アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜』

全12話+最終話のオーディオコメンタリー視聴完了。
社畜のチート異世界転移。イージー日常。ハーレム。
主人公の青年、レイジ。出勤中に迷い込んだ異世界の森。与えられたスキルは鑑定と創薬。美味な回復薬を量産し一儲け。悠々自適なスローライフを目指して、異世界にドラッグストアをオープン。
次々舞い込む相談事を創薬のスキルで生成した薬で解決していく。カップルの痴話喧嘩に、領主夫人の見栄であったり、体臭問題に、食器洗い洗剤、魔獣狩り大会でエルフを優勝させるための魔獣を呼び寄せる薬に、武器屋の資格更新試験のために記憶させる薬。薬ではなんでもできないよと言いつつ、結局、薬を作ってあげて、完全にドラえもんの道具みないな。
起承転結が、主人公に相談する→薬を作る→解決する。という単話が積み重なっているのと、キャラ萌えで構成されているのだが、あまりに単純過ぎて、これは面白いのかどうかわからないというか、個人的には楽しめなかった。
物語は、急に異世界の薬局の主人である彼と、その家に住む幽霊のミナ。レイジが助けて懐かれた狼少女のレイラ。彼女たちとの日常から始まる。物語の冒頭は回想でしか語られないので、あれ? 2期だったっけ?? とちょっと混乱してしまった。多分、コミカライズを読んでいたのもあるのだろうな。
主人公、毎日楽しそうだけれども、なんだか目標とか希望などがあるようには思えず、穏やかそうな雰囲気にも関わらず、言葉使いが乱暴になるので、ちょっと怖かった。語尾が「~じゃねー」と言うのは聞いていて気持ちよくはないなと思った。神と崇められるほどに凄い能力を持っているのに親しみやすい人柄というのを表現したかったのか。
そして社畜時代にあった嫌なことを度々思い出して鬱っぽくなっているの、病むということは自覚なく、異世界に行ってイージーモードになったからといって急に癒されたりはしないのだろうね。
総評として下の上。

 

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