アニメの感想。

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『異世界召喚は二度目です』

全12話視聴完了。なろう系の異世界召喚。そしてタイトル通り2度目。
ストーリーは、主人公は、一度は勇者として救った世界に再び、前回とは別の姿、須崎雪としてクラスメイトと共に召喚される。そして単独、嘗ての仲間を再開したりしつつ、再び戦乱の兆しがある世界を救う旅に出る。そしてその戦乱を起こそうとしていたのが、嘗て、1度目の召喚の時に共に召喚された冬真。共に勇者として戦い、世界に平和を齎すも、セツだけが元の世界に転生してしまい、取り残された彼はセツに対する歪んだ愛情と悪魔に唆されたことにより暴走してしまっていた。
基本的にセツの俺最強とひっそりもてもてのハーレム状態。更にヒロインとしてセツの幼馴染の夕陽ちゃんがクラスメイトの中から抜け出して単独行動のセツと行動を共にする。正直、見所が何処かよくわかわなかった。異世界召喚2度目というのがこの作品の売りではあるのだろうけれども、あれ? 第1期を見逃したっけというような疎外感。更に、ことの発端となったトーマ君とのいざこざは完全にお前らちゃんと話し合えばわかり合える範囲のことでこんなことを大きくしちゃってと思わされるようなやり取りだし、ヒロインの存在は薄いし、そもそもセツが旅に出ている間のクラスメイトたちの存在意義とはとか。彼ら最初と最後しか出て来ない。呼び出されたかと思ったらあっさり帰されて、もうちょい彼らに何かあってもよかったのでわと。そして異世界に残った雪とヒロインちゃんは異世界の見聞を広げる旅に出ると。現実世界への未練も何もないのかとか。最後までなんだかなと思わされる話しだった。いや、途中の異世界での旅で出会う人との関わりが見所だったのかな。宝石商人の孫娘のルリちゃんとのやりとりの辺りとかちょっと面白かったし。
総表として中の下。

 

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