アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『現実主義勇者の王国再建記』

第2期14話~26話視聴完了。

マキャヴェッリ君主論の中身とか、初めて知ったよ。そもそもマキャベリーだと思っていた。こうしてアニメで掻い摘んで知ると、ちょっと読んでみたいなと言う気になるね。面白そう。
ストーリーは異世界強制転移から王様になって、弱小国家を再建するよと。主人公の理性的で柔軟で賢さと努力家で誠実さが、国を良くしていくし、皆に愛されるよね。
今期は、王故に人を殺さなければなかったり、背後で陰謀もだけれど、別の力が動いており、SFチックな魔法だったり。なんだか歴史的知識を使い、次から次へと浮上する問題を爽快に解決しているようで、常にちょっと大変そうだった。まぁ、ヒロインたちに支えられたりとか、平和にハーレムというか、一夫多妻制が成立したりとかしつつなのだけれども。なんだろう。リーシアは一番にしても、ソーマ君、別にもっと自分を解放して欲しい。彼が禁欲である必要性がわからないので、余計に大変そうだよね。異世界系、よく自制心が強くて働き者がいて心配になる。
印象的だったのは、難民問題。異世界という体を取りつつも、現実でもある問題をわかりやすく解説していて、今まで漠然とよくわかっていなかったことがわかったような気がした。
後は、処刑されたはずのライオンちゃんに「カゲトラ」はちょっと面白かった。
総評としては中の上。コミカライズ、とても面白いのだけれど、表紙が他と差別化はされているものの、キャッチーさが若干欠けるのだよなと個人的に思って読んでいる。

 

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