アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『さんかく窓の外側は夜』

全12話視聴完了。
アニメや漫画は性的趣向に対して寛容で良いなと。BLなのかなと思いつつも、BがLは好きだけれども、そこだけ拾うことに何の意味もないよなと改めて思わされたり。ただ、前半はちょっとだけえっちぃ雰囲気。
主人公は、霊感体質で視えてしまう、書店で働く三角康介。彼が偶然出会ったのは、新興宗教の元教祖と言う過去を持つ除霊師の冷川理人。「これは運命の出会いですよ」「私といれば怖くなくなる」と、三角に執着し、丁寧な口調ながらも強引に踏み込んで巻き込んで行く冷川。そしてそれに流され心霊探偵コンビを組む三角。人気占い師の迎系多。父の命令で呪い屋を営む女子高校生の非浦英莉可。刑事である半澤日路輝。謎の先生。様々な事件を解決しつつも、明らかになっていく過去。そして父親の因縁。
心霊系の怖いかと思わせておいて、最終的に人怖で、結局人が救うというマッチポンプ。「ホラー×ミステリー×バディ愛の三拍子そろった新感覚“霊感エンターテインメント”」とのことで、海外ドラマのようだったなという印象。
原作の漫画家さんが好きでデビュー当初から読んでいて、何と言うか、危惧していたのだが、絵柄とアニメの相性が悪いなと。キャラクターが安定せず、上手くストーリーが頭に入って来ず、最終回までの流れの盛り上がりに気持ちが乗らず、嗚呼、最終的に過去のトラウマと愛の力でごり押してのドラマチック日常エンドと、なんだか一歩引いてしまった。実写向きなのかな。映画、観ていないのでなんとも言えないが。時間ができたらそちらの方も観てみようと思う。と、いうか原作も2巻までしか読んでいない気がする。続き読まないと。
それと、書店の控室に『ドント、クライガール』のポスターはちょっと笑った。インパクトあったね。一番好きな作品。
総評としては中の中。

 

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