アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『推しの子』

第1期全11話視聴終了。
面白いと話題だった作品は、やっぱり面白いのだなと思った。
先に漫画を読んでいて、新刊が出る度にストーリーを思い出して面倒で疲れる話しだなと思うのに、読み始めると面白くて夢中になる。そんな感じだったのだけれども、やっぱりアニメもそんな感じだった。もう見ている最中は夢中で早く続きをと一気に視聴したのに、やっぱりもう一度見ようかと思うと、ちょっと面倒臭く感じてしまう。のに、2周目を見始めるとまた夢中になっているのだよね。
転生に推しにアイドルと、今の流行を上手く取り入れたサスペンスで、更に現代のアイドルへの偶像崇拝にネット社会のあれやこれや時世を描いているという、こんなに詰め込んでいるのに自然に面白い。更に、キャラクターが可愛いとイケメンと盛り沢山で満足度が高かった。
ストーリーはまず第1話の1時間、地方都市で産婦人科医をするアイドル「B小町」のアイの大ファンであるゴロー。彼の前に現れた本物の愛は双子を妊娠をしており、極秘に出産をしようとゴローの務める病院に入院することになった。彼女に無事子供を産ませようと決心したゴロー。しかし、その直前、何者かによって彼は殺されてしまう。そして、ゴローはアイの隠し子として、彼をアイのファン、アイドル沼へと落とし、幼くして亡くなった嘗ての患者さりなと共に転生した。愛久愛海ことアクアと、瑠美衣ことルビーは過去の記憶があることによって子供らしくない子供ではありつつもアイの愛を一身に受け、事務所の社長夫婦の手を借りつつも平和に暮らしていたが、ある日、自宅に押し入ったアイのファンによって目の前でアイを殺されてしまう。
そして、第2話から始まる、成長しアイドルを目指すルビーと、アイを殺した犯人とその協力者であろう自分たちの父親を捜し、復讐のを誓ったアクアの物語り。嘗て出演した映画で知り合った監督の元で映画の裏方作業を学びつつ、父親の手がかりを探していたアクア。ひょんなことから再び映像作品に出演することになり、その後もリアリティーショー、舞台と、アイの痕跡を辿るため出演することになる。その一方でルビーも元有名子役の有馬かなと、アクアがリアリティーショーで知り合った人気ユーチューバーMEMちょと共に「B小町」のを復活させる。
まだ原作も続いている話しなので綺麗に終わることはないと思ったが、第11話最後で「俺はアイを殺した奴を許さない」と言っておけば、物語りが完全に途中で中途半端にも関わらず、一区切り感出して終わるのってどうなのだろうという最後だった。
印象的だったのは、曲。OPのヨアソビの曲は一度頭の中に流れると止まらなくなるなと。そしてそれを歌う絵で目に☆が描かれているのがインパクトがあって更に印象に残して来る。EDも、次回のサブタイを入れて、アクアの格好良さが際立つ風に入るの凄いなと。
片目に☆が描かれるのって明らかに不自然なのに、癖になるのなんだろう。画面から目が離せない。第2期楽しみ。
総評として上の中。

 

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