アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『四月は君の嘘』

全22話視聴完了。

音楽漫画が映像になって音が付いたら最高だよ。それも切ない少女漫画なら尚更。腹のそこからぞわぞわする期待と喉の奥が熱くなるような切なさはピアノであったり、ヴァイオリンであったり、そんな音と共に一気に溢れそうになった。

天真爛漫傍若無人で病弱な春風のような美少女宮園かをりと、ピアノの弾けなくなった天才ピアニストの少年、有馬公生。公生は母親の死をきっかけに自分のピアノの音が聞こえなくなった。そこに現れたヴァイオリニストの宮園かをりは彼を巻き込むように再びピアノを弾かせる。幼馴染で公生のことを好きな体育会系少女、椿。女子に人気のある男友達であり、宮園かをりが好きだと言った渡亮太。「すきになったのは友達をすきな女の子」どこから見ても宮園かをりは公生が好きなのだけれど、そんな言葉が一層切なくさせた。

青春ラブストーリーと一言では片付けられないし、天才ピアニストの挫折と成長と言うには足りない。そんな感じの話しだった。

あと、最終話のピアノの映像綺麗過ぎ。

総評としては上の中。凄く良かった。