アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『おそ松さん』

全25話視聴完了。

自分の許容力を試された。いや、視聴するという点では普通に楽しめたのだが、とんでも展開であるとか、特に最終話の「選抜」とか、急なイケメン化に、『マッドマックス』的状態とぬるぬると、女子化に、上げれば切がないが、その辺は大丈夫ではあった。パロディネタと下ネタは普通に面白かった。第1話はもうやられたね。『おそ松くん』をキャラ位でよく知らなかったが、どうせ古いアニメをまた作り直して、こねくり回して、どうなのかしらんと見始めたのに、予想外。笑わせて貰った。が、あの絵で腐的妄想はなかったな。BがLはなかったよ。だって、同じ顔で兄弟は、自分の中になかったわ。大体、美味しく頂ける方ではあるのだけれど、これはなかったと、久々に自覚させられたね。

トーリーとしては、松野家の六つ子。おそ松。カラ松。チョロ松。一松。十四松。トド松。20歳を過ぎても定職に付かず、親の脛を齧り、仕事にも女にも縁のないどうしようもない6人。互いに足を引っ張り合いながら、ひとつ屋根の下共に暮らす彼らと、アイドル的ポジションのトト子、科学者でパンツ一丁のデカパン。ダヨーンに、イヤミに、おでん屋のチビ太のドタバタコメディ。昔有名なアニメだよね。個人的にはイヤミの印象が強かったし、同じ赤塚先生のアニメで『天才バカボン』とごっちゃになってはいたけれどもね。

まぁ、二次元のクズ好きな自分ではあったので、最終的に誰もまともにならなくて安心はした。働き出さなくて良かった。屑ニートにパチンカスとかが急に普通な感じになるとか残念でしかないからね。

個人的に怖かったのはトト子ちゃんの笑顔。印象的だったのは、スタバでのバイト回で、兄弟んお足を全力で引っ張る感じ。更に、6人の判別が最後まで付けられず、記憶力ないな。声の判別って付けられないなと、実感させられたこと。

総評としては中の中。面白かったけれど、何故こんなにも流行ったのかよくわからなかった。それにちょっとお洒落な感じになっているのとか、理解はできなかったよ。