『異世界おじさん』 - アニメの感想。

全13話視聴完了。
色々仕方がないし、だから何というわけでもないのだけれども、一気に観たかった。コロナの影響で伸びに伸びて、最終話だけ別枠にもなったり。ただ、あまりにも出来が良くて、面白かったので、再放送分も、その後2回目の放送分も、もっと言うならばリアタイと録画で、こんなに何度も繰り返し観た作品って最近はなかったなと。

変化球異世界転移物。
ストーリーは、2017年の17歳の時に交通事故で昏睡状態になっていたおじさん、実は、その精神は異世界に転移していたと。異世界の魔法を手にして目覚めたおじさんは、色々あって甥っ子のたかふみに引き取られ、ルームシェアをすることとなる。たかふみに異世界の冒険譚を語る、というか魔法でその映像を見せる一方で、自身のSEGA愛と、ゲーム実況と、魔法で、ユーチューバーとして生計を立てつつ、たかふみの幼馴染の藤宮も交えつつ過ごす、ちょっと奇妙な日常。新感覚異世界コメディ。
個人的に、おじさんがめっちゃ好みでやばかった。どストライクど直球で好きなタイプ。ここ一番の最推しイケメン。そりゃエルフもおじさんのこと大好きになっちゃうよ。異世界で顔の良くない設定だとしてもモテちゃうよ。漫画の段階でもかなりきていたが、アニメであの声付いちゃったら、久々画面に恋してる、私。とかなっちゃって、もう、最高だった。好き。大好き。潤った。
おじさん、まずガリで長髪眼鏡。そして礼儀正しい。自分の好きなことには真っ直ぐだし、正直だし、さらりと優しいし、自分がどんな状況に置かれてもブレない。そして絶望しない。自分がブレない。ちょっと崩れる顔がまた可愛い。好き。
そして、適度な距離間で珈琲を淹れるたかふみも良かった。多分、近親系がちょっと苦手だからか、かけようとは思わないのだけれども、そういう腐った感じの観点なしで、男同士の適度な共同生活ってちょっと良いなと思う。また、団地というのが良いなと。
印象的だったのは、おじさんがおばさんになって藤宮に絡む回。おじさん可愛いかった。
ゲーム、殆どやらないのだけれども、SEGAとの思い出は、昔、学生時代にお年玉でプレステを買うか、セガサターンを買うか悩んでセガサターンにして、早々に開けたままにした蓋に躓いて倒してしまい、それ以来、セーブができなくなってしまったため、一度、ゲームを始めると、何日も電源が落とせなかったなと。そして、そんな状況でもセガサターンを選んだことは後悔してはいなかったのだけれども、何故かプレステを選んだ妹が勝ち組だったなと漠然と思っていたなと。あと、メガドライブと言う名前が格好良いなといまだに思っている。
総表としては上の中。