アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『博多豚骨ラーメンズ』

全12話視聴完了。

とんこつラーメン関係のアニメかと思えば。『ラーメン大好き小泉さん(『ラーメン大好き小泉さん』 - アニメ視聴否忘失録)』を見た流れで見始めたので、てっきりラーメン話しかと思えば、福岡を舞台にした群像劇だった。一見平和な街、福岡。しかし、人口3%は殺し屋、探偵、復讐屋、情報屋、拷問師、etc。裏では犯罪が蔓延し、殺し屋業激戦区。殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであるという。一時期、「デュラララ」とか池袋が危険な街で舞台だったけれども、今や福岡が日本で一番デンジャラスな街なのかな。大阪の天王寺もすっかり綺麗になって、飛田も普通の街化しているぽいしなとか。銃とか手榴弾とか暴力団とか、もう、福岡が熱いのかもしれない。

物語としては、闇組織に囚われ女装し殺しを行う林憲明。そして、生まれも育ちも博多の九州男児で豚骨ラーメンと明太子と野球を愛する探偵で、裏の顔は腕利きの殺し屋「にわか侍」で、「殺し屋殺し」屋の異名で呼ばれる、馬場善治。そんな二人の出会いと同居と、色々重たい過去を持って妹を亡くしたリンちゃんが心を開いていく、そんな感じなのだけれども、なんだろう。リンちゃんと馬場がもうお付き合いしているというか、好き合ってないと、BがLしていないと成立しないのではなかろうかと、そんな感じだった。何故、馬場はいくら良い人でも何故リンちゃんを受け入れたのかとか。いつの間にか凄く仲良くなっているし。親密だし。多分、自分の目が腐っているからそう観えたのだろうか。そうなってくると、猿渡と新田もできていても可笑しくないとか。そんな風に見えて仕方がない。

さっくりバイオレンスライフで数話完結で、見やすくて面白かったし、福岡推しな馬場とリンちゃんの噛み合わない会話とか、凄く好きだったのだけれども。個人的にどうしても駄目だったのは、服装が、なんか、もう。リンちゃんのいつも着ているブラウスにジャケットとか、制服みたいなの。事務員かよと突っ込まずにはいられなかった。そして馬場の襟開きの大きな白ニットとか。何、萌系なの。モテたい女子みたいな。むしろリンちゃんが着ていたら良いのにと。どうしてもメイン2人の服装が許せなくて最後までもやってしまった。

総評としては中の中。音楽、格好良かった。

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ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アーティスト盤>

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博多豚骨ラーメンズ オリジナル・サウンドトラック

博多豚骨ラーメンズ オリジナル・サウンドトラック