アニメ視聴否忘失録

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』

全12話視聴完了。
ストーリーは、主人公の深夜まで会社で仕事をする伏原さん。そんな彼女を心配して追い出そうとする小さな幽霊ちゃん。それに黒猫のみゃーこ。そして伏原さんのアパートの隣に住み絵の仕事をする倉橋さんと、メイド幽霊のリリィ。可愛い幽霊ちゃんたちに癒される、ハートフル日常コメディ。
精神的に癒されても、肉体的には癒されないので不安になる。社畜さん、常に目の下に隈が消えない。誰か自分を気にかけてくれている他人がいるというのは重要かもしれないが、それも幽霊と。ゆるふあ可愛い系なだけに、更に怖い。
最終話にて、「心身疲弊した人間は人ならざる存在を視認することができる」と心配する神に「最高じゃないですか」と返す伏原さん。完全に狂気だよ。あの子たちは家族ですからと。それが全てだとか、正しいだとかは決して思わないが、結婚して子供を作ってとは全く微塵も考えないのかなとか。いや、そもそも伏原さんが女性のキャラクターではあるも、これは物語を柔らかくするための女体化擬人化的なあれかもしれないとか。女性特有の生き難さ的な物も感じられないし。
その後、アパートが原因不明の火事でお引越しなのだけれども、不動産屋を営む学生時代からの友人に再会するも、その彼女も幼女幽霊を視えてしまうのって、皆、実は心身疲弊している人ばかりで怖い。
仕事に対して、伏原さんが今勤める会社があったから幽霊ちゃんたちに出会えたから後悔はしていないと言うが、転職はちょっと考えるべきでななかろうかとおもう。
本当の最終回は、社畜さんが過労死して幼女幽霊さんとずっと一緒にいられるエンドなのでわと想像してしまって、ちょっとした恐怖だった。
総評として中の中。

 

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『であいもん』

全12話視聴完了。
京都の和菓子屋の1人息子が音楽で食べていくと単身上京するも、父の入院をきっかけにいまいち芽の出なかった音楽の道を諦め、実家の和菓子屋「緑松」を継ぐために実家に戻った納野和。しかし、店には見知らぬ小学生女子、看板娘で跡継ぎ候補の雪平一果が住み込みで働いていた。中途半端に家を出たことに反発心を持つ一果ちゃん。一果ちゃんの親代わりを任された和さん。離婚し一緒に暮らしていた父親に置いてかれ、父を探す、責任感が強く真面目な一果ちゃん。和菓子を愛し、ノリと勢いとお人よしな和。共に生活と仕事を共にする内に、次第に生まれる信頼関係。和を追って京都に来た元彼女の佳乃子さん。音楽配信をしつつ緑松でアルバイトをする面倒見が良く、手先の器用な女子高生の美弦ちゃん。父である緑松の主人に、店を切り盛りする母、他のお弟子さんに、常連さんたち。そして、一果ちゃんを置いて行った父であり、和が音楽を志すきっかけとなった先輩の行方は。
一果ちゃんの少々重たい背景がありつつも、和菓子を中心としたほんわかとした日常物語。和の癒し系の性格と、それによって解れていく人間関係。
第1話で一果ちゃんに注意された客の嫌がらせで架空の大量注文。それに責任を感じて一人街で売ろうとする一果ちゃん。それを横でギターで呼び込みをして助ける和。物語りの導入としてわかりやすい構図ではあったが、個人的に、老舗和菓子屋の菓子を急に子供が路上で売ることに問題が生じないのであろうか。安易すぎるのではなかろうか。と、個人的にはどうなのだろうと見始めたのだが、その後は何気ない日常が基盤となっており、美弦ちゃんの動画で個人特定されお店に問い合わせなどが起こるというのも、弟子の咲季君の趣味が女装で、その姿を気に入って紹介しろと言う常連さん問題の解きも、終始、和の穏やかな人好きする性格があってその名前の通り和むなと安心して観られた。
和が一果ちゃんと仲良くしたいと奮闘するのだが、最終話の和はちょっと大げさで、人が良いというより、ちょっと年の差恋愛感情のような錯覚してしまうのは邪推だろうか。なんとなく、十年後、二人が付き合っていても不思議でないし、跡継ぎ問題も解決するよねと。和を挟んだ美弦ちゃんと佳乃子さんのやり取り、特にクリスマス回はちょっと面白かったけれども、そういうのを全て知った上で、それを横目に一果ちゃんが和とお付き合いして、一果ちゃんには勝ち目ないわぁとなる未来が垣間見れているようでちょっと怖いなと。そんな妄想。
栗饅頭の被り物をして歌うのは最後まで理解できなかったけれども、栗饅頭の被り物を通して、元バンドメンバーとも和らしく仲良くやっていたのだなとわかる第8話は一気に好感度が上がった。
それにしても和菓子が食べたくなるね。特に第3話のみたらし団子。串に小振りな団子がたくさん刺さっているのはなんだかとても美味しそうに感じる。そして京都に行きたいとなった。京都楽しいよね。御朱印帳片手に食べ歩きしつつ1日中歩き回りたい。

総評として中の中。

 

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『最果てのパラディン』

全12話視聴完了。
なろう系の異世界転生。あれ、僕また何かやっちゃいました? 的な要素もありつつ。最終的に自覚的。
廃墟となった死者の街で不死者アンデッドに育てられた少年ウィル。嘗て英雄と呼ばれた骸骨剣士のブラッド。神官ミイラのマリー。魔法使い幽霊のガス。3人からの生き抜くための教えと、愛情。3人の抱える秘密。神から受けた祝福と執着。そして旅立ち。自分の信仰する生々流転を司る神グレイスフィールへの誓いと、人々を救い、パラディンとなり、強さ故に陥る孤独と、友人。
前半は幼少期。死者の街でアンデッドに育てられ、迎えた成人の儀と、不死者アンデッドを眷属にする不死神スタグネイトとの戦い。第5話のマリーの最後の言葉に泣くしかなかった。誠実で愛に溢れていたなと。ブラッドとマリーの家族愛。個人的に家族の愛情を描いたものはあまり好かないのだけれども、理想的に嫌味がなく、素直に良いなと思えたし、ボロボロ泣くよ。一皮剥けた主人公の旅立つ姿。そして祖父的立ち位置のガス。最後の最後で消えるはずだった両親と祖父のアンデットの3人に、更に与えられた10年。それを唯一受け入れたガスのあと10年の欲の話しは何処まで泣かせるのかと。ガス好き。偏屈爺さん最高となった。
そして後半は、死者の街を出、出会ったハーフエルフのメネル。己の村を救うため、隣村を襲おうとし、それをウィルによって阻止され、捕まり捌かれる所を救われ、その後、共に旅に出、絆を深め、友人となる。
絵がとても可愛く、美少年を通り越して美少女顔。ウィルもだけれど、メネルもなので、その他のキャラクターと並ぶと一層際立って、圧倒的美少女2人組。そして、個人的に主人公があの顔で基本力押しの筋肉ゴリラなのが凄くいい。メネルも、強気でツンツンしているのにも関わらず、マントの下がかぼちゃパンツなのエロくないか。何故そこだけ乙女なの。可愛過ぎる。第10話のCM明けすぐの回想シーン。夜、宿屋で寝台に座る主人公と窓辺に立つメネルの後ろ姿。思わず二度見したよ。だけれど、ここまで美少女コンビだと掛ける気にはならないなと。
後半は外の世界へと出たウィルには様々な出会いがあるのだが、小人族の吟遊詩人ビィに行商人ドニオ。凄腕冒険者レイストフ。魅力的なキャラクターが多い中、こいつ絶対悪者だろうという風貌の神殿長バグリー。実は滅茶苦茶面倒見が良くて筋の通った良い人というの、もう、この顔がイケメンに見えるとか、登場からは絶対に想像できないし、真っ直ぐ素直なウィルとのやり取りが面白しろかった。
都でワイバーン素手で絞め殺し、王からパラディンの称号を受け賜りったウィルを助けるという苦労を抱え込んだバグリー神殿長はもう2人目の最高お爺ちゃん登場でときめきしかなかったね。
パラディンとして集落の復興や魔物退治をするウィル。第11話でお金が魔法以上に魔法みたいだと感想を述べるのとか、純粋で物事を見る目にフィルターがかかっていない言葉に胸が締め付けられる。寂しいのが怖いという言葉も刺さった。だからこそ、最後、強い物が患う病にかかる流れで、中二病的思考で暴走する主人公に何処までも好感が持てた。
OPが灯の神様グレイスフィールが歌い出す絵で始まるのは、この物語が主人公ウィルの物語りであると同時に、神への信仰と共にあるという暗示させていたのかな。言葉少ない神が大きな口を開けて歌う絵。物語りが主人公の一人称の語りで進むのと対照で印象的だった。曲と相まって広がる感覚。無言の存在感。輪廻に返すという絶対的安定した生死感がある世界は、不安定な治安や状況を描いているにも拘らず安心して見られた。作り込まれた独自の世界観は入り込みやすくて、嗚呼、良いなと。
物語りはまだまだ途中。コミカライズでは魔獣を倒した後に、酒場でビィがアンデット家族の3人の英雄譚を詠い、アニメでは旅立ち都に付いて早々に詠われ、第12話は魔獣を倒して終わるという編成だったのだが、個人的に早々にウィルがその詩によって救われて良かったなと思う同時に、自分は強いと暴走した後に聞く方が主人公の心のありようとして自然な流れな気もして、この語り継がれた英雄譚が持つ一区切りした感じも薄れ、残念だったなと思う。だけれども、第2期への希望としてはアニメの流れとして良いのかなとか。
総評として上の下。第2期楽しみ。コミカライズも新刊楽しみ。

 

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『舞妓さんちのまかないさん』

全36話視聴完了。
漫画の第1巻が出た時、折角京都で舞妓さんなのにあまりに普通なごはんにがっかりした覚えがある。京都ならでわのおばんざいなどの食文化が垣間見られることを期待したのだと思う。だが、巻数を読み進めるごとに、自分が勘違いをしていたことに気付いた。この物語が、舞妓さんという馴染みない京都特有の職業に就く特別であって特別でない普通の少女たちの日々と、それを支えるまかないさんをする少女のさりげない日常物語だと。
主人公は、舞妓さんの才能がなかったにも関わらず、一方でそれを支えるまかいないさんとしての才が開花した、料理上手なおっとりマイペースなキヨちゃん。そのキヨちゃんと舞妓を志して共に青森から京都の屋形に来た、努力家で真面目な100年に一度の舞妓になるかもしれない逸材と言われる、百はなという名で舞妓として店出しをしたすみれちゃんことすーちゃん。
アニメは、もう一人の幼馴染の野球少年ケンタが料理人を目指して京都に来ることとか、すみれの淡い恋心やら、3人の幼馴染という関係性が際立ち始める手前で終わっており、最初から最後まで穏やかな日常の10分アニメ。
そして、末にキヨちゃんと百はなと、突っ込み役の眼鏡姉さんの3人で登場した料理や食文化の豆知識「今日のまかない」があった。
本編のお料理はどれも美味しそうだったけれども、個人的に印象的だったのは、第26話のおうどん。キヨちゃんが風邪で寝込む市のおかあさんに前まかないさんだったおばちゃんに聞いて作った京風の甘く煮たお揚げと透明のお汁のおうどん。北関東出身としては、キヨちゃんのおうどんの汁が黒い方が馴染みがあるのだけれども、関西で過ごした学生時代に知った透明なお汁のうどんは衝撃的で、普段作るおうどんはすっかり透明なお汁になったのだけれども、やっぱり病気の時はお醤油とみりんで黒くて甘じょっぱいおうどんを作ってしまうのだよなと。
度々登場する青森の郷土料理も魅力的だった。イカメンチ。みそ貝焼き。ひっつみ汁。知らない物って更に魅力的になるよね。イカメンチは特に美味しそうだった。かきいもちはついお取り寄せを検索している自分がいた。それと青森だとけいらんとか、いつか食べてみたいなと思っている。
お雑煮は、京都の白味噌仕立ての丸餅も、青森のクルミだれも両方出て来たのは面白かった。
ご当地パンの回で登場したイギリストーストはシンプルに美味しかったな。そして温泉パンを紹介されたのは嬉しかった。温泉は使っていないけれども、温泉パン。そのまま食べても、薄くスライスして食べても、他にはないみっちりどっしりほんのり甘くて、大好き。色々な味もあって、クルミとキャラメルが特に好き。ずっと行けていないけれども、喜連川の道の駅で大量買いしてしまう。あまり何処かに紹介されたりしないので、今日のまかないでさっと名前が出た程度なのに、ついお取り寄せてしまったよ。美味しかった。そして思い返してまた食べたい。
キヨちゃんの作りおくクッキーも、大量に作るミートソーススバゲッティも、揚げたてドーナツも、ホットドッグも、甘酒も、もう、食べたい気持ちでいっぱいになるね。完全に食欲を刺激されて、もう、お腹が減る。今こう思い返してもお腹が減る。
穏やかで真面目なキヨちゃんとすみれの二人にも癒されるけれども、普段知り得ない舞妓さんがどんな日々を送っているのかもも面白かったけれども、ゴハン大事という前提が良かった。毎日お台所に立ち続けて、常に穏やかにいられるキヨちゃんが家にいたら最高だなと思う。ただ、京都の寒い冬に湯たんぽ抱えているのにも関わらず、常にショートパンツなのは気になるね。寒そうだった。
総評として上の下。毎週の楽しみが終わってしまった喪失感があるけれども、まだまだ漫画が続くのが楽しみ。

 

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『サクガン』

全ep12視聴完了。
SF。娘と父の旅。でっこぱち幼女。夢の地を探す旅。なんだろう。皆が好きそうな物が詰め込まれ、丁寧に作られた作品だと思う。画面は綺麗。安定し面白かった。が、これぞという場面やキャラクターがないというか、とても良くできたアニメだけれどもフェチズムに欠けるという印象。面白かったけれども、よく出来過ぎているからこそ印象に残りにくいなと。
ストーリーは、岩盤に隔てられたコロニーで暮らす人々。その外にある危険な未開拓地であるラビリンス。そこを開拓し、地図を埋めるマーカーと呼ばれる存在。主人公はマーカーを目指す、僅か9歳にして大学を卒業した天才少女メメンプー。そして、その父である元マーカーであるガガンバー。極彩色のネオンとスモッグに覆われたピンインというコロニーでワーカーとして暮らしていたが、突如現れたカイジュウに襲われ、昔馴染みで共に旅に出ようと約束したマーカーの親子であるウォルシュとリンダを失ってしまう。そしてガガンバは倉庫街に隠していたボットでカイジュウに立ち向かい、そして、娘を旅立たせるのではなく、共に旅に出ることを選択する。
目指すはメメンプーの夢の中に存在する未知の土地。
賢い娘と馬鹿な父親。無鉄砲で頭でっかちな娘と経験を積んだ大人の父親。そんな2人の旅に、ガガンバーと因縁のあるザクレットゥという昔の仲間の妹と、ハッキングを得意とする不良少女少年団のリーダーだったユーリが加わり、更に管制局の職員でエリートなメローロも関わって、賑やかな旅路となる。
途中、第8話。ガガンバーの元仲間の死と言う過去と、共に旅をしていたザクレットゥがその弟と発覚し、行き違いやあれやこれやで命を懸けた打ち合いに、完全に死んだか、消えたのかと思ったガガンバーが次の第9話で結構普通にまた一緒に旅をしていたのは、あの喪失感とか、悲しいと思ったのとか、何だったのかと、ちょっと納得はできなかった。
そして、最終話で明かされたメメンプーの出生の秘密。最終話だよ。前振りあったのか、なかったと思うか。ガガンバーと血が繋がっていない、にじの子という存在だと発覚して、急展開。でも親子の絆はそんなこと関係ないよと。また旅に出るよと。
「今ならまだ夢のまま終われる」「だって私は賢いんだ」と泣くメメンプーに「お前はガキだ」「お前の旅を見届けるって決めたからな」と。感動のシーンのはずなのに、なんだろう。用意された場面過ぎて、上手く感情がのせられなかったよ。ただ、やっぱりよくできていたなとは思った。自分がもっとひねくれていなければ良かったのかもしれない。
印象的だったのは、名前。メメンプー。ガガンバー。ザクレットゥ。メローロ。文字にするとわかりにくいのに、声に出すと意外と言いやすくて耳心地が良い名前だなと。他に聞かない音で面白いなと思った。
途中、メメンプーがあまりに子供で自分勝手だなと思ったが、子供なんだよね。最終的に最後までちゃんと子供で、父親が見守っていて、なんだかそれが良かった。
総評として中の上。

 

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『殺し愛』

全12話視聴完了。
印象的な場当たり的な場面を重ねて作られた物語と言う印象。雰囲気恰好良くはある。
ストーリーは、単独行動しがちで訳ありなセキュリティ会社リッツランサポート商会に所属する腕利きの新人賞金稼のシャトーちゃん。仕事中、総軍した殺し屋ソン・リャンハ。圧倒的な力の差のあるソン・リャンハにナンパから始まり、何故か異常な執着を受けるシャトー。暴走気味な彼女に他を焼く社長に、淡々とした常に顔がデフォルメされた経理担当のジム。船上での護衛。謎の組織。ソン・リャンハを取り巻くあれやこれやに巻き込まれたり、二人の因縁の過去が明らかになったりと。
全体的な感想として、物語りの本筋が何処にあるのかわからなくて、どう観たら良いのかわからなかった。重い過去を背負った主人公ヒロインに無償の愛を捧げる危ない男に素直に胸キュンするには含みがあり過ぎるし、主人公の失った過去を辿るミステリーサスペンスというには断片的過ぎる.
まず、世界観がよくわからない。そもそもこの物語の舞台はヨーロッパなのか。現代なのか。多国籍な登場人物に、すかすかの背景。重要であるはずの警察組織の存在感のなさ。印象として、場面ありきで作られたかのような雰囲気があるにも関わらず、描き込みが足りなくて感情移入しにくい気がした。キャラクター以外をどう見たらと。そして肝心のキャラクター自身もわかりやすい愛嬌やキャラ付けではない、どちらかというと淡白で感情の流れがわかりにくい。これ、原作の方がどうか知らないが、背景や世界観の作り込みが細かければとても面白かったのだろうなと思う。異常性恋愛ミステリーサスペンス的要素で。
完全なネタバレとして、第11~12話でシャトーちゃんとソン・リャンハの間にあった過去の繋がりと、ソン・リャンハがソン・リャンハになったきっかけが明らかになるのだけれども、おそらくそれがはっきりとした物語の肝となるにも関わらず、やっぱり、よくわからなかった。
ただ、やっぱり幼いシャトーちゃんが自分を助けようとした元ソン・リャンハを恐怖と疑いで撃ち殺してしまったという過去は衝撃的で印象的だった。そして銃で打ったはずの元ソン・リャンハが死にかけながらも車を運転してシャトーちゃんを逃がそうとしたことも、同じ名を名乗る少年の抱える過去と執着と、まぁ、印象的な場面を作る点で、この事実に向かって含みを持たせた場面の組み合わせで繋げていくという作り方としては正攻法なのかもしれない。
で、結局シャトーちゃんはなんだったのだろう。最終的に恋愛で良いのだろうか。シャトーちゃんの愛の目覚めというか、他人を知ろうとするという人間的変化と言うとことなのだろうか。
やっぱり背景の描き込みが欲しかった。背景がより場面を印象付ける。あと、最後の最後で、屋根に上がった二人の顔の比率が狂うの、本当によろしくないよ。そして急に銃を抜いて鳩が飛ぶのは、必然性がなさ過ぎる。
総評としては中の中。

 

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『失格紋の最強賢者』

全12話視聴完了。なろう系の異世界転生。ただし、異世界の同じ世界内での転生。チート主人公のメインヒロインありのハーレム。
舞台は、中世ヨーロッパ風の魔法の世界。生まれ持った紋章により、己の能力が決められる中、主人公は、世界最強の魔法使いであった賢者ガイナスは、己の紋章が魔法戦闘に向かないことを知り、転生魔法によってはるか未来で魔法戦闘に最適な紋章を持つマティアスとして生まれ変わった。しかし、その時代では失格紋と呼ばれる紋章であり、魔族が裏で暗躍し、魔法が衰退した世界だった。そこでマティアスは賢者の記憶と知恵と、その失格紋によって、次々と世界の常識を覆していく。
主人公無双のざまぁ系ではない、ご都合主義的爽快感。
ただ、動画だとメインヒロインのルリイの上着がどこで固定されてずり落ちないようになっているのか謎過ぎて、ずっと気になってしまった。あのバランスで良かったのだろうとか。完全に主線とは違ったことに気を取られてしまう。まぁ、イリスのお袖も気になるっちゃ気になるけれども。ルリイ動きにくくないのかな。
あとは、完全に個人的趣向としてギルアスがエロくてエロっとなった。醸し出される受け感。登場第8話の俺様強気キャラから急に素直可愛いおバカキャラ。そして第10話のピンチに駆けつけるギルアスの再登場。ちょっと知的系片羽根魔族との戦闘、何処がと言うと説明できないが、美味しいと思ってしまった。Mっぽいんだよな。肉体に反動の大きいレア魔術発掘しちゃうとか、なんか、もう卑猥。おっぱいちょっとあるのも。たまに不意打ちで腐の気持ちが溢れる。
最終的に、俺たちの旅はまだまだ続く終わり。それにしてもマティアスはそんなに強くなってどうしたいのだろう。

コミカライズを先に読んでいたので、それ以上でも以下でもなく。
総評として中の中。

 

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