アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH』

全PIECE12視聴完了。

女性向けソシャゲ原作という前情報のみで観始めたので、もっと軽い物を想像していた。なのに、真面目な刑事物というか、そんな感じで、主人公ちゃんは確かに次々とキャラクターを落としていくのだが、ストーリーが太すぎて恋愛している暇がないじゃんと。天然とかでなくて、色恋沙汰が挟まる余地がないというか。ハーレムエンドになるのかなとも思ったが、それ以上に「私の正義を探し求める」と真っ直ぐな主人公ちゃんを口説ける者など誰もいないよ、もう。単なるイケメンばかり登場するミステリー物だった。

ストーリーは、薬物が効かない「薬効体質」の持ち主である主人公の泉玲ちゃん。彼女は薬物絡みの未解決事件を取り扱う、男性ばかりの職場である麻薬取締官、通称「マトリ」に配属された。そして、そこで彼女は刑事、情報屋、著名人、名家の人間といった官民に関係なく適正のある者で構成された独立捜査機関「スタンド」のメンバーをスカウト役に任命された。一筋縄ではいかないスタンド候補である情報屋集団「Revel」のメンバー、都築 誠・京介兄弟、大森製薬の九条壮馬をスカウトす中で、謎のドラッグ「プラス」と15年前に起きた未解決事件「名無し事件」との繋がりが明らかになっていく。警視庁の身内の起こした事件を隠蔽するためのあれやこれやとか、製薬会社の後ろ暗いあれやこれ。

個人的に、キャラが多くて覚えきれず見分けが付かずという。もう、なんか、イケメンがいっぱいとは思うのだが、駄目だった。とりあえず、「マトリ」「Revel」「九条家」「警視庁捜査一課」という塊と、「都築兄弟」がいることはわかったのだけどね。HPの相関図を見ながら観るべきだった。

印象的だったのは、落ち込んだ主人公ちゃんを励ますために皆が飲み会を開いたり、デートに誘おうとしたり、そんな中、しれっと自宅に誘って手料理を振舞った上司。そして何の危機感もなく付いて行った主人公ちゃん。そこに下心がない風でストーリーを勧められて、思わず突っ込んでしまった。

総評としては中の中。OP、ED共に音楽が格好良かった。

 

youtu.be

PIECE1

PIECE1

  • メディア: Prime Video