アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『コップクラフト』

全12話視聴完了。

ハードボイルド系ファンタジー的刑事物。

ストーリーは、15年前に太平洋上に異世界と繋がる超空間ゲートが出現し、その向こうには妖精やヴァンパイア、魔物が住んでいた。太平洋上にあるカリアエナ島のサンテレサ市は異世界からの移民が住む都市。世界で最も新しい夢の街。その一方で、蠢く数々の犯罪。それに立ち向かうサンテレサ市警察。刑事ケイマトバと、異世界人の騎士ティラナ。麻薬、売春、武器密売。性別も性格も生まれた世界も違う二人が出会い、共に事件に対峙する。

キャラクター原案が村田蓮爾さん。この方の描かれる女の子、印象的で透明感があって可愛い。好き。何処かの民族衣装風の凝ったデザインのお衣装が良い。おっさんと少女の組み合わせ、親和性があるよね。そんな感じで個人的に好きな要素が詰め込まれていて、単話でドラマ性があって面白かった。

総評として上の下。放送禁止用語が満載らしい原作読みたいけど、最近の積み本が積み上り過ぎていて手が出せない。悩む。

 

youtu.be

「COP SHOW, WITCH CRAFT」

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  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: Prime Video
 
コップクラフト 1[Blu-ray]

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  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: Blu-ray
 

『キャロル&チューズデイ』

全24話視聴完了。

観ている間は夢中だった。主人公の2人の歌に涙があふれて、嗚呼、なんて素敵な物語なのだろうと。本当に頭の中に2人の少女が生きていた。一時の、夢のような作品。とても面白かった。凄く面白かった。

だけれども、ストーリーを反芻すると、音楽を愛する家出少女チューズデイと孤児だった少女キャロルが出会って、キャロルアンドチューズデイというユニット組んで、デビューして。そこまでが前半。後半は政治的問題でアーティストの自由が奪われるようになり、それに反発した主人公たちがライブをする。とても単純な物で、音楽もとても良かったのだけれども、ストーリーの中に組み込まれた一つなので、アニメの中で聞く音楽と、その後、CDで聞いた音楽だと印象が変わってしまう。

何が良かったと説明できない。全体としてよくできたアニメで、面白かったのは確かなのだけれども、何がそんなに自分を惹きつけたのかわからなくなった。

チューズデイ可愛かった。前髪パッツンが好き。チューズデイという名前ぽくない名前のキャラクターが好き。キャロルの住んでいた家が恰好良かった。理想。主人公と、そのライバルのアンジェラだけでなく、ちょい出のアーティストたちの音楽も聞き入ってしまうくらい良かった。特にデビューをかけたオーディション番組は画面から目が離せなかったな。個人的にマーメイド・シスターズの曲、好きだった。細々とはあるけれども、圧倒的に全体としての完成度が高く、トータルで良いからこれがと言えないのか何がと言えない理由かもしれない。

なんだか24話ってとても長いのだけれども、映画を見終えたかのような印象だった。完成度の高いアニメだなと思う。

総評として上の中。

 

#1 True Colors

#1 True Colors

  • 発売日: 2019/12/27
  • メディア: Prime Video
 
TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.1

TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.1

  • アーティスト:various
  • 発売日: 2019/07/31
  • メディア: CD
 
TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.2

TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.2

  • アーティスト:various
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: CD
 

『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』

全File.12+総集編視聴完了。

太めの線に主人公の正義中がどかんと来るわりに後味すっきりなのは構成自体が単純というか、わかりやすかったからだろうか。

ドラゴンをヒエラルキーの頂点とし、エルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など、多種多様な種族がなんとなく共存する世界。しかし、ドラゴンはほぼ人間と変わらぬ姿となった。そんな失われたドラゴンの力に心酔した凶悪テロ組織ナイン。主人公の青年七月清司は、9年前ナインの起こしたエアポートテロ事件に巻き込まれ、ある警察官に命を救われ、自らも警察となった。そんな彼が配属されたのは対ナインとして設置された、各エキスパートでありながらも、はぐれ者集団で個性的なメンバーを集めた警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課。通称トクナナ。そこで警察ドラマあるあるなニックネーム、ルーキなんか付けられて、次々引き起こる難事件に、ナインと対決したり。

最終的に拳で殴り合うようなエンディングが大変好感が持てた。ただ、なんだか個性的といいつつ、よくあるキャラクターの集合体のような感じで、各メンバーはあまり印象に残らなかったなと。

個人的にベトナム料理が出て来たのが印象的で、生春巻きが食べたくて初めて作った。あれってなかなか上手く巻けないのね。難しかったよ。あとフォーが食べたい。

総評として中の中。

 

PV  https://youtu.be/hk6t6wsGa3c

 

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- 第1巻 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA アニメーション
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Blu-ray
 

 

『ガーリー・エアフォース』

全12話視聴完了。

ラノベ原作。美少女×戦闘機。

突然出現した謎の飛翔体ザイ。それに対抗するために開発された既存の戦闘機に改造を施したドーターという兵器。それを操るために作られたアニマ。主人公の少年、鳴谷慧は上海脱出船団で日本に向かう際にザイに襲われ、その際、グリペンのアニマに出会う。その後、避難先の祖父母の家で暮らす中、偶然、グリペンと再会し、自衛隊基地でバイトと称して、彼女のそばにいることとなり、同じ戦闘機に乗ることになって、あれやこれや最前線で共に戦うことになる。

ストーリーというか最終回が原作が続いているからというのもあるが、それにしても中途半端。何一つすっきりしない区切りで、中途半端だった。とりあえず終わりにしようとした感じで、引っかかるというよりも、さらりと忘れそうなラスト。微妙にわかり憎いパロディネタ。そして主人公のヒロインたちに対する態度も中途半端。いや、おそそらくメインヒロインであろうピンク髪の子を始め、アニマという人間の少女の姿をした対ザイ戦闘用自動操縦機構の子らにはこの手の物語にはよくある範囲であるとは思うのだが、幼馴染の主人公と共に中国から避難して来て一緒に暮らす少女、宋明華に対して、凄くどうでも良いような態度を取っており、何なんだろうと。映画の話しとか、買い物中に急に放置するのも、身内だから甘えているのか、何なのか。それなのに、最後の最後で自分の行動に理解と許しを求めるとか、どんだけ都合の良い女扱いしているのかと、見ていてドン引きだった。

これは戦闘機を描きたいがためのアニメだったのだろうか。いろいろな設定をなんとなく詰め込んで、戦闘機の擬人化ではないが、それに限りなく近い感じで。なんだろう、特筆することがあまりなかったかのように思える。女の子は可愛かった。中国から始まる脅威って、なんか、今の現状に似ている気がするなとか。そんな感じ。

総評として中の中。

 

ガーリー・エアフォースⅠ [Blu-ray]

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ガーリー・エアフォース (電撃文庫)

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『モブサイコ100 II』

全13話視聴完了。

 

sobraniepinks.hatenablog.com

第1期に引き続き、同様にとても良かった。面白かった。第2期はモブ君の成長と、それに伴って更に師匠は師匠になる的な。もう少し踏み込んだ2人の関係とか。

今回は、モブ君の家が焼けちゃったり、ちょっとグロ目の演出が、あの単純な絵だからこそ余計にグロく感じた。

最終的にちょっと泣ける。良かった。

総評としては上の下。何か面白いアニメってある? と聞かれたら、この作品を勧める。

 

ビリビリ ~誰かが見てる~

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  • メディア: Prime Video
 
モブサイコ100(1) (裏少年サンデーコミックス)

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『東京喰種トーキョーグール:re』

第1期『東京喰種トーキョーグール』全12話。第2期『東京喰種トーキョーグール√A』全12話。第3期『東京喰種トーキョーグール:re』全24話視聴完了。

sobraniepinks.hatenablog.com

やっと終わった。完結。なんだろう。全部見ていて、原作も最初の方は読んでいたのだけれども、いつからこんなわからなくなってしまったのは。:reになってからか。そんな気がする。今回、『東京喰種トーキョーグール:re』の後半の13話~24話を見たのだが、本当に全くわからなかった。いや、ストーリーはなんとか追えていたはずなのに、全然わからなくて、正直、感想とか何を書いたら良いのかわからない。ただ、最終回で主人公が「主人公きどりか」と言われていて、うん。主人公だよ。と思い、それが全てだった気もする。カネキ君にみんなが付いて行ったのも、彼が何を考えていたのかも、彼の魅力とか、そういう所が置いてけぼり過ぎて、それがわかれば、もっとこの物語を楽しめたのかもしれないとも思う。最後にリサに「ありがとう」とか言っちゃう主人公、自分には本当に理解できなかった。

総評としては中の下。最後まで見たという達成感。

 

Tokyo Ghoul:Re - Part 1 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: Funimation Prod
  • 発売日: 2019/05/28
  • メディア: Blu-ray
 
東京喰種トーキョーグール:re 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

『ライフル・イズ・ビューティフル』

全12話視聴完了。

最終話の枠を別で取るの、本当に見逃すから止めて欲しい。年末年始があったし、仕方ないのかもしれないけれども。

何処かで見たことのあるキャラクターたちが、女子高生というキャッチーな感じで、ビームライフル競技を紹介する。それが全てだったような気がする。体裁としては部活、全国大会、もっと言うならばオリンピックを目指すとなっている。構成としては、可愛いキャラクターの紹介と競技の解説が主軸で、個人の成長であるとか、試合を通して物語りがあるとか、そういう感じでもなかった。ものすごくあっさり廃部された射撃部を復活させて、地区予選で勝ち残り、全国大会に出て、まぁ、団体準優勝。個人戦に至ってはダイジェスト風にあっという間に消化しての最終回で唖然とさせられたよ。

主人公は金髪ボブに真っ赤なリボンがトレードマークの小倉ひかりちゃん。普段はそうでもないのに、試合になると全国レベルの腕前に。明るく人好きする性格で、誰とでも友達になれるちょっと天然さん。なんだろう。可愛かったのだけれども、そこはかとなく自分大好き。自分以外には興味ない。友人らとの会話から、まぁ、主人公だから当然んなのかもしれないけれども、ちょっと上から見たいな言い方とか感じられて、純粋に可愛い天然少女だけで流せなかった。内容よりもキャラ重視の作品だったから、あえてなのだろうけれども。好みは別れるよね。

そして、美少女ツンデレお嬢様の姪浜エリカ。もう、あの赤い射撃スーツがさ。あの配色でなければ、流せたのかもしれないけれどもさ。アスカじゃん。エヴァ惣流・アスカ・ラングレーの二次創作かと思ったよ。

試合中、ちょいちょい入る挿入歌のキャラソンもなんだかなぁだった。

思う所はちょいちょいあったけれども、ビームライフル競技って全く知らなかったので、それはちょっと面白うで知れて良かった。それに尽きる。

総評としては中の下。

 

ライフル・イズ・ビューティフル Blu-ray BOX 1 (特装限定版)

ライフル・イズ・ビューティフル Blu-ray BOX 1 (特装限定版)

 
第1話 『ホワット・イズ・ビーム』

第1話 『ホワット・イズ・ビーム』

  • 発売日: 2019/10/17
  • メディア: Prime Video
 
ライフル・イズ・ビューティフル 1 (ヤングジャンプコミックス)

ライフル・イズ・ビューティフル 1 (ヤングジャンプコミックス)