アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『少年ハリウッド』

全13話来場終了。

なんか、薄ら寒かった。

劇場「ハリウッド東京」を舞台に、アイドルを目指す少年たちの青春物語。十年前、一世を風靡したアイドルグループの後継として誕生した新生少年ハリウッド。穏やかで平凡な高校生カケル。高校中退で元ヤンというか、良く言えば純粋、悪く言えば馬鹿で流されやすいリーダーのマッキー。元子役でコンプレックスと戦う可愛い担当のキラ。施設出身で初代少年ハリウッドのファンでもあったトミー。プライドが高くアイドルに気恥ずかしさを感じ、ミュージシャンを目指すシュン。

思春期らしい悩みや葛藤を乗り越えながら夢に向かって頑張っていくというストーリーで、うまく入り込めれば面白かっただろうが、個人的には難しかった。単純にイケメンたちのキャッキャうふふでもないし、BがLという妄想もしにくく、なんか、等身大の少年なんて本当のところ知りもしないが、リアルに描こうとしているのかなと。決してそれがつまらなかったというわけではないが、入り込めない故の目の前をすり抜けて行くストーリー。絵もリアルな感じで、それが余計に加速させた。

総評としては下の上。だが、来年一月からの第二期はきっと見るのだろう。