アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『RELEASE THE SPYCE』

全EPISODE:12視聴完了。JKスパイ物の態だが、情報戦略も密偵感もなく、ゆるいアクションと、師弟関係と軽めの百合。

何処かで見たことのあるようなキャラクターに、爪が甘い世界観に、まるで生かされない主人公の能力などの設定に、薄っぺらさばかりが目に付いてしまった。

舞台は一見平和で平凡な人情味あふれる商店街のある空崎市。しかしのの平穏な日々は、私設情報機関ツキカゲによって守られたものだった。ツキカゲは、どの国にも属さない、陰ながら平和を守る正義のスパイ組織。少女にしか効かない能力を上昇させる特製スパイスと、独自の師弟関係で技術を継承し、鍛え上げた自身の能力で戦う。そしてそのスパイスが効かなくなったとき、少女たちはツキカゲを引退し、協力員として街に溶け込んで生活をするか、ツキカゲ一切の記憶を消して元の生活に戻るかを選ぶ。主人公は、空崎市に住む女子高生、源モモ。他人を舐めることにより、健康状態やその感情がわかるという特殊能力を持つ。でも、まぁ、そんな他人を舐めるとかしていたら変な子だし、舐める機会もないよね。第一話でその能力を披露するに辺り、友人を舐めているのだけれども、汚いし、気持ち悪いと思ってしまったのは、自分が若干潔癖症だからだろうか。友達同士でも嫌だよ。でも、JKから舐められるとかご褒美なのか。無理だった。最も、スパイ活動で他人を舐めるとか、そんな機会もなさ気だし、健康状態や感情をわかったところで、それでどうなのとは思う。まぁ、そんな彼女の成長記録と、彼女の慕う師匠で先輩の半蔵門雪との関係性が物語の主軸。そして、敵の存在、犯罪組織モウリョウとの戦い。

アクションシーンはちょいちょい良かったかなと思う。第7話「初芽より愛をこめて」のヤクザにカチコム女子高生は異様に格好良かった。洗脳された五恵ちゃん。でもパンツは見えない。皆、スカート短いのに流石だった。師匠の説得で洗脳が解けるとか、意味はわからなかったけれどもね。

あと、なんで忍者なのだろう。スパイスとか。本当に設定が生かされない謎要素がちょいちょい入っている。

個人的に記憶に残ったのは、商店街のお肉屋さんのコロッケというだけでもうおいしそうだよね。と、音楽は良かった。

総評として、中の下。

 

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