全12話視聴完了。
岡山の地下アイドル「ChamJam」の最下位メンバー舞菜の熱狂的ファンで舞菜トップオタであるフリーターのえり、こと、えりぴよ。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを考え、声の限りを尽くして推しの名前を呼ぶ伝説のおたく。「いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら、死んでもいい!」
重いし、重たいけれども、人生楽しそう。そんなえれぴよと、同じChamJamのれお推しのザ想像するオタクな外見の良い人なくまささん。空音のガチ恋勢の基。
ちょいちょい百合要素入れつつ、オタクの生き様をコメディ調に描いた作品。ただ、笑えるかというと、そうでもなく、えれぴよさんの見返りを求めない推しへの無償の愛。これはもう一種の宗教。ちょっと怖い。あと、ももクロの「労働讃歌」を思い出した。
舞菜ちゃんの純真無垢な可愛らしさは、えれぴよさんがいかに貢いでいるか想像していないあたりが更に怖かった。可愛いけれども。
えれぴよさん、マジレスしてしまうと、高校ジャージがトレードマークなのだけれども、実際、ファンの姿ってそのグループとかアーティストのイメージにつながったりする所あるから、周りが見えずに叫ぶ姿もだけれども、ファンとして大丈夫なのか、寧ろ出禁ギリなのではと不安にさせられる。
絵柄の関係だけれども、えれぴよさん、普通に美人さんだよね。女の子キャラとアイドルの美醜の差がないので違和感しかない。
後は、自分の推しもそうだったのだけれども、自分にとっては尊いのだけれども、世間ではあまりメジャーでなく、実は近所に普通にいたりするので、距離感って謎だよなと思ったり。メイド喫茶でバイトをする舞菜に積んでいないのに話すのを躊躇する美学は好きだなと思った。よくわらないけれど、なんか無駄に男前。
推しがいる生活って潤うなと思う。適度な推しは生活に潤いと張りをくれる最高の栄養源だよねと。ただ、用法用量を間違えるとえらいことになりはするなとは思うけれども。
総評として中の中。原作漫画が気になっていたので、アニメで先に観られてよかった。