全12話視聴終了。
BL。どう略しても「チェリまほ」にもならないよと家族に言われて、初めて気付く。Twitter投稿当初から追いかけて、漫画もそろえて、ドラマも見て、映画まで追いかけての、アニメ。幸せが詰まっていた。個人的にメンタルしんどくなると1話観ての癒し枠だったのに、見終えてしまったよ。
ストーリーは、童貞のまま30歳になった主人公、安達。触れた人の心の声が聞こえる魔法を手に入れてしまう。そしてその魔法に寄って、営業部のエースで完璧イケメンな同期、黒沢が自分に好意を持っていることに気付いてしまう。黒沢の一途で真っ直ぐでちょっと可笑しな妄想を聞き続けている内に、最初は戸惑うも、次第に意識し出し、段々と黒沢に惚れていく。素直で真面目な安達と、心の内が見えるとちょっと可笑しな方にその恋心を拗らせたイケメン。そしてスバダリ。そんな2人と、BL作品によくある友達の友達もみんなBLに違わず、安達の学生時代からの友人の小説家の柘植と、プロダンサーを目指す配達員の綿矢との恋模様。ちょっと不思議な2組のラブコメディ。
ちょっと不思議要素入った現実を舞台にした作品良いよね。
心の声が聞こえると、変な風に拗れなくて見易いね。すれ違いでお前ら話し合えパターンに飽き気味のこの頃、こういうストレートな感情でのやりとりに大変和んだ。
気になったのは絵柄。崩れやすい絵ではあったけれども、それはそれとして、やや地味やや芋だった安達がアニメだど冒頭から黒沢フィルター超しで、なんというか最初から最後まで睫毛バサバサな美少年風だった。黒沢はもうイケメンで良いのだけれど、安達に関しては黒沢と一緒に過ごすようになって段々と垢抜けてはいくけれど、それでも地味キャラはそのままでいて、実はよい所たくさんあって、可愛いという感じだったはずでわと。ただ、すでにアニメ見始めた時の自分がすでに漫画ドラマ映画を経て、ずっとよく知った安達と黒沢の2人の馴れ初めの回想位の感じで見始めたので、記憶の中では美化されちゃうよねと、それをすんなり受け入れていたりもした。多分、ちょっと拗らせ気味。
アニメ12話では仕方がなかったのかもしれないが、最後、結婚式の流れがさっとだったのが少し残念。そこはそこで描かれた丁寧な内情とか、同僚の藤崎さんに招待状のデザインを頼むエピソードとか大好き。そのへん、アニメの映画化しないかなと。そして漫画続き楽しみ。毎回、大変頬が緩んでしまった。良かった。
総評として中の上。