『魔法使いの嫁 SEASON2』 - アニメの感想。

12話視聴完了。第2期。でもって後半は10月から。

SEASON1で競売にかけられ、何も知らないまま魔法使いの弟子で嫁になって、最後は生徒で先生になったチセちゃん。日常を取り戻した彼女の、学生生活編。学院編か。
魔術師たちの相互扶助組織で魔術師たちの卵が学ぶ学院へ、チセは魔法使いの聴講生、エリアスは教師として通うこととなる。今まで得られることのなかった学生生活に、友好的なクラスメイトたちとの関わり。新たな人との出会い。
チセちゃん、大きくなったねというのが第一の感想だった。そして大分しっかりして自分の足でしっかり歩いて、自分のできることを探して。そして、自分に足らない点に気付くこともできてと。なんだかチセちゃんが健やかに成長している姿への安心感と嬉しさがあるなと。
印象的だったのは、チセとエリアスとの関係性。クラスメイト達には師匠と言い、共に生活し共に眠り、角が邪魔で仰向けになれないエリアスに膝枕をして。第7話で師匠で彼の護り手であるミハイルとの関係性に悩むアリスが泊まりに来た回での、チセとエリアスが一緒に寝ているのがアリスに知られるシーンと、寝室での2人の会話からの流れ。関係性と呼び名とそれぞれの考え方と、役所。チセとエアリスとの複雑な間柄の面白さが濃縮された回だったなと。
今回もちょっと不思議なファンタジーの世界観満載で、学院と家を行き来するために使用した裏道の存在。
第8話での学院の行事で行ったスコットランドでのキャンプ。自然と隣人が多い地。ちょっと怖くてとても綺麗だった。
第12話ではハロウィーンの夜にルームメイトであるルーシーの代わりに廃棄塔でのアルバイトに行った所で終わるのだげれども、それに諜報を専門とするサージェント家のフィロメラの抱える問題に、一族を皆殺しにされた過去を持つルーシーとその兄が狙われていたり、学院封鎖と、全然まだまだ途中で、後半13話からが楽しみ。
それにしてもエリアスの家は毎回見る度に素敵が過ぎて良いね。家事妖精のシルキーもだけれども、温室に広い庭に、広くはないけれども良く使い込まれた部屋と家具。あんなお家が理想的だなと思う。
総表として上の下。

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