アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『吸血鬼すぐ死ぬ』

全12話視聴完了。
男二人ワンルーム暮らしに、勝手に行間と期待を込めがち。身近に熱狂的布教者がいる状況での視聴。結果として『ワンパンマン『ワンパンマン』 - アニメ視聴否忘失録』以来に胸キュンしてしまった。
細部の作り込みが凄かったなと。特に手の形でキャラクターがぱっとわかるアニメってあまりないよなとか。

それに1話で3本のコメディって軽く見易いのに満足感があった。

ストーリーは、不死身の吸血鬼が住む城から帰らぬ子供を救出するため、有名吸血鬼退治人ロナルドが乗り込む。そこで待ち受けていたのは、真祖にして無敵と恐れられていたものの、その真相はすぐに死んで塵と化す至上最弱ザコ吸血鬼のドラルク。子供は結局遊んでいただけだったのだが、うっかり城が破壊されてしまい、住居を失ったドラルクアルマジロのじょんと共に、横浜にあるロナルドの事務所で同居することとなった。そしてロナルドとドラルクはコンビを組んで、様々な変態吸血鬼や吸血鬼ハンターたちと繰り広げる、平和と秩序を守る、ハイテンション吸血鬼即死ギャグ。
粗雑な物言いをするロナルドが、自分をライバル視する半田桃に、彼の母親がロナルドの熱狂的ファンであることをさらりと秘密にしていたりと、自然にする気遣いというか優しが良かった。
ラルク家のパーティで、ドラルクが家族に愛されている感じも、なんだか可愛くて。そんな二人が段々と距離が縮まっていくの良いよね。
さらりと最低下ネタも、嫌いじゃない。
後は、個人的にアルマジロのジョン。アルマジロって実は食べるととても美味しいという印象で、いつか食べてみたいお肉第1位とおもっていたのだが、こうやってキャラクター化されると、滅茶滅茶可愛いなと。そして大判焼きが食べたい。
公式供給は終わってしまったが、第二期決定と、私にはまだ原作漫画が残っている。そして薄い本も。
総評として上の下。

 

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