アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『URAHARA』

全12話視聴完了。

パステラカラーの可愛らしいポップな絵柄。兎に角、原宿カワイイが詰め込まれているのに、内容がちょっと考えると怖いこと多くてびっくりしたわ。倒したスクーパーズという謎のモンスターがスイーツになって、それをパクパク食べているのも、それによって主人公の少女たちが自らスクーパーズになってしまうのとか。もう、餓鬼かという感じで食べている姿はもういっそグロテスクだったよ。カワイイだけにギャップがきたよ。

絵を描くのが好きでストリート系ファッションの須藤りと、感情的で洋服を作るのが好きで女優を目指すファッショニスタなロリータスタイルの白子まり、夢中になると周りが見えなくなる研究者気質の知識豊富で開発発明が得意なプレッピースタイすの綿紬ことこ。そんな女子高生3人組が春休み限定で原宿にある、ファッションやスイーツなど自分たちのオリジナルグッズを扱うお洒落なお店PARKを、春休み期間限定でオープンしていた。が、突如現れた奪うだけでモノを作り出すことができない宇宙人スクーパーズ原宿に現れた。そこへ哺乳瓶型のロケットが墜落し、中からカワイイ謎のロリッ子丸野みさとエビフリャーが。3人はみさに貰ったアマツマラで変身し、スクーパーズを撃退。原宿を守るため、街を覆うバブルを出現させ、原宿は守れれたが外に出られなくなってしまった。繰り返し襲ってくるスクーパーズに、亜空間「URAHARA」を展開して戦い、お菓子に変えて食べる。そんな中、クレープ屋のさゆみんとの出会い。

メインは敵と戦ってというよりも、戦いを通じて自分自身を見詰めなおして、クリエイティブとは何か、何故作るのか、そんなことを考える物語だった。女子高生の悩み成長する姿。オリジナルとは。本当はどれもオリジナルなどないのではないかとか。物を作る人間には辛辣な問題を投げかけてくるよねと。

まぁ、最終的に原宿自体か彼女達の妄想であったりとか、色々と怒涛の展開に目が離せなかったなと。最終的にみさがクリエイティブできるようになって、和解したりで、ハッピーエンドだったのだけれどもね。

個人的にさゆみんも彼女たち3人の妄想で、それをみさが自分たちで作って殺すとか凄いですと褒めている姿が怖かったわ。そして印象的。

総評としては中の中。カワイイのコーティングが嫌いじゃない。

 

URAHARA Blu-ray-BOX

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