アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『魔装学園H×H』

全12話視聴完了。

ちょっとこんなエロアニメ、地上波で流して宜しいのでしょうか。規制ってなんだろう。何かしらん。もう、本当に、局部を映さなければ何でもよいわけではございませんのよ。ここまで行為を直接的に、しかもかなりマニアックなプレイまで。エロアニメ、個人的に見ないわけではないし、聖痕のクェイサー』『ヴァルキリードライブマーメイド(『ヴァルキリードライヴ マーメイド』 - アニメ視聴否忘失録)』とかも個人的に嫌いじゃないのだけれど、だからこそ、作り手の場所を選んだ自主規制をして欲しいと願ってしまう。しかも、幼げヒロインのシーンは完全にDVD特典とかCM打って、こういうのがアニメ嫌いな一定層を完全に否定できない要因になってしまうのだよと。

まぁ、そんな色々思うところはありつつも、基本的に作品自体には、馬鹿エロって嫌いじゃないなと。好きではあるのよと。戦場に突如現れるラブルームとか、ハイテクプレイルームは笑ったわ。特に第6話の場面転換は目を見張る物があった。白い部屋から、和風庭園に、教室ネコミミとか。唖然ですよ。更に接続改装に、絶頂改装とか。最終話の傷無君のレベルアップで変身シーンの尻がキュッと締まって、吐息がとか。可笑しいよ。可笑しいしか出ないよ。あと、もう音がエロアニメ過ぎて、最近、暖かくなってきて、窓を開けたままアニメ見ていたのだが、ちょっと音がヤバいってなったよ。もう。これ、地上波で放送したものだよね。自主規制ってなんなの。

トーリーとしては、人類は「第一次異世界間衝突」と呼ばれる異世界からの侵略を受けた。それから十数年後、人類は第二次異世界間衝突を懸念し世界各地に緊急避難用の海上フロートを作り、そこで暮らすようになった。ある日、姉からの命令で日本フロートに所在する「戦略防衛学園アタラクシア」を訪れた、主人公の少年、飛弾傷無。傷無には特殊能力である「接続改装」があり、アタラクシアに通う女子生徒にエッチな行為をすることにより、彼女たちが装着するパワードスーツである魔導装甲(ハートハイブリットギア)の能力えお飛躍的に高め、その魔導兵器と同等に戦えるようになるのだった。

のだが、エッチな行為ね。いきなり3Pとか、授業中の教室とか、全校集会の舞台とか、もう、本当にエロ漫画では王道かもしれないが、実際やったら引くわという変態プレイの数々。もう、傷無君は淡々とするのだけれど、寧ろそれが変態的で怖い。しかもその行為は姉を始め、捜査本部的な所から見られているとか。公開エッチって。何? 傷無君はエロ動画サイトのプロデューサー兼男優兼配信者なの?? あと、彼、誰でも「キレイだよ」と言えばやれるって思っている節ない? やれているけど。なんだろう。淡々としているのに、拭い切れない童貞臭さは。まぁ、これを普通のアニメと並べられるのはちょっとと思うよ。駄目だよ。

この手のアニメって音楽が凄く好みのことが多くはあるなと。特にEDの真名杏樹の歌う『ちッ』は可愛くて好きだなと。映像は、ミラーボールに丸いベッドという昭和ナイズな雰囲気で微妙ではあったけれども。

総評としては下の上。エロスと叫ぶマイブームを引き起こされて、もう、駄目だと思わさせられた。エロス!

 

 

魔装学園H×H (角川スニーカー文庫)

魔装学園H×H (角川スニーカー文庫)

 

 

 

『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』

全12話視聴完了。

「銀河の果てまでKiss一丁! よろこんでー」とか叫んでいる場合じゃない。『ゆるゆり『ゆるゆり さん☆ハイ』 - アニメ視聴否忘失録)』以来の茶番と苦痛。個人的に。何故か個性的で被らない4人しかいないアイドルユニットのキャラクターの判別が難しいという謎。突っ込み所しかなく、30分が長く感じる割に忙しいアニメではあった。凄いなと。

銀河級にきらめく青春(ステージ)Big Bang! ピタゴラスプロダクションからデビューしたアイドルユニット「MARGINAL#4」。荒れ狂うシューティングスター、レッドな桐原アトム。静かに輝く一等星、ブルーの藍羽ルイ。優美でクレイジーなジェミニ、緑の野村エル。アーティスティックなジェミニ、黄色の野村アール。4人は先輩ユニット「LAGRANGE POINT」と、後輩ユニットである「UNICORN Jr.」と共にアイドルとして成長していく、だけれども、一歩ステージから降りると普通の現役高校生。アイドルプラス日常学園コメディ。メンバーの紡ぎ出す夢と絆のBig Bang。ね。Big Bangですよ。

色々と受け入れ難い所はあるものの、うどん回とか、個人的に気になってどうしようもなかったのが最終話。ピタドル総出演の「ビッグバンフェス」を数日後に控えたある日。銀河の果てまでキスを届たいメンバーはロケットにキスをしたCDを乗せて送ることになったのだが、うっかり「LAGRANGE POINT」のCDを種子島宇宙センターに送ってしまった「MARGINAL#4」のメンバー。アトムはロケット発射場にある種子島に単身向かい、CDを届けた時。もう、宇宙に何か送るのって1グラム単位で途方もない金額がかかるのではないのに、CDって、データで良いじゃんと思う自分が。さらに他のピタドルのCDも乗せちゃうとか、大丈夫? って。なったよ。その後、案の定、台風に巻き込まれて帰って来られないアトム君。交通機関全滅。ライブの時間に台風直撃とか。いくら会場が地下から駅に直結しているからって、観客の安全を考えたら、ライブ決行とかどうかと思いつつ、の、メンバーでチャーター便でアトムを迎えに行って台風の目が丁度会場の真上に来た所を上空から飛び降りて、とか。危険でしょ。操縦者も「どうなっても知りませんよ」とか言うよ。死ぬよ。でもって台風の目ってあんなんなのか。とか。もう、「俺たちが流れ星になったみたい」って、リアル流れ星なるよ。宇宙は始まらないよ。キスから宇宙はできない。駄目だ。もう可笑しい。折角、空から命がけで飛び降りたのに、その演出はないのねとか。自分的にはそこにめっちゃ突っ込んでいたが、知人はセットリスト変更までしたのに歌うのが4人のMARGINAL#4ではなく、3グループで歌うんだという所だったので、人はそれぞれ気になる所は違うのだなと衝撃だった。

まぁ、でも色々飲み込んでも「銀河の果てまでKiss一丁! よろこんでー!!」は印象的で頭に残るね。一丁という響きとアイドルのアンバランスさが良かった。

総評としては下の上。

 

 

TVアニメ「MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang」OP主題歌「WeMe!!!!」

TVアニメ「MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang」OP主題歌「WeMe!!!!」

 

 

『アイドル事変』

全事変12視聴完了。

トーリーは、アイドルが政治家。突っ込み所しかない。

彼女たち、全員アラサーかと焦ったわ。びっくりしたわ。ニッポンパラレルワールドなので、実際の日本とは常識が多々違うのね。本当に、国会議員参議院は30歳以上だったよねと。あんなに可愛くても、実家の畑をなんとなく手伝っているパーカーにひらひらミニスカートのツインテでアラサーかぁ。とか。焦った。怖いって。パラレルね。16歳ね。いや、高校は? 星名先生、公民勉強なさっていないでしょう。それはそれで怖いよ。

アイドルなのか政治家なのか。もう、「政治家がひらひらしたスカート履いて歌って踊る必要はない」と言われて、最終話でも「国政にパフォーマンスは不要」と言われていて、最もと。そこ言っちゃ終わりじゃないかなとか。まぁ、よくわからないおっさんに投票するより、可愛いアイドルに投票した方が良いのかもしれないと思ったり。でも「みんなを笑顔にしたい」と『プリパラ』だってもっと深いよ。政治家の物語りとしては、浅くって、アイドルとしては『アイカツ』劣化版。何とも言えなさがあったね。それが面白くもあったけれども。

まぁ、何も解決してはいない。ライブで歌は、なんとなく達成感あるよね。そんなラスト。嫌いじゃない。

総評としては中の下。印象的ではあった。特にCMの「総理、総理」と叫ぶ主人公は暫く忘れられないだろうな。

 

 

 

『ノーゲーム・ノーライフ』

全12話視聴完了。

突然、引き篭もりオタクが異世界行っちゃう系ファンタジー。そしてチート設定。好き。凄く好き。更に異常な兄妹愛的距離感に、依存。駄目男の気配のする目元に常に隈があるとか素敵兄、ソラと、丁度良い美少女ロリ妹、シロ。腕に王冠。セーラー服に王冠。デザイン的にもツボった。でもって天才的頭脳でチート状態。良いね。凄く良かった。

トーリーは、ニートで引き篭もりの兄妹ソラとシロ。ネットでは「  」(空白)の名で無敗を誇る天才ゲーマー。そんな二人の前に神を名乗るチトという少年が現れ、10の盟約によって全てがゲームで決まる異世界へと召喚してしまう。異世界には16の種族が存在し、その最下位に属するのが最弱の人類種(イマニティ)。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前の人類を救うため、ソラとシロは頭脳バトルに挑む。

面白かった。最初のイマニティの国王選定の生きたチェスで、単なるゲームではない感じと、ソラのキャラクターにはまって、次に、しりとり。乳首とま○こを消して、女性服を消すとか、もう、想像もできなかった。これってありなのかと。で、コンピューターゲーム。面白かった。所々、魅せられるソラとシロの絡みも、卑猥ではない独特の距離感と空気。チェスのときに手摺に座らせる仕草に、酸素を共有するためキスをする二人に、上げればきりがない。良かった。

総評としては上の下。映画化なのね。2期はやらないのかな。原作買おうかな。

 

 

 

 

『うらら迷路帖』

 全12占視聴完了。

可愛い。ゆるっとふあふあ。ちょい百合系。まぁ、第10話だったかな。卑猥って受け取る方が卑猥であったりすることあるよね。しずかちゃんのお風呂シーンも、別に何も思わなければ思わないし。NHK教育の『パジャマでおじゃま』に規制がかかるだんて考えもしなかったよ。個人的趣向は多々あれど、まぁ、人は何てことないものに反応したりもするからね。ロリ最強とか言っている自分が言うなというのはあるけれどね。まぁ、二次元ロリが好き。三次元が苦手。しずかちゃんに何も思わないわけではない。

舞台は、占いの町、迷路町。和風と中華ファンタジー混合みたいな感じの世界感。人々に道を示す「うらら」と呼ばれる占い師が集まる町で、山育ちで動物に好かれるけれど人間の常識がちょっと欠けた少女、千矢。そんな彼女は紺と小梅という同い年の少女に出会い、更にノノという人見知りの少女も加えて、共に棗屋で占いを学ぶ生活が始まる「うらら」を目指す少女たちの日常ゆるふあコメディ。

占いの口上が長くて呪文みたいで格好良かったな。難し気な言葉を可愛い女の子がすらすら言うというの可愛いかったなと。

千矢がおなかを触って良いよと、動物的降伏を表すのも、個人的に良かった。が、まぁ、前途に述べた感じで卑猥だ卑猥だと叫ぶイケメン系女子の警備隊十番地隊長の佐久が、もう、ちょっとそういうキャラだったのだが、うざい位の印象を受けた。まぁ、佐久とニナ先生でもうカップル感はあったから余計にね。萌え主張が激しかったのだよ。

面白かったけれど、特に印象に残ることもなく。ああ、千矢の金太郎さん的衣装が個人的に好みだったなぁ位で、特筆することもなく。

総評としては中の中。

 

 

 

『小林さんちのメイドラゴン』

全13話視聴完了。

ちょっ! 肉!! まにあっく。ヤバい。幼女が、もう、なに、あの良い感じぽっちゃりむっちり。カンナに才川の女児コンビ。カンナちゃん。膝裏まで肉の感じが、もう。特に第7話の水着回のスイカ割りは凄かった。良かった。もう。もう。枕叩くよ。全力で枕叩く勢いだったよ。『くまみこ(『くまみこ』 - アニメ視聴否忘失録)』以来の個人的満足感。素晴らしかった。良い。

トーリーとしては、独り暮らしの疲れたOL小林さん。突然、尋ねて来たドラゴンが目の前で美少女メイドに変身。角に尻尾にメイドなドラゴン、トールと、様々なドラゴンたちとのはちゃめちゃコメディ。

小林さん、本当にOL? 仕事に行く服装とか回りとの距離感とか一人の時の生活習慣とか、これがアラフィフ男性だったらしっくりくるなと。OL感、皆無。なので、これもよく『きらら』系などで見られる実はおっさんの擬人化なのではなかろうかとか。小林さん、第3話でいきなり3LDKに引っ越したり、いきなり同居することになった女児を小学校にさらりと通わせたり、その経済力とできる感じは良い会社で良い年齢のおっさんなのかもと。でもって、その包容力とできた人間っぷり。今まで真面目で出会いのなかったおっさんである小林さんに、ドラゴンだけれどメイドな美少女と素晴らしい女児が急に一緒に暮らすことになったお話しならば、夢のある話しだなと。そして小林さんがお父さん。トールがお母さん。カンナが娘。それで家族だと自然だなという構成。コメディだけでなく、他人との付き合い方、家族のあり方など、結構、シリアスな感じで挟んできたり。

しんみりしそうな要素はありつつも、全体的にマニアック。濃かったので、そっちに目が行きがちだったよね。カンナの良い女児だけでなくね。

ルコアの縛乳むっちり痴女に、翔太君のオネショタ具合。エロかった。

更に、黒髪ロン毛執事の服のゲームにはまっていつの間にか同人誌まで作っちゃって夏コミにもでちゃく脱力系ドラゴン、ファフニールと小林さんの同僚で実はオタクな滝谷さんとの同居も良かった。ここ、同居から同棲になっても良い位。兎に角、濃かった。第7話は水着回に滝谷さんとファフニールとの2人の良い具合な距離が見えた夏コミ回とで個人的に凄くツボった。そこからの最後、ファフニールの人間というか滝谷を受け入れる感じ。雨の日に洗濯物を取り込むだけでなく、畳んで、更に玄関にタオルまで。無言でやっちゃう感じ。もう。ラブ。好き。

流石、京都アニメーションだったよ。ふと見た瞬間、いつでも絵が崩れていない。特にそういうの気にしない方ではあるのだが、凄いなと思った。

総評としては中の上。さらりと凄く面白いアニメ見たなと思った。

 

 

 

『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』

全13TRIP視聴完了。

良い感じのテンポで、やや個性的な愛嬌あるキャラクターたち。時事パロネタに、勢いのあるOP.。秋葉原を舞台にさっくり面白い作品だった。元はリアルな秋葉原を舞台にしたゲームなのね。確かに、アニメの背景もリアル。ただ、正直、秋葉原を舞台にオタク主人公なアニメとか凡庸過ぎて、寧ろこのアニメのできが良かっただけにすぐに忘れてしまいそうな。アキバ自警団とか、もう何処かで聞いたことのある響きだし。

トーリーとしては、秋葉原を舞台に「バグリモノ」と人との戦いに巻き込まれたオタクな少年、伝木凱タモツと、彼を取り巻く美少女たちの物語り。ヒロインである万世架まとめを助けようとして、バグリモノに刺され瀕死状態になるも、まとめの「セツリゴエ」によって上級バグリモノとなり、まとめの眷族として生き返る。そして、後悔のない人生。やりたいことをやり尽くす、というモットーの元、趣味とその資金稼ぎのアルバイト漬けな日々を送る。また、有紗アホカイネンというタモツと同じ特撮が好きで仲良くなった金髪美少女に、妹のにわか。博士。彼女らと友に秋葉原自警団「でんきマヨネーズ」としてバグリモノから秋葉原を守る。

全体を通して、凄く楽しめるアニメだったよ。第3話のあのプールとか、思わず笑っちゃったし、第7話のブラック居酒屋も個人的に好きだった。珍しく洗脳とか色々あるけれど、それ以前に、アルバイトで働く主人公、良いね。最近、なかった。彼、凄く好感が持てたよ。それに、第9話のカードゲームをパロった回はカードゲームは破壊力あるなと、改めて思わせてくれたし。だけど、一番、印象的だったのは最終話までの一番の盛り上がり、表現の自由問題うんぬんの関係で中止になりかけたイベント「アキバフェス」の現実でもやるよというCMで、会場が「神奈川市民ホール」だったということ。アキバじゃないんだ。ちょっとした衝撃だった。

あと、秋葉原から出られなかったら「コミケ」も「ワンフェス」も行けないけど、主人公、大丈夫? とちょっとした疑問が。

総評としては中の中。イヤホンズ、活動していたのね。『それが声優』で終ったものだと勝手に思い込んでいた。OP良かった。