アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ノケモノたちの夜』

全13夜視聴完了。
ビジュアルが好みでないと美少女設定の説得力が半減してしまうのと、異種間恋愛的要素があってもときめき度数が下がるよなという、自分の狭量さを再確認した。
舞台は、19世紀後半のイギリスなのかな、ホームズが登場人物としていたことを考えると。悪魔と、悪魔と契約する人間と、それに悪魔祓いをする組織、剣十字騎士団の存在する世界。そこで孤児で教会に引き取られた少女、ウィステリアは物乞いとして路上で自分の不幸な境遇を語ることで日々の糧を得ていた。そんなある日、通常は悪魔の姿を人間は見ることができないはずにも関わらず、ウィステリアはその姿を見ることができ、長い寿命と誰にも認識されない己の姿に退屈をしていた悪魔マルバスと出会うこととなる。毎夜、ウィステリアの屋根裏を訪れ、語り明かす2人。しかし、地主貴族に売られることとなったウィステリアは助けを求めるため、その両目の視力を代償にマルバスと契約することを選ぶ。そして盲目となったウィステリアはマルバスと世界を知る旅に出ることとなる。そしてその一方でウィステリアの生き別れとなった兄スノウは、剣十字騎士団に入り悪魔と戦う一方で妹のウィステリアを探していた。
退屈した悪魔と無垢な少女の旅物語かなと思ったら、後半は好戦的な人間と悪魔の戦いが中心だった。悪魔同士の戦いというか。ただ、個人的問題が、街中を巻き込んだ戦いになって、いやいやそんな他人巻き込まなくてもと思いつつ見ていた。で、結局は悪魔と人間の絆が物語のキーだったのかな。
ルーサーとダンタリオンの戦闘狂の一致した独自の価値観で生まれた二人の関係性は傍迷惑ではあるものの、それはそれで美意識があってよかったのだけれども、ルーサーのビジュアル、多分、坊主の描き方が、絵柄の問題なのか、たまに髪伸びていないかとか、なんか、他のキャラは軍人でも普通に髪があるのに、なぜ彼だけとなったり。嗚呼、多分、これも絵柄の好みの問題か。
個人的に、悪魔と少女の旅物語は良いなとなっていたので、これから二人には、いや、お友達が増えて4人旅になるのかな、そちらの方のお話しの方が気になるなと思った。
総表として下の上。あまり好みでないアニメの30分は時間が長く感じられてながら作業のお供に最適だなと思った。

 

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