アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ノラと皇女と野良猫ハート』

全12話視聴完了。

萌系5分アニメ。主人公がネコになるのだけれども、主人公、いらなくない? 必要性が何処にも見付からないよ。可愛い女の子がキャッキャうふふ。あれ? それ以上のストーリーが思い出せない。先ほど、見終えたばかりだというのに、不思議。

大筋はちょっと変わった美少女学園者。地上世界に住むノラという少年が冥界の皇女パトリシアの魔法により猫にされてしまう。ノラの意思は何処にも見られず、なんと言いますか、主人公を作った上での第三者視点という点では凄く良い設定だよねとは思う。

まぁ、おっぱいが丸いな。丸いよ。それ以上、何も出て来ない。

総評としては下の上。

 

『賭ケグルイ』

全12話視聴完了。

まず、オープニング「Deal with the devil」が凄く格好良い。絵も構成も音楽も、思わず目が離せない。そしてそのままアニメ本編まで目が離せない。綺麗な絵柄に、ころころ変わる表情。お人形のような美しいお嬢さん方のお顔がどんどん崩れる。もう、変態しかいないし、恐ろしく変態的で、一瞬を見逃すと、どんなどんでん返しが何処にあるかわからない。臨場感が半端ない。気が付いたら夢中になっていたよ。あっという間の12話だったよ。

舞台は、上流階級、政財界の子女が数多く通う名門、私立百花王学園。そこは生徒同士のギャンブルによる階級制度に支配された閉鎖された世界。頂点に立つのは生徒会長である桃喰綺羅莉率いる生徒会メンバー。そして上納金が下位100位になった場合に陥る家畜。「ポチ」と「ミケ」の札を首から掛けられ、差別され、蔑まれ、尊厳すらもなく。物語りは、そんな学園に黒髪ぱっつん美少女の蛇喰夢子ちゃんが転校してくる所から始まる。そんな彼女と仲良くなった冴えない家畜であった鈴井さん。夢子ちゃんのおかげで家畜脱出したり、金髪ツインテ王道美少女な早乙女芽亜里ちゃんと仲良くなったり。生徒会に挑んだり。まぁ、夢子ちゃんは生粋のギャンブラーで賭け狂っていて。

夢子ちゃんの無邪気に両手を合わせて話す感じ、凄く可愛い。頬を染めて興奮する夢子ちゃん。不自然な乳袋のある制服すらも魅力的に見えるね。これは惚れるよ。キチガイ生志摩さんもやられちゃうよ。第9話でアイドルになって「恋のロシアンルーレット」を歌って踊る夢子ちゃん、めっちゃ可愛い過ぎ。ユメミちゃんの目に宿る☆と夢子の光のない瞳の対比が良過ぎだよ。そして最終話の生徒会長とのギャンブルの見せ場。思い掛けない鈴井さんの告白にイっちゃう夢子ちゃんの急変、もう、素敵。面白い。夢子ちゃんの異常性が詰め込まれ過ぎ。可愛い。キャラも動きも凄く可愛い。動き、何だろう、なんか独特で目で追っちゃうのは、動きが大きいのかな。ゆっくりなのかな。なんか、独特の何かがあってちょっと本当に魅力的。

総評としては上の下。

 

 

『ひとりじめマイヒーロー』

全12話視聴完了。

きた、BがLで、もう大好物です。癒しです。変態お兄ちゃん、口元のホクロがセクシー過ぎます。犯罪です。この大柴兄弟に悶えるしかないね。小悪魔なの? 悪魔なの?? 大魔王なの??? もう、翻弄されっぱなしの12話ですよ。ありがとう。

掴みは大柴家の弟君こと友情小悪魔な健介に、再開したきらきらイケメン支倉麻也君の「また絶交するか、俺に抱かれるか」攻撃。そして本命、ヘタレヤンキーで要保護観察の勢多川正広に、熊殺しの異名を持つ高校教師のお兄ちゃん康介さん。康介さん、もう、「お前の気持ちには答えられない」抱かれたいって顔しているよとか、そんなので正広君意識させて、学校で出席簿でお顔隠していきなりキッス。「彼女作れよ」とか。もう、それで自分の手に落ちて来るのを待って、大人、しっかりして。そんな執念深いなら、もう、高校卒業するまで待てや。犯罪だから、お兄ちゃん。お兄ちゃん。それ、捕まるやつです。先生、それはもうニュースになってしまいます。危険です。もうちょい我慢して下さい。窓ガラス割って正広君のお部屋に侵入し押し倒すのは、ちょっと引きます。

取り合えず、アニメでは共に床に入らず。入らないけれど、押し倒したり、ホテルに行ったり、秘事だね。うん。これは行間というか、コマ間を読みますよ。やってますよ。あそことあそこは、もう。漫画ではどうなってらっしゃるのかしら。買うしかないよ。本棚の隙間など考えずに買うよ。仕方ないよ。

一応、キャラクターが急に手ぶらになるのとか、バーでPCでお仕事していたお兄ちゃんが手ぶらで帰るのとか、急に場所が代わったりだとか、もやしがやたらと黄色かったりだとか、そういうのはもうこのBがLの前では、愛しかないから、目には入ったけれどっも意識からは逸らして見られました。

総評としては中の中。ここ暫くの疲れが癒された。

 

『地獄少女 宵伽』

全6話+回顧録6話視聴完了。

懐かしい。地獄少女3期まであって、最後、8年前。そう言えば、恨みはらします。すっきりではなく、嗚呼、そうは綺麗に終らないよねと。そしてコメディ調だったり色々あったよななど、思い出した。地獄少女のビジュアルが可愛くて忘れていたけれど、系統としては『笑ゥせぇるすまん(『笑ゥせぇるすまんNEW』 - アニメ視聴否忘失録)』だったなと。

内容としては特に変わりなく、午前零時にだけアクセスできるウェブサイト『地獄通信』に怨みを持つ相手の名前を書き込むと、長いぱっつん黒髪セーラー服の赤い目の少女が現れて、呪った相手を地獄に流してくれる。その代わり、自分も死後は地獄に。「人を呪わば穴二つ」

最初はPC.。携帯電話が登場し、今はスマートホン。これはアプリにでもなったのかなとか、時代は進化しつつも、根本的な物は変わらないなとか。『地獄少女』再びとテンション高く放送を楽しみにしていた身としては、新作が6羽までというのは少々物足りなく感じた。が、その前半6話では謎の少女ミチルが登場し、地獄少女後継者登場かなという内容であった。あいちゃん引退したげだったよなとか、8年前の記憶を思い出しつつ、嗚呼、回顧録やるのであれば、いっそもっと見返したいななどと思ったり。これからミチルちゃんが地獄少女となり、地獄少女も忙しそうなので2人体制なのか、あいちゃん引退なのか、色々気になる所ではあるなと。ミチルちゃん、色白でホクロは何とも言えない色気があって、グレーの髪に、正統派あいちゃんとはまた違った魅力があるよね。

地獄少女好き、可愛いという記憶補正入って今回の宵伽を見てしまったが、やっぱり骨女は美人だし、一目連は若くて可愛いイケメンだし、輪入道は渋めのイケメンだし、もう、キャラクター魅力的だよね。

 

それにしても、人を呪うって凄いなと改めて思う。自分の地獄行きを確約されてまで人を呪うって、当然だともお思いつつも代償が大きいなと。なんだろう、ここまで人を憎く思うって、愛情と表裏一体だったりもするよな。辛かったら逃げるという選択肢もあるし、関わらないということもできる。人を呪ったり、恨むって、それだけ他人を意識することないな。無関心になりがちだよなとか、色々なこと考えてしまった。そう言えば『地獄少女』放送時、アニメ見ない層から面白いアニメあるんだよとよく聞いたな。

総評としては中の中。OP格好良かった。

 

ノイズ(期間生産限定盤)

ノイズ(期間生産限定盤)

 

『クリオネの灯り』

全12話視聴完了。

10分の短編アニメ。感動させます系。好きな人は好きなのだと思うけれど、どうも穿った見方をしてしまう自分としては、最初から重たい感じで、嗚呼、この実(ミノリ)ちゃんは死んじゃうのだろうなと思うと、素直に感動はできなかった。最後のファンタスティックなちょっと不思議な出来事は予想外で嫌いではないのだけれど、物語りのために作られたキャラクターと物語りという感じが強過ぎて、自分には駄目だったよ。

主題はイジメで、いじめられっ子で病弱で両親もいなくてという、もう幸薄い実という少女が主人公。学校では何もできないけれど、そんな彼女が気になって、笑顔が見たいと願う方(タカシ)君と杏子(キョウコ)ちゃん。ある雨の放課後、偶然出会った実ちゃんに声をかえて、友達になって、水族館に行って、実ちゃんは体調を崩し学校に来なくなって。それから2ヶ月後、方と杏子の元に届いた不思議なメールと夏祭り。夏祭りには実がいて、一緒に過ごす夜。そして、実ちゃん実はその晩に死んでいて。

なんというか、何時、実ちゃんとそんなに仲良くなったのだろうと。そして、実ちゃんもちょっとというかかなり不思議ちゃんだよなとか。そして何より最後の夏祭り。たこ焼きブラザースとか急になにそれとか、いじめっ子の改心しっぷりとか、電話、どうして連絡がとか、色々、訳がわからない。急展開の説明調。

短くてさっくり泣ける話しとしては王道なのだろうな。そして少しだけ入れられるファンタスティックな展開と、わかり易い道徳的物語りという感じで。イジメ良くないよね。死んだらどうなっちゃうのだろうね。嗚呼、駄目だ。こういう泣ける系お話しとか、感動系お話しを肯定しないと自分が本当に汚い人間な気がするのは何故だろう。凄く嫌になる。が、やっぱり好きになれない。

総評としては下の上。

 

『スカートの中はケダモノでした。』

全12話視聴完了。

エロ5分アニメ枠。前回のこの枠は『僧侶と交わる色欲の夜に…(『僧侶と交わる色欲の夜に…』 - アニメ視聴否忘失録)』だったね。あれは木魚wとゲラゲラ笑いながら見たけれど、この『スカートの中はケダモノでした。』は突っ込み所が多いものの、特に特筆することもなく、色々と適当だなという印象のまま終ってしまったね。

ストーリーとしては、主人公の女子大生は男が苦手。ある日、友達に連れられて行った街コンで偶然出会った美少女が実は女装したイケメン。でもってイケメン君は女子が苦手で、初めて主人公に恋をして、ちょっと強引になってしまいつつも、最終的に両思い。

なんというか、もう、勝手にやっていたら良い。所構わず欲情し盛って、変態カップルですね。エロマンガで読むとまぁと流せるのに、アニメでやられると、若干、引く自分がいるよ。何故だろう。

色々あるうけれど、一番、駄目だったのは、最初の街コンが街コンではなくどう見てもお見合いパーティーですよね。友達も、イケメンにイケメンと直接言うのはどうなのだろう。それにしても主人公の服装は子供服なのか。とか、もう導入から適当過ぎると思ってしまった。まぁ、それでもそんなものかなと思うも、表層清純ビッチである主人公の小南静歌ちゃんが、学校に突如現れた女装変態イケメンこと霧島涼君にトイレに連れ込まれた所。ノートとか、荷物どうしたの。手ぶらだよね。何処にやったのさ。その後、涼が服を買ってあげると着せた服が微妙だったり、汗をかいたからウィッグを外して化粧を落として、って外で化粧落とすのかと思いつつ、その時も手ぶら。この人たち、いつも荷物なくて、静歌ちゃんの服ってポケットないよね。お財布とスマホ、何処に持っているのだろう。身軽で良いね。そればかりが気になってしまった。

そういえば、涼君の女装後の色見は好き。

総評としては下の中。携帯コミックの宣伝アニメだね。

 

スカートの中はケダモノでした。 (Clair TL comics)

スカートの中はケダモノでした。 (Clair TL comics)

 

『境界のRINNE 3』

第3シリーズ、第51話~第75話視聴完了。

安定の高橋留美子先生。感想、特に前回と変わらず。ゆるっと安定、凄く安定して楽しめる。好き。

今回は六道りんねの転生して小学生になった母親登場。位かな、特筆すべきことは。第64話のりんねの母と父の出会うエピソード良かったな。このお母さんも只者ではない、魂子と仲の良くなる感じ、好き。今回も最後は六道りんね真宮桜の進みそうで進まない恋愛関係で終ったが、それすら安定だったなと。

総評としては中の中。安定安心。