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異種間恋愛物。現代を舞台にした鬼(吸血鬼?)と人の恋愛を主軸に、鬼と人間の共存という社会の問題と個人の問題と混在しつつ物語が進むため、なんだろう。冒頭にて主人公である2人の出会い、鬼でありながら警視庁公安五課で鬼の犯罪を取り締まっている安斎さんに、その捜査の途中に大学院生の平つかさと知り合い、恋仲となるのを受け入れられないと、最後まで置いてけぼりを食らうなと。なんと言うか、つかさちゃん、目の前で今まで仲良くしていた男友達が鬼で人を襲っていたため逮捕されたのに、急に現れた同じく鬼の安斎さんに唐突なキスで惚れて、イケメンだからか、なんか、一目惚れにしても、つかさちゃんの惚れ所がわかぬと。何故そんなに献身的に尽くすのか。いや、男女の惚れた腫れたでそんなこと言うのが野暮ってものなのだろうけれども。それから、安斎さん関連で嫁入り前のお嬢さんのお顔に傷が残ってしまったりとかあるのだけれども、それも思い入れがないまま見ていると目に引っ掛かるというか。綺麗に演出されていれば違ったのだろうなとは思う。最終話の安斎さんの口の周りの血も、ケチャップにしか見えないという。なんだろう、終始、なんだかなという感じだった。
電子書籍でも爆発的人気を誇るとあったのだが、読んだよ。1巻無料で公開していたので。無料分多目で宣伝していれば、確かに目に入るし、読者も増えると思う。それを爆発的人気って言われてもと穿った見方をしてしまうけれども、漫画は、面白かったよ。自分は基本的に電子で試し読み、紙で買う人なので、漫画買おうかなと思っていたけれども、取り合えずアニメ始まるのか。楽しみだな。それを見てからにしようって。試し読んだ時はつかさちゃんが安斎さんに恋に落ちたのも、安斎さんときめくわぁと、納得だったはず。絵的にもモノクロが栄えるのだと思う。特に目の下の隈とか、色が付くとわざとらしく感じたり。
勝手な印象としては、少女漫画版『東京喰種『東京喰種トーキョーグール』 - アニメ視聴否忘失録』かなと。異種間共存位しか共通点ないじゃんと言われればそれまでなのだか、なんとなく、なんか近く感じた。
総評としては中の中。
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