アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ポーション頼みで生き延びます!』

全12話視聴完了。
異世界転生。なろう系。チート。冒険者のいるファンタジー世界。
ちょっと好き過ぎてアニメを繰り返し観ているのだけれども、まだ消化しきれていないため感想が書けていない『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』と原作者が同じFUNAさん。
自分はコミカライズしか読んでいないのだけれども、絵を描く人の影響で、キャラクターもストーリーの組み方も同じ印象で面白いのだが、絵柄が決定的に違って、全体的に可愛らしく幼い印象になる。主人公が年齢に比べて子供に見える設定なのだが、元の絵柄の影響で女性キャラはみんな幼くて可愛く見えるので、あまりその設定が活かされなかったなと。
ただ、黒髪釣り目の童顔な美少女。思慮深く、自分に正直。そんな主人公が目指すのは、目指すのは安心安全な異世界生活。この世界で好きなように生きるって。反省はするけれど後悔はしない。自己中心的で世界は自分のために回っていると言いつつ、情に厚い。もうそれが滅茶苦茶格好良かった。
ストーリーはOLの長瀬香は神様的な存在の地球の管理者の失敗により死んでしまい、その代償として地球によく似た世異世界への転生を勧める。そしてその世界の管理者である女神セレスティーは地球の管理者に惚れており、下心と、香の口車に乗せられ、若返った肉体に、どんな入れ物に入っているかも自由な、どんな効果も自由自在なポーション作成能力をゲットする。更にセレスティーとお友達にもなり、そんなチート状態で始まったカオルとしての異世界生活。平凡平和な普通の生活を望むも、トラブルに巻き込まれ、自らのチート級の能力によって切り抜けていくうちに、いつの間にか「み使い様」として特別な存在となっていく。
どんなポーションでも、まではなんとなくわかるのだが、ポーションを入れる容器まで自由でという能力によって綺麗なガラスの容器に留まらず、金属探知機や戦車まで、というのは流石に無茶苦茶で、そんな無茶苦茶を力技で押し通すのが良かった。

個人的に食堂で相談役をやっている辺りが一番好きだった。
最終話、疫病をカオルの能力によって喰い止め、正体がバレたために再びお婿さんを探す旅に出る所で終わる。俺たちの旅はまだまだ続くなのだけれども、なんだかとても綺麗に終わっていて、旅終わりにも関わらずすっきりした。
総評として中の中。夜中にさっくり観るのに最適だった。

 

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