全24話視聴完了。
原作、江戸川乱歩は、何処まで表記して良いのだろう。乱歩先生。ついこの間見た『乱歩奇譚(『乱歩奇譚Game of Laplace』 - アニメ視聴否忘失録)』の方がまだ乱歩先生リスペクト感があったよね。
今回は、『少年探偵団』を下敷きにした2030年の近未来。謎の探偵、明智小五郎の下に集う少年探偵団。ある日、メンバーの黄色ジャージ天真爛漫元気っ子な花崎健介は謎の少年、小林芳雄と出会う。小林は謎の霧により、死ねない身体になってしまい、そのため自殺願望が強く、常に「死にたい」と口にする少年だった。そんな小林に興味を持った花崎は少年探偵団に誘い、死ぬ方法を見付けてやるという。彼らの出会いはやがて、世紀の犯罪者である怪人二十面相と明智小五郎の因縁と絡み合い、二人の運命を動かしていく。
と、もう、怪人二十面相×明智小五郎の痴話喧嘩に巻き込まれて、もう、いい加減に素直になれやと。更に天然たらしな明智さんは少年たちを魅了し、井上君も花崎君も夢中になっちゃうし。そこ、ちゃんとくっ付いておいてってなったよ。特に第18話の明智さんの戦場回想シーン。二十面相さん、間に女を挟んで「僕じゃもう君を満足させられないから」と言うの、どうなのよと。フミオさんやってけないよ。キスをしたら相手を魅了するギフトとか、急に言われても。そういう問題でもない感じが二人の間にあるでしょと。「君に刺激を与えたいんだ」って、いや、そう仰るならそれで良いのですが、それはもうお二人でとなった。更に、最終話では天真爛漫キャラだった花崎君が実は面倒な感じに拗らせて、それでも頑張るって、明智先生の代わりに二十面相に対峙した時、「先生にあいつは殺せない」って頑張るのだけれど、それもそれでどうなとと、明智さん、最終的に二十面相助けるし。もう、ちゃんと通じ合っているのに、子供巻き込まないのと。そんな目線でしか彼らを見られなかった。仕方ない。そんな作品。
総評としては中の下。GACKTさん良かった。
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