アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『おちこぼれフルーツタルト』

全12話視聴完了。
きらら系の女の子のきゃっきゃうふふな可愛いやつ。
舞台はおちこぼれアイドルたちが共同生活を送るねずみ荘。主人公はアイドルを志して上京してきたピンク髪の女の子大好き、素直、明るく純朴な桜衣乃。メンバーは、元子役として一世を風靡した元子役の、小柄なことがコンプレックスなお団子頭のロコ。元ミュージシャンの天真爛漫なはゆ。身長も胸も大きな天然風味なファッションモデルの仁菜。そして途中からメンバーに加わった、大手事務所の期待の新人だったけれども衣乃ちゃんに憧れてフルーツタルトに加わった、目のハイライトがハートという個性的なへもちゃん。取り壊しの危機のねずみ荘を救うため、マネージャーである梶野穂歩が立ち上げた「おとこぼれフルーツタルト」というリアリティ番組企画。借金返済を目指して活動することとなる。
思う所は色々あるものの、衣装が可愛いかった。そして単に可愛いだけでなく、そのキャラのイメージからの柄を貼り付けることによって、強制的に画面の情報量を増やすの凄いなと思う。背景とかモブとかストーリーがすっきりしていても気が逸らされる。省略のしかたも斬新。柄のこけしスタイル。可愛い。
体当たり芸人みたいなことさせられているアイドルは、セクシー路線強要されていたり、なんか、でも身近さはユーチューバー的な。人気番組の間の番組ってそれだけで凄いのではないなかとか。アイドルとか芸能界とか、わからないけれども思ってしまう。でも自分はアイドルグループのメンバーもグループ自体も疎く、見分けが付けられていない人なので、アイドルが衣装で電車に乗っていても、わからないよなとか。

個人的にファンで協力者のクラスメイトのとねちゃんが好きだった。素人女子高生。可愛い。どのキャラも可愛かったけれど、同じような可愛い絵柄のアイドルの中で、ちゃんとアイドルでないキャラであるとねちゃんは別の魅力満載だった。
そう、絵物語なのは、良いのだよ。急にランドセルを背負った幼女外見のコスプレ大好き社長代理までは、まぁ、キャラクターとしてはあるのかなと思えたのだけれども、最終回、地元でライブするよというの。急な開催であんな出店たくさんのお祭りとか、なんか、フィクションなのは重々承知だったけれども、更に非現実感。企画計画進行大変だろう。そこに急に無計画風にぶち込まれたカレー屋台。単に、みんな頑張ってライブ成功してじゃ駄目だったのか。急に完全に気持ち置いて行かれてしまった。スピーカー壊れたとかも、あれだけ大規模イベント、アイドルが機材まで面倒見ないよ。予定調和が過ぎるよ。皆に愛されているのは、わかったから。わかったけれども。不自然しかないよ。今時、ローカルアイドルのパンチラでバスるのかなとか。無駄に要素詰め込み過ぎ。一つ気になりだすと気になってしまう最後だった。音楽は、可愛い。キャラも可愛い。だからこそ、普通にライブじゃ駄目だったのかな。カレーの歌好きだよ。カレー食べたい。

総評として中の中。

 

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