アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『プリパラ』

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『プリパラ』1nd~3nd全140話と『アイドルタイムプリパラ』全51話視聴完了。多分、1話も逃していないはず。

2014年から4年間か。長かったような、短かったような。らぁらちゃんがアイドルとしてスタートした時からずっと見守り続けてきて、嗚呼、ついに終ってしまったよ。あまりに思い入れが強過ぎて最終話付近はずっと涙止まらなかったし、何度も見返したし、嗚呼、らぁらちゃん。凄く好き。もうデザインが可愛い。可愛くて久々に落書きしてしまったよ。画力とか色々アレなのですが、愛が深過ぎて、何もなく気持ちの整理がつかなかったので。

らぁらちゃん。もう、配色が可愛いよね。紫に黄色て、私の心のNo.1アイドルであるクリーミーマミと同じ色。幼い日に再放送で見てそれ以来夢中なまみちゃんの再来かと思ったよ。滅茶苦茶可愛い。プリパラには魅力的なキャラクターは多々いるけれども、断然、デザイン的にも完成されていて、らぁらちゃん凄く素敵。時点で妹ののんちゃんも魅力的だけれども、姉妹コンビ最高だったけれども、それもらぁらちゃんあっての魅力だったり。

なんだろう。思い入れが強過ぎて、色々思う所はあったものの、何も感想が書けない。可愛い。最高。凄く良かった。そればかり繰り返してしまう。女児向けアニメ特有の突っ込み所はあるものの、そりゃ、4年も毎週欠かさず観ていれば、彼女達の人間性も成長や努力も自分は知っているわけで、大好きにならずにはいられないでしょ。仕方ないよ。自分の元にはいつプリチケが届くのだろうかと、毎日、待っていたよ。まぁ、それに関して言えば近所のSEIYUで小銭突っ込まないと無理なわけで、そこは最後の一線と思い、踏みとどまっていたわけで、当然、そんな状態の自分にプリチケなんぞ届くはずはないのだけれども。それでも心の中では「みーんな友達。みーんな大好き」というらぁらちゃんの言葉が支えとなって。嗚呼、嗚呼、わかっている。もういい加減大人なのにちょっと気持ち悪い事言っているって。わかってはいるのだよ。でも『プリパラ』の前では止められない。

好き。凄く好き。今までアイドルたちが舞台の上に立つのを憧れつつ眺めていた自分にとって、尤もここで言うアイドルとは『アイカツ!』であったり『魔法の天使クリーミーマミ』『魔法のステージファンシーララ』『きらりんレボリューション』『アイドルマスター』であったりと二次元限定ではあるのだが、そんな中で『プリパラ』に関して言えば下からではなく、横から、人間味溢れる友達として存在しており、それが衝撃的だった。

個性豊かなという言葉はキャラクターを表現するのによく使う言葉ではあるのだが、『プリパラ』のアイドル達は可愛いだけでない、アイドルとして成立しているのかすらわからない子もアイドルとして対等に舞台に立つというのが特徴的であったのでないだろうかと。その尤も最たるグループは「うっちゃりビックバンズ」。ぽっちゃり系のちゃん子にあじみ先生にコスモでもう年齢も体系も関係ない、凄く驚いたし、夢中になったよ。

また、主要メンバーでもあるボーイッシュなドロシーと乙女ちっくなレオナの双子。レオナは男の娘で、さらりと自然にジェンダーレス的な要素を放り込んできたのも驚きの要因の一つであった。誰もレオナが男であることを責めないし、そのままの姿で受け入れて、特別扱いをしない。そんなアニメ今まであっただろうかと。

『プリパラ』は衝撃的だった。凄かった。好きで好きで、もう、最終回が信じられない。だけれども、多分、まだまだ自分自身の中で生き続けるのだろう。残念ながらスケートをしている頃から観ていたプリティーシリーズも色々な都合により『プリチャン』の視聴は断念したのだが、これからもプリティーシリーズを影ながら応援していきたいと思う。『プリパラ』最高だった。ありがとう。

総評としては上の下。余談ではあるが、『プリパラ』を観ていないはずの主人に何の脈略もなく「かしこま」とメールをすると「ゆめかわ」と返って来るので、嗚呼、結婚して本当に良かったなと思った。