アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ゴブリンスレイヤーII』

全12話視聴完了。第2期。

異世界冒険者ファンタジー。主人公は「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」と言う、最下級モンスターでありながらも数が多く、群れで行動し残虐非道な行いを娯楽として行う厄介なゴブリンのみを倒す、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる鎧の男。第1期の第1話は確かエログロな記憶があったのだが、第2期はすっかり角が取れて、良き仲間に恵まれ、根本が良い人なので新人の面倒を見たり、仲間のエルフの姉の結婚式に参加するために皆で旅に出たり。ちゃんと水着回をはさんだり。まぁ、要所要所でゴブリンは出て来るのだけれども、どんなにゴブリンが出た所で常に油断せず常にゴブリンを倒すことを考え、その準備に余念のないゴブリンスレイヤーがいれは大丈夫という安心感があった。
もう、ほのぼのゴブリン退治ありつつも日常物語となっていたような気がする。この作品の売りってゴブリンによるエログロとそれを退治するチート主人公だった気もするが、もうエログロはたまに思い出したかのようにちょっと入れてあるのかなと言うくらいで。もうゴブリンスレイヤーの背負ったゴブリンによる心の傷が良き仲間たちによって癒されていくほっこりストーリーになっていたように思えた。まぁ、それはそれで良いのだけれど、変に中途半端だったなという印象。
最終話は、裏で暗躍するあれやこれやありつつ、ゴブリンたちによって行われた儀式によって魔人の手が現れ、それもゴブリンスレイヤーさんがどうにかして、そんな結構なピンチでもゴブリンスレイヤーは相変わらず「俺はゴブリンを殺すだけだ」で、それに賛同する仲間がいて、ちょっとした恋愛要素が主人公の知らぬ所であったりしつつ、続く日常という。主人公ブレないって安心感があって良いね。だた、もうここまで来ると物語性として物足りなさはあるなと思う。
総評として中の中。

 

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