アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『天国大魔境』

全12話視聴完了。
結構真面目に観ていたのだけれど、全然、よくわからなかった。そして話しも途中で終わるので、その場面場面で観るしかなく、それをなんとなく想像で繋げているような感じだったので、曖昧で、これはなんだったのだろうと。
ストーリーは、大災害が起こり、人食いと呼ばれる化け物が現れ、廃墟となった日本でひっそりと暮らす人類。便利屋の少女キリコは、マルという少年を天国へ連れて行ってという依頼を受け、2人は天国探しの旅に出る。
実は弟の人格を持つというキリコに、弟の様な存在でありつつもキリコの気持ちを尊重しながら彼女に好意を抱くマル。二人の出生の秘密に、謎の隔離管理された学園という存在との因果関係。
旅物語りというには目的が明確で旅自体を楽しんではいない風な中途半端さで、SFとしては結末が先過ぎてSFなのだろうなという感じでしかなく、恋愛物いうには話しが入り組んで成立してるのかも謎で、サバイバルにしても用意された物も多く、よくわからない終わらない物を見続けるのは疲れた。
印象的だったのは、第九話の11という怪しい男のお金を払って披露する情報という名の小噺。ちょっと怖い話し風に語る本当か嘘かわからない曖昧さがこの物語り全体に組み込まれる気持ち悪さが良かった。
総表として中の上。第2期あるのかな。漫画が家にあったので、そのうち読もうと思う。

 

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