アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『アンゴルモア 元寇合戦記』

全12話視聴完了。

面白かった。負け戦なので、基本的に悲劇ではあるし、全然すっきりしないけれども、凄く面白かった。

1274年秋にある歴史的事件「元寇」を描いた作品。主人公は、鎌倉幕府によって流刑され、嵐の海を渡り対馬に着いた元御家人、朽井迅三郎。流人たちは、島の主である宗氏の娘・輝日姫によって、蒙古の大軍と戦う為に最前線である対馬に送られたのだと伝えられた。朽井迅三郎を中心に始まる、圧倒的に不利な戦。それぞれの「一所懸命」を貫く彼らの葛藤と覚悟の戦い。

個人的に歴史などよくわかっていないというか、本当に勉強と言うものが苦手で疎いので、フランス革命新撰組も色々諸々を漫画とアニメで知るような人間なので、元寇というのも今回この作品でそんなこともあったのだねと知ったのだが、歴史的事件を元にしているって、その後がわかっているから、なんか、終わりに向かっているのだろうなと途中から切なくて仕方がなかった。戦は負けではあるけれども、別解釈としては生きているから勝ちとも取れて。先がわかっているからこその胸が締め付けられる感じが面白い作品ってあるのだなと。

輝日姫がいつ朽井迅三郎に惚れたのかよくわからなかったが、主人公がどんどん男前に見えてくるのでそんなこともあるだろうなと思った。

総評としては中の上。漫画、3巻までしか読んでいないので、続きを読まねば。

 

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