アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『たくのみ。』

全12話視聴完了。

『だがしかし』の後に15分枠で放送された、お酒をテーマにしたアニメ。

ストーリーとしては、女性専用のシェアハウス「ステラハウス春野」を舞台に、転職によって上京してきた20歳の天月みちる。スそんな彼女と、テラハウス春野の住人である、料理上手なお姉さん緑川香枝。ムードメーカーでお酒大好きアパレル店員の桐山直。その妹で真面目な大学3年生の桐山真。彼女達のホロ酔い宅呑みコメディー。開封。

取り合えず、お酒紹介アニメだったかな。可愛い女の子たちがきゃっきゃしつつ、其々の仕事であったり頑張りつつ、家に帰ってちょっと一杯癒されたいな、みたいな。毒にも薬にもならない、いや、呑みたくなると言う点では危険なアニメだった。

個人的にカルーアコーラ大好きなんだよ。ハイカロリーで危険なのはわかっているのだけれど。でもって、日本酒呑みたいし、ビールも恋しいし。禁酒中の身としては滅茶苦苦痛だった。嗚呼、呑みたい。たらたら宅呑みしたい。あと、沖縄行きたい。

総評としては中の下。

 

たくのみ。Blu-ray上巻
 
たくのみ。Blu-ray下巻
 
たくのみ。(1): 裏少年サンデーコミックス

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サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

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『だがしかし2』

全12話視聴完了。

第2期は15分枠。基本は第1期と変わらず「美味し懐かし駄菓子コメディー」。

sobraniepinks.hatenablog.com

相変わらず謎の美少女ほたるちゃん可愛かったなと。でもって、急に消えたほたるちゃんの代わりに新キャラ、リクルートスーツのちょっと抜けたエリートおっぱいお姉さん尾張ハジメが投入され、駄菓子屋で働くことになったり。店の前にコンビニができたり。今期は15分と軽くなったにも関わらず、人間関係がメインになってしまった気がする。特にほたるちゃんのいなくなった後半。

漫画、完結したのだよね。アニメは何がなんだかよくわからないまま終ってしまったのだけれども、漫画だとココノツとほたるちゃんの関係とか、サヤちゃんの気持ちとか、ココノツの漫画家への気持ちとか、色々とどたばたでよくわからないままお茶を濁されたような状態がすっきりするのだろうか。早く読まないとなぁ。

個人的に好きだったのは第2話「野球盤ガムとポンポン船と…」かな。台風お泊り回という魅力もあったけれども、それいじょうにポンポン船良いね。『崖の上のポニョ』でしか知らなかったのだけれども、あるんだぁと。面白そう。ちょっと欲しいなと思う。

総評として中の中。

 

だがしかし2 Blu-ray上巻
 
だがしかし2 Blu-ray下巻

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ポンポン丸 【ブリキ製】

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『サンリオ男子』

全12話視聴完了。

サンリオキャラクターと二次元イケメン男子高校生の組み合わせは新鮮で、ツイッターで1枚絵見ている時は面白かったのだけれどな。アニメは正直期待外れだった。久々に12話通して苦痛だった。ストーリーを遂行するためだけに動くキャラクターとエピソードいう押し付けがましさが常に付き纏うという。なんだろう。何処かで見たことあるような物語りにおまけのようにくっ付けられたサンリオキャラクターに魅力なんてないよと思ってしまった。マイメロちゃん、大好きだから余計にそうなのかもれない。サンリオさんはマイメロちゃんの腹黒い感じに、ジュエルペットのどうしようもなさが、期待していただけに本当に残念だった。

ストーリーとしては、高校2年生の平凡でモブ的男子である長谷川康太。幼い頃、祖母の影響でポムポムプリンが好きだったのだけれども、色々あって秘密にしている。そんな彼は同じ聖川高校に通う、一見ちゃらちゃらして軽いけれど実は妹想いで家事の得意なマイメロ大好き水野祐。サッカー部のエースで不器用な褐色イケメン、キティ大好き吉野俊介。年下金髪美少年でリトルツインスターズ大好き西宮諒。生徒会長で弓道部首相のシナモン大好き源誠一郎。そんなサンリオ男子達と知り合って、平凡だった康太の日常はキラキラした光に彩られ始めて。更に輝きたいと、自分だけは何もないと思っていた康太は、サンリオピュールランドで見た舞台の影響で、皆で文化祭でミュージカルをしようとする。サンリオ男子たちの出会いとキラキラした青春物語り。

なんだろう。同じ趣味の人と出会えるって嬉しいよね。ただ、サンリオってそんなに男子が持っていて変なのかなとか。過剰に気にし過ぎではわとか。おばあちゃんのトラウマなのかなとか。いや、そもそもあのおばあちゃん怖いでしょう。いつもちょっと大きなポムポムプリンのぬいぐるみを常に持っているって、そりゃぁ虐められるよ。なんて思ってしまう。それにしても、マイメロちゃんもキティも、なんだろう。サンリオキャラクターに色々背負わせ過ぎだと思わずにはいられなかった。単純に可愛いから好きでよいのではとか。

あと、男子高校生の集団がサンリオピュールランドに行くのは、まぁ、と思うけれど。お揃いでキーホルダーはまた別の話しではなかろうかとか。

話しの尤も盛り上がるミュージカル部分。皆で一つのことを頑張るって良いよね。THE青春。ただ、あのネーミングセンスはないでしょとか。色々突っ込み所はあるものの、主人公の勝手にいっぱいいっぱいになって、勝手に八つ当たりして、なんか、皆、良い子たちばかりなのに、主人公性格本当は悪いなと思わずにはいられない。

最後に、所々に放り込まれたBがLな雰囲気。主人公総受け的な。いや、それは主観が入っているのか。でも康太君、俊介に壁ドンされたり。いっぱいいっぱいになって夜のサンリオピュールランドに一人で行った康太君に「俺を選べよ」という、いや、台詞的に可笑しいけれど、ぶっこんできたな。とか。無理に入れて気がしてならない。必要だったのかな。

総評としては下の上。マイメロちゃんはお姫様って言うか、おばぁちゃんだと思う。あと、サンリオピュールランドがどんどん気になる。

 

『Re:CREATORS』

全22話+特別番組3本視聴完了。

音楽とアクションがカッコイイ。勢いで一気に見られる。色々細かい所はあるけれど、雰囲気に押し流されれば爽快。そしてクリエイターという生き物について考えさせられる、面白い作品だった。

もし物語中の登場人物が実際の世界に現れたら。漫画アニメを愛す者として一度は想像したことがあることであろう。人により創造されてきた多くの物語たち。人々の感情を揺れ動かし、魅了する。しかし、それは傍観者としての立場からである。もしもその物語りの登場人物たちに意思があり、自分が作られた物であると知ったなら。彼らにとって彼らの存在する物語を作った人々は神なのだろうか。「我らの世界に変革を。神々の地に制裁を」。

主人公はクリエイターを夢見る冴えない男子高校生である水篠颯太。彼の前に突然現れたアニメのヒロイン、セルジア。突如巻き込まれたセルジアと、軍服の姫君アルタイルとの戦闘。そしてそんな颯太を助けたのはゲームのキャラクターであるメテオラ。次々と現れる被造物たち。そしてそれらの衝突に巻き込まれ、自体はそれらを創り出した創造主、クリエイター。日本政府までを動かす事態となるが。

大筋としては、世界を滅ぼそうとするアルタイルに対抗し、人々の承認力によって力を発揮できることがわかった颯太にクリエイターたちに被造物たちに日本政府が、作品を越えた一大イベントを立ち上げ世界を救おうとする。のだが、だけれども完全ネタバレとなってしまうが、最後の最後で作中に作者を出すのは卑怯だろう、と。物語りのキーは颯太とアルタイルの作者であるシマザキセツナとの関係性で、そこをすっきりさせたかったのだろうけれども、あと、クリエイターとしての才能とか実力とか嫉妬とか色々。そんな小難しい感じの感情。だけれども、あれだけ派手に戦っておいて、最後の最後でシマザキセツナとアルタイルの会話って。正直、オチとしては微妙と思ったし、だからと言って他に綺麗に終らせる方法などわからないしで、セルジアの作者である松原さんの気持ちに軽くリンクしてしまったよ。が、それすらこのアニメの製作者たちの思惑の上で踊らされているだけなのだろうかとか、ちょっと疑心暗鬼にはなってしまう。

まぁ、格好良いよ。物凄く。何処かで見たことありそうなキャラクターたちが次々登場し、それっぽい魅力的な台詞を言いつつの壮大なアクション劇。作中作が交錯するキャラクター劇として、どの被造物もクリエイターもそれ以外の政府の人も含め、すべての登場人物が愛せる感じで。でもって、良い具合に中二心を擽ってくる。流石、広江先生と。『BLACK LAGOON』大好きな自分としては、かなり楽しめたと思う。

特にロボットアニメの主人公の少年である鹿屋瑠偉とか、登場時は甘ったれたよくわからない少年だったのに、第19話「やさしさに包まれたなら」での戦闘シーンで自分の主人公論を語る姿にちょっと惚れたね。「年下にしか興味ないんだ」とか言っていた姿からは想像できない男前っぷり。いや、あれはあれで可愛かったけれども。

他に、やっぱりいかにも中二な弥勒寺優夜は登場時からちょっときゅんきゅんしたわ。好戦的で悪役っぽいのに、最終的に良い奴的な。第16話「すばらしい日々」での温泉回でむきむき細マッチョな上半身裸の姿は女子キャラのサービスカットよりサービスであいた。ご馳走様でした。個人的に大きなサングラスも大好物です。

それと広江先生と言えばなおっさんキャラ。ブリッツさん、良かった。第17話「世界の屋根を撃つ雨のリズム」でのブリッツさんと作者である駿河さんとの遣り取りは良かった。絶妙。

物語りの格好良い部分だけを抜き出して、思う存分、格好良く語り合えるんだから、格好良い意外ないよ。それに格好良いアクションに格好良い音楽とか加わったら、もう目が離せないし、夢中だね。だけれども、まぁ、残るのは雰囲気に押されてはっとなっている自分なのだけれどもね。

一つ気になったのは、被造物が次々と亡くなるのだけれども、物語り上ではどうなっているのだろう。作者が生きて、その作品を描き続けれはキャラクターって死んだ事にならないよね。でもって、現実世界で被造物が存在していても、作品は作品で描き続けて作中に被造物が登場したら、2人にならないのかなとか。そんなことを考えていたらセルジアの死もあまり悲しめなかった。そしてまみかちゃんはどうしているのだろうかなとか。

最後に、こんな魅力的で面白いキャラクターたちに囲まれて、この主人公である颯太君。うじうじしていたり、まぁ、冴えないのだけれども。トラウマ的な後悔する過去を抱えていて、だけれどもある種の鈍感さで前に進もうとするのと、セルジアもだけれども、真鍳ちゃんが最終的に協力するのも、みんなに助けられて主人公っぽかったなと。そう言えば、真鍳ちゃんは自分の世界に帰ったのだろうか。最後、いなかったように思えるけれども。

総評としては上の下。画面から目が離せないアニメだった。もう一回見返したい。

 

 

youtu.be

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Re:CREATORS Original Soundtrack

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Re:CREATORS NAKED 1 (サンデーGXコミックススペシャル)

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『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』

全24話視聴完了。

王道ファンタジーラブストーリー。絵が綺麗。動きが良い。とてもクオリティーが高いアニメ。全体として凄く安定していて、映画でも観ていたかのような感覚で、24話と長いのにあっという間だった。本当に、3時間位で終ってしまったかのような。まるでお手本のような作品だったなと。面白かった。良い物を観たなと、満足感が半端なかった。

アニメ自体はソーシャルゲームが原作で、2014年に放送した『神撃のバハムート GENESIS』の10年後。第2期とのことなのだが、多分、観ていたとは思うが定かではないものの、特に第1期もゲームも知らずとも問題はなかった。

舞台となるのは、「人」「神」「魔」あらゆる種族が入り混じる神秘の世界ミスタルシア。世界を崩壊しかけたバハムートの復活と封印。それから10年。人間の王は神の神殿を襲い消え行く信仰心により力を失った神と、魔の国を攻め落とし王都の糧として奴隷となる魔により、世界の復興と更なる発展させて世界の均等を崩してきた。それぞれの正義が交錯し、ぎりぎりの所で成り立った世界。

主人公の少女は人間と竜のハーフで天真爛漫で元気なみんなに好かれるピンク髪のニーナ。恋に恋する彼女は若い男性に近付くとドキドキして赤い竜に変身してしまう。そんな彼女と、街に変装して紛れた目的の為には手段を厭わない冷酷な人の王であるシャリオス17世。偶然出会った二人に芽生える恋に、それを許さぬ王としての立場と目的。純粋なニーナは色々あって竜であることを利用されそうになったり、悪魔と組んだり、神の国に行ったり、それでも王の真の目的、バハムート討伐を一緒に、王の抱える物を一緒に背負うと。

本当に、物語としては古典的王道であったと思う。主人公である魅力的な女の子に王子様とのシンデレラストーリー。だけれども、ただ王子様を待つだけでない、自発的に動く女の子。でもって、女の子の周りには力強い仲間達。居候先の神であるバッカスにアヒルで神のハンザ。師匠であるアフロのファバロ。悪魔であるアザゼルアザゼルの横にいる少年でジャンヌダルクの息子であるムガロちゃん。ネクロマンサーで医者なリタ。真面目過ぎる騎士でリーゼントなカイザル。其々の持つ思惑に過去に立場に意思に。雑多なメンバーではあるが、其々同士が気持ちを通じ合わせたり、王の暴走を止めようと力を合わせたり。最終的にバハムートを倒すという王の真意の元に立つ。色々あったけれども、物語を動かすのは愚かな者の存在なのが、シェイクスピア的な。ムガロちゃんを殺したアレサンドというキーになる凡人。凡人で愚か者こそが、事の重要性をわかならいままに物語の重要な局面を作るのだなと。そして最後に残るのも愛で、代償を払った王とニーナはそれ以上の物を手に入れたように思える。

まぁ、色々浪漫ちっくで素敵な場面はあったけれども、あの街のお祭りでのダンスに、お城の舞踏会でのダンス。でもって最終回のダンス。どれも本当に素敵でため息がこぼれるが、それ以上にニーナが「ぎゅっとして」と王様に抱き付いた13話が凄く好きだった。抱き付くというよりも、飛び付くというか、しがみ付くというか、子供的な感じ。足癖の悪い、あの体制。凄く可愛い。最終回で竜になって王の元に行き、上空から全裸で飛びついたのも、良かった。天真爛漫な彼女のロマンチックなだけになりきれない感じは魅力的だったよ。

それと個人的に凄くツボだったのは、イケメンパラダイス。それも癖の強いイケメン。ヒロインはそうでもないのに、イケメンは睫バッサバサのキラッキラ。素敵。まずカイザルさんの、リーゼントという個性的な髪型でありながら、その目だけでなく歯までキラッと光りそうな爽やかイケメン。悪魔である癖のある中2病的イケメンなアザゼルさんつぶらな瞳でニーナに一番寄り添っていた師匠のファバロさんの兎に角優しくて思わずキュンってなっちゃう感じ。でもって、やっぱり王子様。完全に自分の趣向として街に出るのにしていたメガネと眼鏡とめがねが好き過ぎた。あのアラビアンなお衣装に眼鏡で、そのレンズの奥に隠されたバサバサの睫にやられたよ。めろめろきゅーだよ。そこで夢中になった後だったら、もうメガネがなくても好きに決まっているよ。仕方ないね。更には、あの第17話でニーナと思いを通じ合って素直になりかけた可愛い感じから、第19話の舞踏会での無表情なダンス。最後まで貫かれた何を考えているかわからないクールな感じ。格好良過ぎだろう。惚れない理由がないよ。様々な平凡でないイケメンパラダイス最高。良かった。

総評としては上の中。本当に、無茶苦茶バランスの良く安定した綺麗なアニメ。音楽も格好良いし、何一つ文句のない作品だった。面白かった。

youtu.be

第3弾のPVが一番好きだった。

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『ブブキ・ブランキ』『ブブキ・ブランキ 星の巨人』

全24話視聴完了。

格好良いアニメだったと思う。フルCGオリジナルアニメーションとのことで、力も入っていたようだし。だけれども、なんだろう。映画的と言ったら良いのか。個人的には置いてけぼり感が拭えない。ふと気を抜くとストーリーに付いて行けなくなる。難しいというのとは違うと思うが、上手く入り込めなかったというか。

ストーリーとしては「大人」対「子供」という軸があり、やっかいなのは大人も元子供であったということだったように思える。心臓、右腕、右脚、左腕、左脚。五つの家で代々受け継がれた「ブブキ」という意思を持つ武器。フブキは人と交わり、異能の力を生み出す。フブキとは何なのか。冒険と浪漫と、何だろう。柵かな。子供ゆえの純真さとか。

「宝島」という主人公の少年、東の生まれ育った、独自お生態系を維持する自然豊かな、たくさんのブランキたちの存在する、空に浮かぶ謎の島。宝島でブランキたちを監視する東の母である汀を助けようと妹の薫子の行動により大量のブランキが暴走し、空から降ることとなる。そのため多大な被害を受けた東京に、「魔女」と呼ばれることとなった汀。母を救うべく世界中を放浪していた東が日本に帰国する所から物語りは始まる。

なんだろう。色々な事が後出しで判明してきて、やっぱり正直な感想としては全体把握が上手くできずに難しかったので、良くわからなかったという感じだろうか。所々のエピソード、扇木乃亜が敵である新走宗也と過去に恋愛関係であったとかは面白かったな。寧ろ、そこが個人的に一番印象的だった。

最終回も、平和になった世界に馴染めない東のもやもやと、あと、最終的に旅に出るみたいな。いまいちすっきりはしなかったなと。ただ、音楽や映像は格好良かった。

総評としては中の下。

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『プリパラ』

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『プリパラ』1nd~3nd全140話と『アイドルタイムプリパラ』全51話視聴完了。多分、1話も逃していないはず。

2014年から4年間か。長かったような、短かったような。らぁらちゃんがアイドルとしてスタートした時からずっと見守り続けてきて、嗚呼、ついに終ってしまったよ。あまりに思い入れが強過ぎて最終話付近はずっと涙止まらなかったし、何度も見返したし、嗚呼、らぁらちゃん。凄く好き。もうデザインが可愛い。可愛くて久々に落書きしてしまったよ。画力とか色々アレなのですが、愛が深過ぎて、何もなく気持ちの整理がつかなかったので。

らぁらちゃん。もう、配色が可愛いよね。紫に黄色て、私の心のNo.1アイドルであるクリーミーマミと同じ色。幼い日に再放送で見てそれ以来夢中なまみちゃんの再来かと思ったよ。滅茶苦茶可愛い。プリパラには魅力的なキャラクターは多々いるけれども、断然、デザイン的にも完成されていて、らぁらちゃん凄く素敵。時点で妹ののんちゃんも魅力的だけれども、姉妹コンビ最高だったけれども、それもらぁらちゃんあっての魅力だったり。

なんだろう。思い入れが強過ぎて、色々思う所はあったものの、何も感想が書けない。可愛い。最高。凄く良かった。そればかり繰り返してしまう。女児向けアニメ特有の突っ込み所はあるものの、そりゃ、4年も毎週欠かさず観ていれば、彼女達の人間性も成長や努力も自分は知っているわけで、大好きにならずにはいられないでしょ。仕方ないよ。自分の元にはいつプリチケが届くのだろうかと、毎日、待っていたよ。まぁ、それに関して言えば近所のSEIYUで小銭突っ込まないと無理なわけで、そこは最後の一線と思い、踏みとどまっていたわけで、当然、そんな状態の自分にプリチケなんぞ届くはずはないのだけれども。それでも心の中では「みーんな友達。みーんな大好き」というらぁらちゃんの言葉が支えとなって。嗚呼、嗚呼、わかっている。もういい加減大人なのにちょっと気持ち悪い事言っているって。わかってはいるのだよ。でも『プリパラ』の前では止められない。

好き。凄く好き。今までアイドルたちが舞台の上に立つのを憧れつつ眺めていた自分にとって、尤もここで言うアイドルとは『アイカツ!』であったり『魔法の天使クリーミーマミ』『魔法のステージファンシーララ』『きらりんレボリューション』『アイドルマスター』であったりと二次元限定ではあるのだが、そんな中で『プリパラ』に関して言えば下からではなく、横から、人間味溢れる友達として存在しており、それが衝撃的だった。

個性豊かなという言葉はキャラクターを表現するのによく使う言葉ではあるのだが、『プリパラ』のアイドル達は可愛いだけでない、アイドルとして成立しているのかすらわからない子もアイドルとして対等に舞台に立つというのが特徴的であったのでないだろうかと。その尤も最たるグループは「うっちゃりビックバンズ」。ぽっちゃり系のちゃん子にあじみ先生にコスモでもう年齢も体系も関係ない、凄く驚いたし、夢中になったよ。

また、主要メンバーでもあるボーイッシュなドロシーと乙女ちっくなレオナの双子。レオナは男の娘で、さらりと自然にジェンダーレス的な要素を放り込んできたのも驚きの要因の一つであった。誰もレオナが男であることを責めないし、そのままの姿で受け入れて、特別扱いをしない。そんなアニメ今まであっただろうかと。

『プリパラ』は衝撃的だった。凄かった。好きで好きで、もう、最終回が信じられない。だけれども、多分、まだまだ自分自身の中で生き続けるのだろう。残念ながらスケートをしている頃から観ていたプリティーシリーズも色々な都合により『プリチャン』の視聴は断念したのだが、これからもプリティーシリーズを影ながら応援していきたいと思う。『プリパラ』最高だった。ありがとう。

総評としては上の下。余談ではあるが、『プリパラ』を観ていないはずの主人に何の脈略もなく「かしこま」とメールをすると「ゆめかわ」と返って来るので、嗚呼、結婚して本当に良かったなと思った。