全12話視聴完了。ワールドウィッチーズシリーズ。音楽隊編。
10周年ってまだ10年なのか、もう10年なのか。「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」はいまだに忘れないほどに印象的だったなと。
『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』 - アニメの感想。
『ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!』 - アニメの感想。
ストーリーは、道の敵ネウロイと戦う人類はウィッチと呼ばれる10代の少女たちによって守られていた。と、いう世界で、連合空軍は長引く戦争で疲弊した人々の心を癒し元気付けるため、航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズを結成する。そうして集められたウィッチでありながらも戦うことに向かない少女たち。彼女たちの背景と日常と音楽活動。
一体化した航空ショーと音楽ライブは見ていて恰好良いのだけれども、そんな広いライブ会場でどうやってその歌声を届けているのか、何処かで説明していやのかもしれないけれど、見逃したのか、どうにも謎だったなと。遠くなればなるほど、ライブの迫力って減らないかと思ったり。
そして、可愛い女の子たちの、なんてことない日常にのせて、戦時中。どうしてこんな幼い少女たちが背負わなくてはならなかったのかという闇と、前線だけが戦場ではない怖さがじんわり来る。一見、平和ボケしているような、いや、戦争も日常になってしまうのだということか。相変わらず、このシリーズは根性論や無茶苦茶な論理で色々押し通すところも含め、もやっとした。
個人的に、もうこのウィッチシリーズのキャラクターはもう似ていて個別認識を諦めてしまってはいるのだけれども。もう、最初の宮藤と坂本少佐はキャラクターとして強かったなと思う。
印象的だったのは、第8話の日本での公演で立ち寄ったいのりの祖母の家のシーン。縁側良いよねと。作中のいかにもな昔懐かしい日本の田舎の情景がちょっと好き。
総表として中の中。