アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』

全12話視聴完了。
なろう系。悪役令嬢婚約破棄。主人公の人生ループ物。
主人公は15歳の公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナー。物語りは主人公が王太子から婚約破棄される場面から始まる。実はその婚約破棄は7回目。彼女は20歳で死に何度もその場面に巻き戻っていた。商人に始まり、薬師、侍女、騎士見習い、と様々な人生を歩み経験を積んで、7回目の人生こそ長生きし、のんびり過ごそうと。しかし、城を出るタイミングが悪く、偶然出会った残虐で悪評の高い、前の人生で自分の命を奪った、ガルクハイン国の皇太子アルノルト・ハインと出会ってしまい、そして求愛を受け、元敵国ガルクハインに嫁ぐこととなる。そして始まる彼女の知識と経験による無双な日々。
画面が華やかだった。カラフル。特に主人公の髪の色がピンク色でドレスもそれに合わせられているので、画面から浮いているように思えて。でもお顔もお化粧濃いめの睫毛バサバサなのが、アルノルド殿下もなので、派手だなと。もう色だけでなく、お顔も、お衣装も派手で、例えばおっぱいが異様に丸くてドレスの形の不自然さが気になるなど、決してそれが洗練られている風でもないので、寧ろその粗雑さが個人的に見易かったなと思った。
物語も、主人公無双でサクサク進む。主人公が誰にも邪魔されないで、能力があるって安心しかないねと。そしてそれがループ7回目だからとしても、あの婚約破棄からここまで巻き返せる主人公は基本スペックが高い。何回目というか、若くて体力があり記憶力がある伸びしろな時期を元々高スペックな主人公が繰り返し得た経験値って強いなと。そしてそれが主人公が努力して得た経験となると印象が良くなるなと。まぁ、その7回目転生のの集大成が戦争を止めるだとか、だらだらした生活を送りたいとか、まぁ、色々ありはするのだろうけれども、王子様との婚約からの結婚なんだなと。
コミカライズを先に読んでいたので、概ね同じような構成で進むので、絵がカラフルでサクサク見易かったなと。ただ、コミカライズの最後に読んだ所がアニメでは前だったので、最後、どうまとめるのかと思ったが、最初から最後までご都合主義主人公凄いで終わってスッキリした。
個人的にもう少しアルノルド殿下と主人公の胸キュンラブがもうちょい欲しかったなという物足りなさがあった。まぁ、わかりやすい両想いの安心感は良かった。ただ、男装した主人公に迫るアルノルド殿下はちょっとBがLな雰囲気につい画面に釘付けになってしまったのは、もう仕方なかったよ。最近、良いBL漫画を読んでいないからも。本屋さんの棚縮小が痛い。
総評として中の中。EDの絵が綺麗だったな。

 

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