アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ゴールデンカムイ』

第37話~第49話視聴終了。第4期。

sobraniepinks.hatenablog.com

いよいよ結末に向かって話しも佳境のはずなのだが、細かなシーンや回想や目まぐるしい場面転換により、全体のストーリーが把握できなくなってしまった。面白いことはわかる。そして変態しか出て来ない。それは回を増すごとに、本当にヤバい変態ばかりで、よくもまぁそんな独自にあれがあれ過ぎる変態が描けるものだと感心してしまう。そしてその誰もが確かにかなりな高等者で倫理的ではないにも関わらず、何故こんな愛嬌があるのだろう。不思議過ぎる。

第4期。次はいよいよ最終章。ここで終わるのかいう最後ではあったが、もう、自分は本当に大筋がわからなくなっていたので、最終章の前に漫画を読んでから見ようと思った。

そして、そんな中でアシリパさんがチョウザメを調理していて、好きな物は好きな人にも好きになって欲しいというのが本当に可愛かったなと。チョウザメって淡水後だと初めて知ったよ。川にいるんだね。サメって海にしかいないと思っていた。

漫画はすでに家にあるので、早めに読もう。その上でアニメを観た方が、場面場面を綺麗に作っているのだから、楽しめる気がする。それに実写映画も気になる。こちらは配信待ちかな。楽しみ。

総評として中の上。

 

youtu.be

youtu.be

『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』

全12話視聴終了。
なろう系。悪役令嬢物の亜種。純愛コメディ。
コミカライズを先に読んでいたので、余計に、主人公の声が合っているのかわからず、銀さんのイメージが強いのもあるけれど、それ以上に見た目の若さに比べて声がおっさんというか、渋いと言うか。最後まで慣れなかった。
ストーリーは、森の奥で暮らす魔王と恐れられ、人嫌いでお人好しな天才魔法使いアレン。ある日、彼は森の奥で倒れている令嬢、シャーロットを見付け、屋敷に連れて帰る。シャーロットはにーるず王国第二皇子の婚約者であったが、家族に虐げられており、その上、冤罪をかけられ、一方的に婚約を白紙にされた上に追放されていた。今まで厳しい生活を送り、自己肯定感が低く、自らも規則正しい生活と優しい性格のシャーロットに同情をしたアレンは、彼女をメイドとして同居することを提案する。そしてアレンは何をしかいのかもわからないシャーロットに、今まで考えもしなかったこの世の快楽「イケナイこと」を教え込んで幸せにすると誓う。
思わせ振りにイケナイことと言いつつ、至って健全なイケナイこと。お夕飯にケーキにお菓子に食べ放題に始まり、何がイケナイかわからないけれど怒りを解放させるためにサンドバックを殴る。お洒落をする。散財をする。イケナイことそんなないよ。ちょっと前にツイッターでイケナイことを教える叔父と姪の漫画あったよな。あっちの方がイケナイこと感あったなと。それと、ごはんの代わりにお菓子を食べるは、大人になるとそんなに食べられない。そして大人になってごはんもお菓子も食べると太るなと、ああいうのはできる時にやっておくべきだよ少し悲しくなった。
アレンのチート感は格好良い部類に入るのだろうけれども、登場シーンのシャーロットを助ける姿とか、圧倒的力とか。人嫌いと言いつつ、もうシャーロットを家に置く時の気遣いとか、全く人嫌いな風はなかったなと。お人好し過ぎて人嫌いなのかも。そして、残念イケメン感。これは声の影響も増したなと思う。パパ活風に見えて仕方がなかった。そして冒頭はシャーロットも床の木目を数える残念ヒロイン。これ、アレンとシャーロットが出会うことに寄って互いの心の傷が癒えていく物語りだったのかもしれない。
猫耳配達員のミアハが個人的に可愛くて、丁度良い突っ込み具合が良かったな。最初の物入りでしょうしの突飛で的を得たの良かったなと。他にもアレンの義妹のエルーカやシャーロットの妹のナタリアに、きゃいきゃいしている女の子集団が可愛かった。
シャーロット、最初に住み込みメイド条件の三食昼寝部屋におやつ付きは良いなと、こういう条件を見る度に素敵と思ってしまう。
明らかな両想いなのに初々しい付かず離れずは、個人的にまどろっこしくて楽しめない。でもハッピーエンドは良いな。最終回でシャーロットが「朝が来るのが楽しみなんです」と言うのはちょっと感動しちゃった。もう、朝が楽しみな感覚とか、最高に幸せになれたよと。アレンとどうのこうのとかどうでもよくで、シャーロットがそんなこと言えるようになったのは本当に良かった。
総評としては中の中。

 

youtu.be

youtu.be

『とあるおっさんのVRMMO活動記』

全12話視聴完了。
VRMMO、つまり仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインゲーム世界と現実世界の二重生活で、ゲーム内でのチートとハーレム。
真面目な人間はゲーム内でも真面目で、何故ゲームの中でも労働しているのか謎過ぎる。これは働くことが好きだからなのだろうか。確かに自分も『バイトヘル』に夢中になっていたり、『マイクラ』で永遠と無心で整地や農作物を蓄えたりしていた時期もあるけれど、それでも労働したくないと言いつつ、主人子は仕事から帰ったそう長くない趣味の時間でバイトみたいなことをしているのはちょっと理解できなかった。巻き込まれつつも、もうまんざらではないのかもしれないけれど。
この物語のキーポイントは、主人公である会社員の中年男性、田中大地。ゲーム内では自由な姿形、そして新たなアースという名前でプレイ。王道ではない独自のプレイスタイルで不遇スキルをあえて選んで、マイペースに料理や物作りなどをしつつ、ゲームを楽しんでいたら、それが結果として良い方向に進みチート的な状態で悪目立ちしてしまった上に、モテモテと。
残念だったのは、タイトルに「とあるおっさんの」とあるにも関わらず、おっさんらしさもなければ、冴えているのかどうかすらもうわからない。現実世界での描写がないので、もう見えている部分はゲーム内だけなので、これをVRMMOにする意味はあったのかと。ただ一つ、主人公に優れた点があるとしたら、それは確実に、現実の日常生活に支障が出ないように理性的なプレイ時間で最大限ゲームを楽しんでいると言う点だろうか。うっかりゲームのやり過ぎで寝不足で仕事に支障をきたしたりしていなさそうって、これってなかなかできないことだよね。とても凄いなと思う。
よくあるようなストーリーとキャラクターですぐ忘れそうとも思ったのだけれども、逆に特筆することなないシンプルなのでわかりやすい分、案外こういう方が記憶に残るのかもしれない。
総評として中の中。

 

youtu.be

『はたらく魔王さま!!』

第13話~第14話視聴完了。第2期2nd Season。

マグロナルドの改装が終わっての復職からの再びの日常をという一方で、異世界権力抗争に天界の介入にあれやこれやでストーリーの複雑化。そして遊佐さんのパパが出て来たり。なんやかんや、もう、ちょっと間を開けてしまったので、よくわかならないまま観てしまった。
印象的だったのは、お布団を買いに行く回。お値段色々だよね。丁度良い物を探すのは難しいよねと。

後半は、遊佐さんがみんなに愛されているなと。最終的にこれは彼らが生きる場所を元の世界ではなく、笹塚での日常を選んだで良いのかな。何処かで何か描かれていたのかもしれないが、個人的に見流してしまったので、最後まで大家さんが何者かわからなかった。ただ、時世の変化もあり、首になったコールセンターの派遣社員と、ファーストフード店のアイルバイターの将来が心配しかないなと。どうにもならないほの暗さが最後のハッピーエンドを素直に受け入れられい風に付き纏った。
総評として中の中。

 

youtu.be

『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』

全12話視聴完了。

異世界時間逆行やり直し物語り。マリーアントワネットオマージュ風。
主人公のミーア姫が心を入れ替えて努力するというよりは、些細なことをきっかけに物事が面白いように好転していく様がテンポ良く畳みかけるように進行していくので、それが爽快で愉快な作品だった。ご都合主義と言い切るには、主人公の思惑とは別の所で進行してくので、確かに主人公にとって良い未来に進んでいくので嫌な感じは一切なかった。
ストーリーは、ティアムーン帝国で起こった革命により、わがまま姫だった皇女ミーアが処刑されるところから始まる。しかし、落ちたはずの首は無事で子供の頃に逆行していた。そして手元には当時の日記帳。再びの断頭台を回避するため、小心者で無知なミーア姫は己の保身安全のため大奮闘。歴史改変ファンタジー物語り。
身分の高い者は無知が罪になるのを具現化したかのような存在で、己の食費を知る所が最初のターニングポイントだったように思える。そして嫌いだった満月トマトのスープを美味しいと食べ、それがどんなものかを知って、それが彼女の変化でその後の全てに繋がって行くのが印象的だった。他人に感謝し、尊重するって好印象なキャラになるなと。学園生活に、いつの間にかできた友人に思い人に、回避できた革命と、他国で起きた革命騒動。色々あったが、一貫してミーア姫がありがとうと言える自己中なキャラというのが可愛かった。テンポが良くて進行が速いので一気に観られるのは良いね。そして悪い奴が出て来ないのは本当に見易い。結構シリアスな展開になりそうなのに一切ならない、コメディと言う程でもなく、丁度良いバランスのエンタメ色の強い作品だったと思う。
総評として中の上。

 

youtu.be

『ポーション頼みで生き延びます!』

全12話視聴完了。
異世界転生。なろう系。チート。冒険者のいるファンタジー世界。
ちょっと好き過ぎてアニメを繰り返し観ているのだけれども、まだ消化しきれていないため感想が書けていない『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』と原作者が同じFUNAさん。
自分はコミカライズしか読んでいないのだけれども、絵を描く人の影響で、キャラクターもストーリーの組み方も同じ印象で面白いのだが、絵柄が決定的に違って、全体的に可愛らしく幼い印象になる。主人公が年齢に比べて子供に見える設定なのだが、元の絵柄の影響で女性キャラはみんな幼くて可愛く見えるので、あまりその設定が活かされなかったなと。
ただ、黒髪釣り目の童顔な美少女。思慮深く、自分に正直。そんな主人公が目指すのは、目指すのは安心安全な異世界生活。この世界で好きなように生きるって。反省はするけれど後悔はしない。自己中心的で世界は自分のために回っていると言いつつ、情に厚い。もうそれが滅茶苦茶格好良かった。
ストーリーはOLの長瀬香は神様的な存在の地球の管理者の失敗により死んでしまい、その代償として地球によく似た世異世界への転生を勧める。そしてその世界の管理者である女神セレスティーは地球の管理者に惚れており、下心と、香の口車に乗せられ、若返った肉体に、どんな入れ物に入っているかも自由な、どんな効果も自由自在なポーション作成能力をゲットする。更にセレスティーとお友達にもなり、そんなチート状態で始まったカオルとしての異世界生活。平凡平和な普通の生活を望むも、トラブルに巻き込まれ、自らのチート級の能力によって切り抜けていくうちに、いつの間にか「み使い様」として特別な存在となっていく。
どんなポーションでも、まではなんとなくわかるのだが、ポーションを入れる容器まで自由でという能力によって綺麗なガラスの容器に留まらず、金属探知機や戦車まで、というのは流石に無茶苦茶で、そんな無茶苦茶を力技で押し通すのが良かった。

個人的に食堂で相談役をやっている辺りが一番好きだった。
最終話、疫病をカオルの能力によって喰い止め、正体がバレたために再びお婿さんを探す旅に出る所で終わる。俺たちの旅はまだまだ続くなのだけれども、なんだかとても綺麗に終わっていて、旅終わりにも関わらずすっきりした。
総評として中の中。夜中にさっくり観るのに最適だった。

 

youtu.be

『新しい上司はど天然』

全12話視聴完了。
自分、会社という物に正社員として所属したことがないのだけれども、会社ってこんな優しいアットホームな感じで個人で固まって行動するものなのだろうかと、謎。
ストーリーは、嘗ての職場で上司からの犯罪ギリギリのパワハラで精神と胃をやられ、広告営業職に転職した主人公桃瀬。トラウマを抱え、新しい職場でも上司に警戒するが、新しい上司の白崎は、ど天然の癒し系の優しくて可愛い上司だった。更に、仕事人間だったことが原因で新築一軒家を建てるも奥さんに逃げられたバツイチで自己評価が低い寂しがり屋で、愛されマスコットキャラのくまってちゃんオタクな課長、青山。桃瀬と白崎のやり取りを見て、自らも上司にパワハラを受けていた会社を辞職し、同じ職場に転職してきた、お調子者の同僚、金城。優しい人たちに囲まれて、次第にトラウマから脱却してく、桃瀬君の、癒し系お仕事コメディ。
白崎主任、確かにこんなイケメンでお仕事できて、天然で優しくされたら癒ししかないなと思ったのと、桃瀬君は白崎主任に癒されるのも大事だけれども、心療内科でしかるべき胃のお薬とカウンセリングが必要なのでわとずっと思ってしまったのと、元上司が家に行くと脅して来たのは警察案件ではなかろうかということが気になって仕方がなかった。そしてなにより、もう、これは完全に恋愛関係が成立しているだろうと。そして仲良し男4人組なのではなく、グループ交際にしか見えないよと。最終話のクリスマスパーティーとか。ラブい。引っ越しを決めたやりとりとか。もう、いつ告白があるのと。なんで告白しないのと。そんな感じだった。
引っ越し先が向かいの部屋で、そんな窓越しに大声で近所迷惑だよ。そして2人が住んでいたのが吉祥寺とか。なんだか最後までほっこりした。

実家への挨拶まで済ませた仲で、一緒に猫まで飼い出して。もういっそ広い部屋を新しく借りてずっと一緒に住んでいたら良いのに。もう。
文句を言いつつ、ずっと顔がにやけてしまった。とても癒された。
総評として中の中。

 

youtu.be