アニメの感想。

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『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』

全12話視聴完了。異世界転移。超人高校生とあるが、高校生的な所がほぼなく、例えば同じ17歳でも高校に行っていなければ、高校生にはなれないのだよと思った。そして、異世界転移と言えば、現代からファンタジーワールドへ突然に行っていまうのがセオリーなのだが、この高校生たちの世界がすでにかなりファンタスティックなご様子で、ファンタジーワールドからファンタジーワールドへの転移だなと。更に、異世界に行ってチートになるのではなく、元からチート集団だったのはちょっと新しかった。

ストーリーとしては、飛行機事故によって7人のそれぞれ得意分野を持つ超人高校生たちは、魔法や獣人の存在する異世界に迷い込んでしまった。エルフの美少女のいる村に助けられた彼らは、そこを拠点に電気のない世界に発電所を作ったり、悪政を正したり、経済を牛耳ったり。地球最高の叡智と技術でオーバーテクノロジー異世界革命。

主人公は高校生で総理大臣のイケメンもてもて王子な御子神司きゅん。いきなりエルフ少女に口移しで肉を食わされたり、もう、何がなんだかの男前っぷり。そんな彼を中心に、発明家で司きゅんが好きなロリ風少女、林檎ちゃん。忍者で世界最高のジャーナリスト女子高生な忍ちゃん。彼女の前では寿命と言う概念は限りなく希薄とか、凄い謳い文句の最高峰の医者の桂音さん。侍で、刀で、五右衛門的な、もうこうなると訳がわからない武等派な葵ちゃん。財界の魔王とか、商人は商人だけれども、もてるもてないとかそういうのは全て胡散臭さに消し炭にされた勝人君。このメンバーで何故マジシャンがと思うが、魔法的なはったりって重要だよねと、アニメ観進めていくとわかったよ、そんなショタっ子、暁君。まぁ、この超人メンバーで唯一はらはらさせられたのは、司君の絡んだ乙女達の抗争位か。最終的にそんな瑣末なことと横に追いやられ、ハーレムだけれど、ハーレムとかそうでもないよみたいな展開。

まぁ、完結はしていないよね。最終的に異世界で世界征服目指すような、そんな物語りだったような。それよりも気になるのは、こんなチートを失った、彼らの元の世界の混乱の方が大変なのではなかろうかという。だって、総理大臣消えちゃったとか、一大事だよねと。

総評としては中の中。高校生ね、高校生ってなんだろう。

https://youtu.be/WL8FStExZgE

 

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  • 発売日: 2020/01/08
  • メディア: Blu-ray