アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』

全12話視聴完了。
なろう系。異世界転生悪役令嬢物の変化球。悪役令嬢の登場する異世界ファンタジーを舞台とする乙女ゲーの世界に、介入できるという。
主人公は、放送部に所属する男子高校生の遠藤君。彼は同じ部の乙女ゲーム大好きな小林さんに好意を持っていた。そして、小林さんの勧めで「まじこい」というゲームを2人で一緒に実況と解説をしながらプレイすることとなる。そして何故か自分たちの声が一部のキャラクターに届くことに気付く。神の声として、破滅予定のツンが強すぎる悪役令嬢リーゼロッテを救うため、奮闘する2人。次第に王太子であるジークヴァルトもローゼロッテの不器用で可愛らしい一面に気付き、迎える新たなエンディング。
平行して進む2つの世界と恋物語
前半というか、主にお話しの主軸が緩い恋愛物。そしてツンデレの心情解説によって一気に可愛く感じるという面白さにあった。が、後半の畳みかけるような神様どうのと現実世界とゲーム世界の在り方的な急展開。
個人の問題を壮大な話し風にしがちだった。なんといいうか、個人の事情で世界を巻き揉まなくてもと言う。ギリシア神話的なあれ。
急に神がどうのやら、2つの世界がどうのやら、ただでさえ無茶苦茶なストーリー設定に加えて、神様の世界創造まで持ち出されてしまい、流石にそこまでは面白く見られないわと思ってしまった。
最終的にゲーム世界に現実世界の2人が乱入して、一見、ハッピーエンド風な終わりにはなる。しかし、何がどうしてそうなったと、一視聴者としては完全な置いてけぼりを味わった。導入は面白かったのになと。
総表としては中の中。

 

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