アニメ視聴否忘失録

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『月が導く異世界道中』

全12夜視聴完了。
異世界転移。チート能力は後天的な物だけでなくて、平凡な振りをして元から素養はあったタイプ。そして異世界で世界を救ったり征服したりとかではなく、どちらかと言うと自分の領地をクリエイトする系。ただ目的が、両親が実は元異世界の住人であり、そのルーツを探りたいのか、世直し旅がしたいのか、自分の領地を豊かにしたいのか、或いはその全部なのか。主人公が流されやすく、進退が成り行きまかせがちに見えるだけに、結局ハーレムという風でもなく、物語の終着点がわからずに、なんだろう、多分、この主人公が俯瞰して物事を見がちだからなのか、多くの人が望むであろう主人公の幸せであるとか充実した人生であるとか、どうしたらそれが達成されるのだろうかと考えてしまった。
ストーリーは、元異世界人である両親が、日本への転移の際に両親が女神と「大切なものを捧げる」という契約がされていたために、異世界に勇者として転移することとなった、平凡な高校生の深澄真。しかし「顔が不細工」であると女神に勇者の称号を剥奪され、最果ての荒野に飛ばされてしまう。その際、三貴神の一柱である月読命から、問題のある女神を超える加護と自由に生きる許可を与えられる。更には元の世界との環境の違いによって得た常識外の魔術や身体的能力。荒野を彷徨い、偶然助けたオークの少女エマを発端に、真の力を認め、従者になることを望んだ上位竜で人化した巴。更に、2番目に契約によって従者になった、あらゆる物を喰らう魔獣で災害の黒蜘蛛である、やはり人化した澪。オークにリザードマンに、亜人たちとの様々な出会い。巴との契約によって出来た亜空にて、彼らと共に平和に暮らすべく村を作る。そして、自身の容姿と強大な魔力、共通言語を知らないため意思疎通のできないことにより、真を恐れる自身の種族を頂点を考える差別主義的ヒューマンと、仮面と魔力を抑えるアイテムを使い、クズノハ商会を作り、商人として交流を図る。
三白眼=ブイサクという漫画アニメの風潮が、飛影はイケメンの部類と思っていた自分には上手く馴染めず。絵で美醜を表現する一つの手法として記号となっているのだろうけれども。そして主人公のあっさりめの顔は好感が持てる。
コミカルな演出の中に、友好的なヒューマンもいつつも、差別主義で利己的ヒューマンの非道な行いを圧倒的力でねじ伏せる爽快感が良かった。
個人的に、異世界の亜空での果物って桃源郷の桃みたいな感じで魅力的だった。それと、なんだかてっきりオークの少女がヒロインで進むのかと思ったら、まぁ、主人公に恋愛的感情に色々あってあまり誰かとどうとのとうことはなさげではあるのだけれども、正妻的立ち位置で良いなと思った。
第二期の放送が楽しみ。
総評として中の上。OPの「ギャンブル」がとても良くて繰り返し見た。そしてsyudouさんというアーティストが歌っている以外も、同じ名義で曲があって、なんだか少し混乱している。コラボとか提供とか。とりあえず同じアーティストの同じ声の曲を聴き続けたい自分としてはよくわからないなと思っている。

 

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