『シュガーアップル・フェアリーテイル』

全12話視聴完了。が、思いっきり引いた最後に、第2期は7月から放送と。
舞台は、人間が妖精を使役する、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界。妖精の大好物でそのいつまでと知れぬ寿命を延ばすとされる聖なる砂糖菓子。それを作る者は銀砂糖師と呼ばれた。主人公は、銀砂糖師だった母を亡くしたばかりで、自らも銀砂糖師を目指す少女、アン・ハルフォード。彼女は銀砂糖師の称号を得るために、年に1度、王都で開催される品評会に参加するため旅に出る。そして、その護衛のために戦士妖精シャルを購入する。黒曜石から生まれ、強い力と黒髪の美しい外見を持ちながらも、その口の悪さと、人間を信用しないシャル。しかし、友達になりたいと願うアンとの交流の中でシャルもその心情が変化していく。更に、アンに命を助けられ、その恩返しをしようとするお喋りでトラブルとムードメーカーなミスリル・リッド・ポット。アンを妨害する様々な困難と、3人の旅。
程よいときめき具合。主人公ちゃんがこれぞいかにもイメージする「女の子」であるにも関わらず、目的と意思がしっかりしている。良い具合に完璧でないスパダリ的な存在。適度な守られ具合。それでいて込み入っていないけれども、きちんとしたストーリーライン。きちんと作り込まれた妖精の設定。更に、綺麗な絵。面白い要素しかなかった。久々にOPもCMの間がもどかしい位に続きが気になってしまった。
個人的に、異種族恋愛と黒いストレートの長い髪のイケメン。更にキラキラ男子たち。更にはごはんが美味しそうだったのと、砂糖菓子ってもう素敵しかないと、好きな要素が多かったなと。砂糖林檎から精製される銀砂糖なんて、もう、スミレの花の砂糖漬けみたいな溜息が出る。
総表としては中の上。続きが待ち遠しくて仕方がない。

youtu.be