アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『青春×機関銃』

全12話視聴完了。

またタイトル読めないよ。青春でアオハルって、なんかもうタイトル界のキラキラネーム的な。そしてそういう読み方は実はそこではもう常識になっているのではとか色々考えてしまう。

まぁ、タイトルは置いておいて、内容自体はなんか突っ込み所満載ではあるものの、キャラ萌えあり、戦闘シーン(?)はカッコいい。腐女子的感覚では凄く楽しめた。

少年的主人公、実は女子高生の立花蛍は正義大好き、まぁ、その正義が何なのかはよくわからないのだが、突っ走りがちな性格。友人がホストに騙されたと勘違いをし、偶然、同じアパートに住んでいるホストの松岡正宗を断罪しようとし、サバイバルゲームで決着を付けることになる。その後、松岡率いるサバゲーチーム「トイ☆ガンガン」に加入することになり、そこで同じくアパートに住むエロ漫画家雪村透と出会い、次第にサバゲーの面白さに魅了されていく、そんな感じのストーリー。

その後、松岡は過去に色々あったり、立花は自分が女であると言えなかったり、もうそこは早く言えよと突っ込みながらの最終回だったのだが。なんか、立花が男と勘違いされているだけに無駄にホモっぽいというか。元々、そんな感じを意識されて作られていたのだろうが。設定的には花ゆめ系の「桜蘭高校ホスト部」とか「花ざかりの君たちへ」とかそんな感じになるのだろうけれど、主人公がまったく女子っぽくないというか、それ以上に主人公の「正義」に対する猛進と気違っている感じが強調されてうざさが感じられなかった。寧ろ性別とかどうでも良い感じというか。個人的には自分の名前を何故か「タチバナ」と苗字読みしているのが可愛くて好きだが、なんか謎だなとも。立花がどんな生活環境で育ったのかちょっと気になる。原作、手を出そうかとも思っているのだが、なんか、人間関係複雑そうで面倒なのかなと考えてしまう。

一番の見所は第7話の藤本の決戦かな。めちゃくちゃかっこ良かった。後は、攻めっぽいかなと思っていた松岡が受けというかへたれ過ぎて、残念イケメンにしか見えなくなってしまったので、最終回にいまいち入り込めなかった。

総評としては中の上。キャラ萌えアニメでした。