アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』

全12話視聴完了。
ストーリーは、主人公の深夜まで会社で仕事をする伏原さん。そんな彼女を心配して追い出そうとする小さな幽霊ちゃん。それに黒猫のみゃーこ。そして伏原さんのアパートの隣に住み絵の仕事をする倉橋さんと、メイド幽霊のリリィ。可愛い幽霊ちゃんたちに癒される、ハートフル日常コメディ。
精神的に癒されても、肉体的には癒されないので不安になる。社畜さん、常に目の下に隈が消えない。誰か自分を気にかけてくれている他人がいるというのは重要かもしれないが、それも幽霊と。ゆるふあ可愛い系なだけに、更に怖い。
最終話にて、「心身疲弊した人間は人ならざる存在を視認することができる」と心配する神に「最高じゃないですか」と返す伏原さん。完全に狂気だよ。あの子たちは家族ですからと。それが全てだとか、正しいだとかは決して思わないが、結婚して子供を作ってとは全く微塵も考えないのかなとか。いや、そもそも伏原さんが女性のキャラクターではあるも、これは物語を柔らかくするための女体化擬人化的なあれかもしれないとか。女性特有の生き難さ的な物も感じられないし。
その後、アパートが原因不明の火事でお引越しなのだけれども、不動産屋を営む学生時代からの友人に再会するも、その彼女も幼女幽霊を視えてしまうのって、皆、実は心身疲弊している人ばかりで怖い。
仕事に対して、伏原さんが今勤める会社があったから幽霊ちゃんたちに出会えたから後悔はしていないと言うが、転職はちょっと考えるべきでななかろうかとおもう。
本当の最終回は、社畜さんが過労死して幼女幽霊さんとずっと一緒にいられるエンドなのでわと想像してしまって、ちょっとした恐怖だった。
総評として中の中。

 

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