのは、色々あって、主人公と生き別れた義妹のリィズ抱いたのとか、本当に理解できない。嫌悪感を感じてしまった。久々に主人公嫌いとはっきり思ったよ。

テオドールがエゴイズムの化身で、カティアが綺麗事。そんな感じがした。そしてその二つが組み合わされると、まぁ、なんとなく終った気がするよね。本当は何も終ってはいなかったような気もするけれど。最もこの物語の中心が、異星起源種BETAが地球を攻めてきているということではなく、西ドイツと東ドイツの壁と、東ドイツの秘密警察組織の密告者により国内を徹底的に監視する事で国民の言論の弾圧、反乱分子の摘発によって国内を統制しているという事だったのだけれどね。

ストーリーとしては、BETAとの戦い。東ドイツの以上のような問題。そんな中、東ドイツで戦うテオドール。カティアを助けて仲間に。カティアはのち、革命のリーダーになる。更に、テオドールには生き別れの義妹がおり、突然、同じ隊に配属される。妹怪しい。けれど、シロ。が、リィズ裏切った。主人公は、カティア共に追われる身に。さらに素敵上司ベルンハルト大尉が捕まる。色々あって総師の座に収まっていたベアトリクスと戦う。助け出され戦うベルンハルト大尉はアクスマンと相打ち。死亡。色々あったけれど、アイリスディーナ・ベルンハルトのお陰で、彼女の意思を継いで、東ドイツは変わるよ。以上。と、いう結構込み合ったお話しだった。前半で、BETA戦が中心化と思うとよくわからなくなるなと。正直、ちょっとよくわからなくなっていたよ。実は、最終話のカティアの演説でかなりストーリー解説されている。まぁ、個々のドラマが見所でもあるのだけれどね。

深刻なお話しだけれど、絵はきらきらしていて、女の子たくさんで。自分の中で上手く噛み合わなかった。面白くはあったのだけれどね。特にベアトリクスの極端な思想、個人的に嫌いじゃない。寧ろ創作物としてはかなり好き。

最終話の戦闘で、音楽の入り方、絶妙で凄く良かった。田村ゆかりが流れたら、全て格好良いよ。感動的だよ。

総評としては中の中。ドイツ名がカタカナ複雑で混乱する。

 

シュヴァルツェスマーケン 紅血の紋章

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