アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『干物妹!うまるちゃんR』

干物妹!うまるちゃん(『干物妹!うまるちゃん』 - アニメ視聴否忘失録)』第2期全12話視聴完了。

特に感想は第1期と変わらないなと。深く考えなければ可愛いし、楽しめる。今回はうまるちゃんの友人関係にスポットが当てられていたかな。そして、タイヘイを「お兄ちゃん」と呼ぶ謎の美少女ヒカリちゃんの登場。と、謎でも何でもなくて叶課長の妹であったのだが、個人的に漫画をヒカルちゃんの登場までしか読んでいなかったので、謎のままな感じ。うまるちゃんのライバルキャラ的な扱いなのかな。そして第2期では海老名ちゃんの兄かもなキャラも登場し、これからまだまだ続くのだろうなと。アニメも第3期あると良いな。

それにしても、お兄ちゃんはうまるちゃんを駄目にして依存させて離れられないようにするつもりなのだろうか。うまるちゃんの最終回のED後の発言は酷かったが、あれを容認しているのもお兄ちゃんだからなと。それを考えると、凄く恐ろしい作品だよ。

総評としては中の中。

 

『将国のアルタイル』

全24話視聴完了。

犬鷲使いの少年将軍(パシャ)の成長と、二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚。中世風の世界に、戦略とアクションの織り成すストーリー。

面白そう。そして壮大。最後まで観たのだが、上手く世界感に入りきれず、最後までそんな感想だった。絵は線が細く綺麗で、主人公の少年トゥグリル・マフムート・パシャの金髪美少年っぷりから、漫画で読みたいなと思った。特にエンディングの絵が素敵。

まだまだ戦いは続くし、マフムートパシャはまだまだ未熟でこれからが楽しみだし、世界はまだ平和とは程遠いし、陰謀は至る所で渦巻いているが、何となく一段落して終ったかなと。やっぱり漫画読みたいな。

総評として中の中。

 

将国のアルタイル(1) (シリウスKC)

将国のアルタイル(1) (シリウスKC)

 

2017年印象的だったアニメ10。

今年、アニメ視聴本数131本。正確には、まだ放送中の長期作品や感想を書いていない作品もあるので、もっと観ているのだが、もう、我ながら自分で自分が心配になるね。だって、特に2倍速にしているわけでもなく、例えば1作品1話30分で12話だとして、全部で786時間。それを24時間で割ると、32日とちょっと。可笑しいよ。可笑しいでしょ。1年365日の内、丸々32日はアニメ見ているって。そもそも、2~3日に1シリーズアニメ見ている計算になる。OPとEDは基本的にカットせず、CMのみ飛ばして観ているので正確には1話27分位かな。その131本の中には5分アニメもあるので、実際にはそんなに観ていないとも思うのだが、2クールで24話の作品もあるし、1年間続いた作品緒あるし、もう、何とも言えない。そして、こんなにもアニメを観ているのに、HDの容量が基本的にいっぱいって、それだけアニメが放送されている世界とか、恐ろしいよ。

まぁ、昨年は『2016年悪印象だったアニメ10。 - アニメ視聴否忘失録』を年間まとめとして書いたのだが、今年はお正月に見返したい。面白い。印象的だったアニメトップ10を書いていきたいと思う。

 

第1位 『幼女戦記

 今年、自分の中で一番に上げる作品はこれを置いて他にない。ちょっとどうしようと思う位に面白かった。劇は喜劇で笑劇あり、やはり悲劇でもあり、劇と付くからには魅力的。

異世界転生物。合理主義のエリートサラリーマンだった主人公は同僚の逆恨みにより命を落とし、創造主を名乗る物体Xにより、魔法技術が存在する20世紀初頭の欧州に似た世界に孤児の少女、ターニャ・デグレチャフとして転生させられる。そこでターニャは前世の記憶を活かして軍人としてのキャリアを積み、後方勤務で順風満帆な人生を送ろうと目論むも、思惑を外れ、大戦の最前線に送り込まれ続けることとなる。

爽快な会話劇。癖のある絵柄が癖になる。灰色の戦争のシーン、まさに積屍の中、唯一輝く鮮やかな蒼い瞳の色。台詞に合わせてあの大きな目が動き、睫が揺れ、ふっくらとした唇が歪むその一挙手一投足に夢中になってしまう。凄く面白かった。

『幼女戦記』 - アニメ視聴否忘失録

 

第2位『昭和元禄落語心中

落語を巡る二人の天才落語家と、その弟子との、同門関係や色街と男女の関係に、擬似家族に、ファンに、周囲との関わり。落語との関わり方。落語会の繁栄と衰退。と、何か難しそうな言葉を並べたけれど、落語って娯楽で面白くて凄いよね。今まで落語というと「笑点」位しか知らなかったけれども、夢中になるわ。そんな作品。

『昭和落語心中』 - アニメ視聴否忘失録

 

第3位『少女終末旅行

人類の文明が崩壊し、廃墟となった巨大都市。残されたのは朽ち果てた機械だけ。そんな終わりの世界で、愛車ケッテンクラートに乗り、都市の上層部を目指し旅する2人の少女、チトとユーリの終末ファンタジー。淡々とした二人の終末にある日常に、じんわりと怖い、何処か哲学的な作品。

『少女終末旅行』 - アニメ視聴否忘失録

 

第4位『メイドインアビス

可愛い絵柄で、結構、辛辣。ほんわりファンタジーかなとか思って見始めると酷い目に合うかもしれない。が、世界は美しいだけでないよねと、涙が止まらなかった。

謎の竪穴「アビス」。その縁に作られたアビスの恩恵を受け栄える街。そしてそのに暮らすアビスの探検をする「探窟家」たち。ロマン、日々の糧、アビスに眠る「遺物」を求め命がけの危険と共に奈落に挑む人々。主人公の少女、好奇心旺盛で、アビスに魅せられ、いつかお母さんのような白笛の探窟家を目指すリコは孤児院で暮らす探窟家見習い。リコはある日、アビスで少年そっくりの記憶を失ったロボット、レグと出会う。母ライザからの「アビスの底で待つ」というメッセージを読んだリコはレグと共に二度と戻って来れなくなるかもしれないアビスの底に向かう旅に出る。アビスで2人を待ち受ける様々な試練と出会い。

『メイドインアビス』 - アニメ視聴否忘失録

 

第5位『ドリフターズ

独特な平野節炸裂。12話があっという間だよ。勢いで魅せられる。

タイムトラベルというか、異世界ファンタジーというか、何とも言えない不思議な感じ。西暦1600年関が原の戦いで。薩摩、島津家の武将、島津豊久は撤退戦の後、雨の中、一人山中を彷徨っていた。そこで辿り着いた無数の扉がある部屋。そこにいた謎の男に扉の向こう側へと送り込まれる。その先にあったものは、人間とエルフ、ドワーフなど人ならざぬものが暮らす異世界、オルテ帝国。そこで島津豊久は漂流者「ドリフ」として、異なる時代から先に流れ着いていた織田信長那須与一らと共に、成り行きと武士としての生き方から人間に支配されたエルフの村を開放。その勢いのまま、彼らは国奪りを始める。

『ドリフターズ』 - アニメ視聴否忘失録

 

第6位『ノーゲーム・ノーライフ

引き篭もりオタクが異世界行っちゃう系ファンタジー。チート設定に、異常な兄弟が魅力的。

ニートで引き篭もりの兄妹ソラとシロ。ネットでは「  」(空白)の名で無敗を誇る天才ゲーマー。そんな二人の前に神を名乗るチトという少年が現れ、10の盟約によって全てがゲームで決まる異世界へと召喚してしまう。異世界には16の種族が存在し、その最下位に属するのが最弱の人類種(イマニティ)。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前の人類を救うため、ソラとシロは頭脳バトルに挑む。

『ノーゲーム・ノーライフ』 - アニメ視聴否忘失録

 

第7位『鬼灯の冷徹

地獄を舞台にした、単話でも楽しめるコメディアニメ。魅力的なキャラクターと、地獄の豆知識が豊富で、繰り返し見ても楽しめる。

『鬼灯の冷徹』 - アニメ視聴否忘失録

 

第8位『ラブ米-WE LOVE RICE-

最高に笑える5分アニメ。お米って美味しいよね。

『ラブ米 -WE LOVE RICE-』 - アニメ視聴否忘失録

ラブ米-WE LOVE RICE- 1巻 [DVD]

ラブ米-WE LOVE RICE- 1巻 [DVD]

 

 

第9位『鬼平

あの有名な池波正太郎原作の江戸を舞台にした時代劇のアニメ化。

『鬼平』 - アニメ視聴否忘失録

 

第10位『競女!!!!!!!!

衝撃的だった。「競女」という架空のスポーツを作り上げ、王道スポーツ漫画の筋道を辿り、期待を裏切らず、予想の上をいってくれる作品。凄く真面目に笑わせてくる。

『競女!!!!!!!!』 - アニメ視聴否忘失録

 

 

 

今年も面白いアニメがたくさんあった。来年もたくさんアニメを観たいな、と思う一方で、流石に自分の生活が心配になってきたので、ちょっと控えて行きたいと思う。

『鬼灯の冷徹』

第2期13話視聴完了。

第1期放送時はまだブログ初めていなかったのだなと。

安定安心の単話で楽しめる地獄を舞台にしたコメディアニメ。また、キャラクターも魅力的で、主人公である鬼灯様はどこか頼りない閻魔大王の第一補佐官として、亡者への呵責や極卒たちの指導と、多能な日々を送っている。また、鬼灯と犬猿の仲である中国の神獣、白澤。御伽噺で有名な桃太郎に、そのお供のシロ。かちかち山の兎、芥子さん。座敷童の一子と二子に、アイドルのマキ、ミキちゃん。新米極卒の唐瓜に茄子。それに、金魚草など。騒がしくも楽しい地獄の日常。

単なるコメディではなく、地獄や死後の世界をネタ元としているため、繰り返し見ても楽しめるだけの奥深さがあるなと思う。

そして最終話。12月30日とか特番でアニメ放送するとは思わなかったよ。基本、録画で見ているのだけれども、たまたまテレビ点けたら放送中で、それも忘年会のシーンで、嗚呼、年末だな。良いなと。

総評として中の上。オープニングの「地獄の沙汰も君次第」が印象的。来春に第2期後半も放送決定で、楽しみ。

 

『少女終末旅行』

全12話視聴完了。

原作好き過ぎてアニメ化決定から、どうなることかと不安過ぎてどきどきしながら見始めたが、凄く、良かった。嗚呼、絵が動くって素晴らしいな。音が付くって凄いな。原作の良いところを失わず、過剰にもならず、淡々とそれいてじんわりと。素晴らしかった。

物語りは、人類の文明が崩壊し、廃墟となった巨大都市。残されたのは朽ち果てた機械だけ。そんな終わりの世界で、愛車ケッテンクラートに乗り、都市の上層部を目指し旅する2人の少女、チトとユーリの終末ファンタジー。

 

何故やどうしてなどの世界に対して、或いはチトとユーリに対して、そんな背景設定を考える必要がないほどに、清々しく終末の世界を生きて旅する。それだけだった。そこに生まれる哲学的な問い。終末が日常で、それがじんわりと怖かった。また、旅をするのが男女の子供でもなく、少女二人というのが、また終末だなと思わせて、嗚呼、どうなってしまうのだろう。来年、漫画も完結とのことで凄く楽しみ。

アニメの最終話は、写真と、ヌコと、音楽が流れるのが凄く怖かった。こんな綺麗な恐怖ってあるのだなと、個人的に涙が止まらなかった。

総評としては上の下。

 

少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS)

少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS)

 

2017年印象に残った漫画ランキング25。

昨年に引き続き、個人的趣向による漫画ランキングです。昨年と被っている作品もあるのですが、連載中や過去作品もありつつも、今年も何度も読み返したな、この年末まで印象に残ったな、そんな作品を集めました。

 

第1位 『阿・吽』おかざき真里

空海最澄の二人の天才の生き様を描いた作品。兎に角、絵が綺麗で魅せられる。凄い。どんどん目が離せなくなる。美しい漫画。

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

 

 

第2位 『多重人格探偵サイコ田島昭宇/大塚英志

今更かもしれないが完結巻まで読んだので。ふと思い出し、途中までしかなかった単行本の続きを大人買い。無事、綺麗に終っていた。良かった。

衝撃的でインパクトの強い内容と絵が続くが、圧倒的な画力と安定の漫画力で嫌味がない。アクション格好良い。今、1巻から読んでも、自治ネタはあるものの古さを感じさせない。

 

第3位 『おかめ日和』入江喜和

 何故今更と言われれば、電子書籍で1巻無料だったからと。そして紙派の自分は廃盤で探すの大変だった。が、後悔はない。

ほんわか日常物。時代錯誤の亭主関白でモラだったりDVだったり、そんな夫婦生活も、当事者にしかわからない夫婦の絆と愛と、嗚呼、良いなと思える。そして、多分、この作家さんの描くイケメンが凄く好みなのだと思う。

もう一つ、作中に出て来るご飯が美味しそう。枝豆のコロッケとか、カレーとか。同作家の『東京BONごはん~おウチで作る名店の味~ 』はゴハン漫画で、こちらもうお店に行かないとならないね。でもレシピも載っている。素敵。お腹がへったよとなる。

おかめ日和(1) (BE・LOVEコミックス)
 

 

第4位 『プリマックス

勢いで押されたまま完結したなという印象だけれども、もう、カワイイしかなかった。カワイイ最強。

プリマックス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

第5位 『春風のエトランゼ』紀伊カンナ

※BLコミック。

第1部完と、ラストの引きに身悶えてしまった。南の島から北国に。日常を踏み固めて成長していく感じ。愛であるとか家族であるなどの問題を真っ直ぐに描いているのに、ゆるっとふあっとした空気で読める。

海辺のエトランゼ (Feelコミックス オンブルー)

海辺のエトランゼ (Feelコミックス オンブルー)

 
春風のエトランゼ 1 (onBLUEコミックス)

春風のエトランゼ 1 (onBLUEコミックス)

 

 

第6位 『空挺ドラゴンズ桑原太矩

 龍を狩って喰うという、壮大な日常。そして、リアルなレシピはドラゴン肉ってお肉屋さんに売っていたっけとか、一瞬、考えてしまう。また、食べる事大好きな不思議キャラのミカさんが魅力的で、新人だったタキタの成長から目が離せない。

 

第7位 『波よ聞いてくれ沙村広明

沙村さんの勢いで捲くし立てる会話劇とラジオの相性良過ぎ。安定の面白さ。

 

第8位 『ゴールデンカムイ野田サトル

食と死が凄く近い、アイヌマタギの文化紹介漫画かと思っていたが、どうやら肉体美を魅せる漫画だったかもしれない。新刊、ラッコ鍋と温泉は幸せになったわ。相撲最高。アニメ化とのことだが、どうしてくれるのか凄く楽しみ。

 

第9位 『やたもも』はらだ

※BLコミック。

 完全無敵ハッピーエンド。いや、色々悲惨なのに綺麗に終った。凄いなと。萌とか胸キュンよりは漫画として面白い。

やたもも (バンブーコミックス Qpaコレクション)

やたもも (バンブーコミックス Qpaコレクション)

 

 

第10位 『ちひろさん』

 こういう大人になりたかったし、出会いたかったと思う。淡々と魅力的な漫画。

ちひろさん 1 (A.L.C.DX)

ちひろさん 1 (A.L.C.DX)

 

 

第11位 『少女終末旅行』つくみず

 二人の少女チトとユーリの終末を旅するほのぼのとした物語り。世界はなんだか凄く難しくて、だけれども本質的な物はもっと単純なのかなと、色々と考えさせられる可愛いだけでない、ちょっと怖い作品。アニメも面白かった。完結が寂しいような、楽しみなような。

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)

 

 

第12位 『ポールルームへようこそ』竹内友

 競技ダンス。社交ダンス。の、正統派スポ根漫画。絵が印象的。一気に読んでしまった。アニメも良かった。

 

第13位 『日曜日にパウンドケーキ』阿弥陀しずく

 ※BLコミック。

独自の世界感のある、ふわっと系BL漫画。今年一番の癒しだったわ。この作家さんの警察とアイドルおたくの恋も面白い。

日曜日にパウンドケーキ (onBLUE comics)

日曜日にパウンドケーキ (onBLUE comics)

 
からっぽダンス 1 (Feelコミックス FC SWING)

からっぽダンス 1 (Feelコミックス FC SWING)

 

 

第14位 『八雲さんは餌づけがしたい』里見U

 高校球児も未亡人もどきどきするよ。そんな中、ごはんを美味しくたくさん食べるとう健全さにやられるね。まるで夏の縁側でお昼寝のような漫画。読んでいて顔がほころぶ。

 

第15位 『いちげき』松本次郎/永井義男

 劇画時代劇物。なのだけれども、農民というのはコミカルで愛嬌があるよね。

いちげき (1) (SPコミックス)

いちげき (1) (SPコミックス)

 

 

第16位 『ドリフターズ平野耕太

 歴史×ファンタジー。独特な平野節でキャラを魅せて来る。格好良い。

 

第17位 『合法レシピ』ヴァージニア二等兵

 ヤクザで高校生で料理好きという詰め込み過ぎでわ、と思いつつも何故か夢中になっている。そして料理が凄く美味しそう。

紺田照の合法レシピ(1) (月刊少年マガジンコミックス)

紺田照の合法レシピ(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

第18位 『BEASTARS板垣巴留

絵も構成もストーリーも読み難いにも関わらず、一度、その世界に入ったら全部持っていかれる。こういうのがあるから、自分は漫画を読んでいるのだと思う。凄い。

BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)

BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 

第19位 『居酒屋のぶ』ヴァージニア二等兵

 グルメ漫画増えたし異世界物も沢山あるけれど、これは凄く呑みたくなる漫画。異世界というちょっと不思議要素によって見知った料理が更に美味しそうに感じる。

異世界居酒屋「のぶ」(1) (角川コミックス・エース)
 

 

第20位 『ハクメイとミコチ樫木祐人

多分、今年一番何度も読んだ漫画だと思う。

僅か身長8cmのハクメイとミコチという2人の小人のお話し。小人と言ってもあまりファンタスティックになりきらず、きちんと地に足の着いており、だけれども素敵な世界感の日常物語り。ごはんも美味しそう。

1月からのアニメが凄く楽しみ。

 

第21位 『間違った子を魔法少女にしてしまった』双龍

 ちょっと今までにない魔法少女物。金髪縦ロールの美少女なのに、ヘビースモーカーとか。結構しっかり肉弾戦アクションとか。肉々しいのはアクションだけでなかったりとか、だけれどもやらしくならなかったりとか。勢いで面白い。

間違った子を魔法少女にしてしまった 1巻 (バンチコミックス)

間違った子を魔法少女にしてしまった 1巻 (バンチコミックス)

 

 

第22位 『ヤリチン☆ビッチ部』おげれつたなか

※BLコミック。

何と言うか、タイトルの語呂が良いよね。そして作者名も、これで意外と純愛的な真面目な話しを描かれちゃうと、もう、ちょっとすでに面白い。そしてこの作品は作品で、よくわからないなと思いつつ、何故か読んでいる。萌でも癒しでもなく。不思議。

 

第23位 『苺ましまろばらスィー

 新刊出るとは思わなかったよ。嬉しい。そして相変わらず可愛い少女たちが暇な大学生みたいな会話をしてる。良かった。

苺ましまろ(8) (電撃コミックス)

苺ましまろ(8) (電撃コミックス)

 

 

第24位 『ススメ!栃木部』一葵さやか

 栃木出身としては推して行きたいと思うが、どうやらローカルネタが多く、他県出身の人に勧めても反応は微妙ではあったは、個人的には面白いと思う。また、『まろに☆え~る』のぶっとんだ設定に美少女、マスコット、魔法少女、イケメンを詰め込んだのとか嫌いじゃない。

ススメ!  栃木部 1 (ファミ通クリアコミックス)

ススメ! 栃木部 1 (ファミ通クリアコミックス)

 
まろに☆え~る (電撃コミックスNEXT)

まろに☆え~る (電撃コミックスNEXT)

 

 

 

 第25位 『タヌキとキツネ』アタモト

 かわいい。かわいいしかないよ。一応、コマ割してあるから、漫画で良いのかな。グッズ欲しくて久々にLoftとか行ったわ。胸をえぐるような愛らしさに夢中ですよ。

タヌキとキツネ (リラクトコミックス)

タヌキとキツネ (リラクトコミックス)

 

 

 

嗚呼、今年も面白い漫画たくさんだったな。全然、書ききれない。だけれども、今年はコレ今夢中過ぎてヤバイよという物は特になく、一応、順位を付けてはいるものの、あまり差はなかったかなと思う。尤も、全て個人的趣向ですが。また、来年も面白い漫画がたくさん出ると良いなと。漫画大好き。

『お酒は夫婦になってから』

全13杯視聴完了。

グルメ物というか、カクテルに特化したお酒とラブラブ夫婦と毒にも薬にもならない5分アニメ。

無口で優秀な美人主任、水沢千里。本当はお酒大好きだけれども、酔うと可愛くなってしまうという秘密があった。それを知るのは、料理上手でお酒作りの上手な愛する夫、壮良のみ。酔いデレカクテルコメディー。

 

なんか、優しくて素敵な旦那様。だけれども、なんだろう。ちーちゃんに呑ませ方とか、甘やかし方とか、ちょっとした恐怖を感じるのは。いや、理想ではあるのだけれども。第1話のミニおでんは凄く美味しそうだったし。それと、酔った時のギャップ狙いなのだろうけれども、若干、弱いなと感じる。

毎話、カクテルの紹介なのだが、こんなのがあるのかぁ、と楽しく見られた。まぁ、カクテルなのでシェイク必要だったり、レシピ知っただけではできないのだろうけれども、玉子酒くらいは作り方を紹介して欲しかったな。

総評としては中の下。今、禁酒中なのだが、お酒呑みたい。

 

お酒は夫婦になってから Vol.1 [Blu-ray]

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