アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『虫かぶり姫』

全12話視聴完了。
異世界お姫様無意識ざまぁ系ファンタジー。主人公至上主義。金髪巻き毛のお人形のような美少女。作画コストが他のキャラクターに比べて圧倒的高く、もう、それなしでは成立しない物語りなだけに、そりゃそうなるよな。そしてとても可愛かった。
ストーリーは、虫かぶり姫と呼ばれ何よりも読書を優先し本を愛する伯爵令嬢エリアーナが、王太子クリストファーからの「好きなだけ本を読める時間を与える代わりに婚約してほしい」という申し出に、王宮図書室の出入りに釣られ婚約をしたことから始まる。名ばかりの婚約者と思っていたエリアーナと、そんな彼女に夢中なクリストファー殿下。その関係性が変わったのは、クリストファー殿下が子爵令嬢と仲睦まじい姿を目撃したことから始まる。コミュニケーション不足から生まれる誤解と、誠実さから証明される正しさ。「本好き令嬢の勘違いラブファンタジー
コミカライズを先に読んでいたのだけれども、あの華やかな中世貴族風の世界観を崩すことなく描かれており、主人公も色と声が付いて更に可愛らしく、主人公目線の気持ちの変化がわかりやすくて良かった。話しが進む程、主人公を持ち上げるために、周りが愚かな信者になっているような印象が和らいだかなと。
基本的にカップルのお前らちゃんと話し合えということで完結しそうな内容が続くのだけれども、エリアーナと殿下もそれを毎回反省して次に活かしてとなるので、二人のよりよい関係性を目指していこうみたいな。美男美女のブレないラブラブな姿は見ていて頬が緩むね。最終話のエンディングの後にエリアーナが本を閉じて、殿下と一緒に散歩に行くの、変化を象徴するかのような場面で良かった。
総表として中の中。

 

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『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』

全12話視聴完了。第2期。前作が2017年、感想を確認したら5年前で、そりゃ、すっかりさっぱり忘れちゃうよねと。最後どんでん返しだったな位の記憶で、まぁ、そういう時のためにこのブログを書いているのだけれどね。

sobraniepinks.hatenablog.comストーリーは、進学就職率100%の、毎月、10万円分のポイントが支給される独自の教育方針を持つ東京都高度育成高等学校。一部の成績優秀者のみが恩恵を受けられる実力至上主義の学園。実力別に振り分けられたA~Dクラス。主人公はDクラスに所属しながらも、諸事情によりその実力を表に出すことのない綾小路清隆。
第1期で無人島サバイバル試験を終え、豪華客船での帰り道から第2期は始まる。
信頼、疑念、策略。Dクラスから脱却、Aクラスを目指す堀北鈴音。明るく可愛い人気者の仮面を被り、過去にその仮面が外れたことを知る堀北との確執のある櫛田桔梗。元いじめられっ子の過去を払拭しようと高校デビューでお洒落で明るく男子の庇護下に収まろうとしつつ、綾小路の手駒になる軽井沢恵。
体育祭、学園祭、多分、1年生の最後までが第2期だったのだけれども、最終的に、主人公のバックグラウンドが明らかになり、Cクラスのリーダーで、今回の最大の敵であった龍園翔とやりあって、主人公がやっぱり第1期同様「俺はお前を仲間だと思ったことはない」「全ての人間は道具でしかない」「過程は関係ない。どんな犠牲を払おうと構わない。この世は勝つことが全てだ。最後に、俺が勝ってさえいればそれでいい」で終わった感じ。
思ったのは、主人公が綾小路という名字の時点で、いくら平凡を装っても只者でもなく、実家がやっぱり太かったということ。
高円寺は群れずに自分で何かしようとしているので、「真の実力主義者」というタイトルの方針に一番沿っているのではなかろうかということ。
今回のキーパーソンだった軽井沢さん。高校デビューの元いじめられっ子に何処にも落ち度とか気にするポイントがわからないので、トラウマは抱えつつも、それが弱味となるの謎だった。寧ろ過去を克服してそんな堂々と可愛くいられるの凄いよねってならい? と。
そして、龍園さん。常におっぱい丸出し、谷間どーんで黒シャツで、時々、襟が消滅していて出し忘れましたかとなったり。厨二病も極めたら格好良くなると言う言葉を彼を見るとふと思い出す。なんだろう。確実に嫌な奴なのだけれども、何処か憎めない、最後まで愛嬌があった。
そして、綾小路の隠された実力は第1期では頭脳派で、第2期は肉弾戦でも可能ですかという衝撃。最後は拳かと。万能が過ぎる。なんだろう、いきなり格闘物にされて戸惑った。
総評としては中の中。OP「Dance In The Game」もED「人芝居」のどちらも格好良くてつい毎回画面から目が離せなかった。

 

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『咲う アルスノトリア すんっ!』

全12話視聴完了。
全然良く分からないけれど、とても可愛いらしかった。作り込まれた世界観に、英国の妖精モチーフ的なファンタジー要素に、愛らしいキャラクター。ただ、最後まで謎だったのは別軸で動く騎士と言われるイケメンたち。敵なのかなと思うが、最後まで直接的絡みもなく、この12話は何か別の物語りの序章でしかなかったのだろうかと。
ストーリーは、全寮制の魔法学園都市アシュラムを舞台に、ペンタグラムと呼ばれる少女たちが淑女を目指して日々学び生活する日常系作品。
主人公はすんすん鼻が敏感でいつも不安そうな少女アルスノトリア。ムードメーカーのおかっぱ少女メル。無口でマイペースな黒髪ぱっつんの小アルベール。委員長のお嬢様なピカトリクス。クールなお姉さんアブラメリン。彼女たちのお茶の時間、ミルクの量やスコーンにはクリームが先かジャムが先か。どのジャムが好きなのか。この作品の大半はそんなお茶の時間で成り立っていたように思う。
第1話から謎の生き物が「やけたなりー」と運ぶスコーンに始まった、毎回の、お茶の時間の、紅茶にそのスコーンは素敵で美味しそうだった。更に、第2話の花壇で採りながら食べる野イチゴ。そしてそのジャムを挟んだビクトリアサンドイッチ。第3話の朝食はベーコンに目玉焼き、トマトと千切りキャベツかな。という実にシンプルにも関わらず、野菜には青い小花が添えられ、猫の形のポテトかな。更には縦に並べられたトースト。二種類のジャムが乗った天秤のような美しい器。ありきたりなのに、見たことのない朝食に、もう、目が離せなかった。そして、特別なアップルパイ。フィリングがブラックベリー入りで赤い。猫の肉球のクッキー。第4話の、深夜の、満月の夜にしか咲かない光花で入れた青く甘いお茶。第5話のカリカリベーコンの乗ったパンケーキにこっそり挟むチェダーチーズ。勿論、シロップたっぷり。売店で「おおきいたくさん。ちいさいすこし」という質問に「ちいさい、すこし」と答えて出て来るサンドイッチ。図書館の本棚の上で食べようとするも、書庫での食事は禁止なので登った本棚の上。茶色いパンに胡瓜だけを挟んだサンドイッチは美味しいよね。そして唯一登場する夕食は謎のソテーしてソースののったお肉なのか茸なのか。付け合わせの奇怪な顔の付いた人参とブロッコリー。マッシュポテト。元が想像の範囲のよくわからない食べ物って、惹かれるよね。第8話の青い茸で作るシチューもどんな風になるのか見たかったな。第9話の雪の積もる野外の出張売店、白く暖かい食べ物。「ホットミルク」「ホットチョコレート」は勿論、あの雪玉のような物はなんだろう。そして温かい部屋で飲むジンジャーたっぷりのお茶とか。もう言葉だけで魅力的。多分、絶対に蜂蜜もたっぷり入っているはずと思っていたら、外の洞穴で雪を入れた薬缶を沸かして飲むお茶って、その上ジャムまで入れちゃうなんて、更なる素敵があるだんてともう最高が過ぎるだろうと。そしてそれて終わりかと思えば、温かいお部屋で温かいお茶と共にシロップたっぷりの雪のカキ氷とか。想像の上を行き過ぎている。凄い。第話のお部屋を使わせて貰っているお礼に残すシンプルなクッキー。最終話は焼きたて大量のスコーンに戻る。丁寧にミルクから注いで淹れる紅茶。切り分けられたケーキ。豪華なお茶。
食べ物も魅力的だったけれども、その舞台となる建物も素敵だった。城のような学園。特に図書館。高く聳える大量の本棚に硝子張りのアーチ状の天井。雲の上から眺められるような塔。美味しいお菓子を売る売店。寮の個室の無骨な石の床と壁に、白いリネンにそろいの白い寝巻の絶妙なバランス。深夜の温室。大きなレンガの窯のあるキッチン。冷たい要塞のような建物にも関わらず、そこが温かい場所に見えるのは、日の光とペンタグラムの少女たちの華やかさからだろうか。
印象的だった回は、第5話「す―……」で外の世界にお使いに行くシーン。普段、閉鎖的な学園で過ごす彼女らか、外の世界で姿を隠して普通のお店でのお買い物に四苦八苦する姿。「柔らかで美味しい牧草を食べて育った牛のミルク」「とにかく元気な鶏の卵」という抽象的な物を探し求めて翻弄する回。特に、お店をピカピカにしたお礼に貰った林檎と玉子を交換するのが好きだった。
まぁ、そんな可愛いと素敵が詰め込まれた少女たちとは別にある「虫がいると騎士が沸く」という、あの、対局な冷たく血生臭いイケメン騎士集団。多分、少女たちを追っているのだろうけれども、第7話で「異端を滅ぼす」と言っているのが全てなのだろうなとは思う。英国で魔法使いだと、魔女狩り的な。ただ、なんだか、本当に絡みがなさ過ぎてよくわからないまま終わったなと。キャッチコピーの「魔法(かわいい)は負けない。」というのを後で知ったが、可愛いと格好良いの戦いなのかなとか思ったり。個人的にあの可愛いにあのイケメンがどう接するのか、ちょっと見てみたいなという興味はある。
最後の見せ場は焼き落された白と、ジャムを落とさぬために使用した魔法という、対極なあれだったのかな。何かの暗示か比喩だったのかな。「落ち着くとことに落ち着いたのわ」「今日だけ」とか、意味深。最後、教師陣は何か知っていそうな感じで終わってはいたものの、謎。
総表としては中の上。美味しいミルク入りのお茶とスコーンが食べたくなる。ヌンチャとか行きたくなるねと、あの省略言葉は何度聞いてもちょっと面白くてつい使っていたが、いつの間にか浸透していて怖いわ。

 

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『錆喰いビスコ』

全12話視聴完了。
SFファンタジーなのかな。
ストーリーは、砂漠が広がり「錆び風」は吹き荒れ、人類はその身を蝕む錆に怯え、それぞれが独自統治された城塞都市で怯えながら暮らしていた。そして、錆び風の原因はキノコの胞子とされいた。主人公は、忌み嫌われていたキノコ守の一族で、人喰い茸と懸賞金を掛けられる少年、赤星ビスコ。彼は師匠を救うため、霊薬キノコ「錆喰い」を探す旅をしていた。そして、そんな旅の途中、ビスコは、大切な姉を救うために錆の治療を探す、美しい顔の少年で医師のパンダ先生と呼ばれる猫柳ミロと出会う。そして2人は錆び喰いから大切な人を救うため、共に旅に出ることとなる。
恋愛ドラマだった。後半の畳みかけるような愛に溢れた物語り。唐突なBがLかという戸惑い。特に第9話「きみを愛している」で「俺の命を喰え。できるか。うん」「君みたいに生きてみる」弓を引いて「魂だけになったら、君にまた会える」「また会えるさ」「愛している」もうここでずっと隠されていたほの暗い感情が戦い以外であふれ出す感じに、これがエモいということかと。そして、最後までビスコだったら、ビスコを想い、巨人化した黒川と立ち上がり、戦うパンダ先生はずっとビスコを愛するという物語だったように思う。死ぬ時は一緒と約束し、それを受け入れるビスコ。俺たちは無敵のコンビとか、そんなやり取りは見ていて嬉しくなっちゃうね。
ビスコは、破天荒な主人公としてわかりやすく魅力的なキャラクターだったが、一方で、パンダ先生の人間性がよくわからなくて面白かった。掴み所がないというか。ビスコを愛していて、姉とキスするビスコを祝福していて、無償の愛で、わかりやすい常識的価値観で測れない彼は、綺麗な顔でやっかいで魅力的だった。
そして、そんな2人を通して観る世界観も、その設定以上に不思議で、印象的だったのはビスコの復活の「神様になって帰って来よった」というシーン。キラキラしたビスコ。胞子。サビ喰いと人間の混血。ここで神を称するのかと。この世界観の神と言う概念がを意識して、もう一度見返しても面白そうだなと思った。
また、シリアスなストーリー軸にキノコやカニにパンダ先生などコミカルに描いていて、後半の砂漠化した世界で錆を吐く赤い巨人など、その物は本当に恐ろしいにも関わらず、各所に散りばめられた愛嬌あるキャラクターと設定に残された希望やら愛で、その恐怖を半減させており見易く感じた。
蟹に乗って移動するのも良かった。大きな蟹って、ありそうでなかったような、面白過ぎる。そしてその蟹の名前が「アクタガワ」って。蟹と意思疎通が可能なミロも良かった。もう、全体が可愛い。そして、パンダは当然可愛いし、キノコももうキノコ自体が可愛い。最後、キノコの山だし、これは滅茶苦茶可愛いアニメなのでわと。
総表として上の下。
原作イラストの赤岸K先生の漫画、描き込みと抜きのバランスが凄く上手くて、バランスの良い、読みやすい作家さんだなと思う。更に絵も格好良くて、大好きな作家さんの1人。『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のアニメ化は嬉しいし、来月の新刊は待ち遠しいし、先日予約注文できた薄い本が届くのも楽しみ。

 

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『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』

全5話視聴完了。どうやら劇場公開アニメだったものをTV放送として5話に編成された物を観たらしい。確かに、構成は全部繋がった1作品として観た方が見易かったのだろうなと思った。
ストーリーは、妖精が存在する世界。人間によって住んでいた場所の自然が破壊され、居場所を失った小さな黒ネコの妖精シャオヘイ。街で何者かに追われながらも、残飯を漁り住処を探して、何とか生きながらえていた彼は同じ妖精のフーシーに助けられる。そして、彼らの隠れ家に案内され、彼らの仲間となる。しかし、そこでの生活も長くは続かず、人間であるにも関わらず執行人であるムゲンに手違いで捕らえられ、共に旅をすることとなる。正直、この執行人が何を指すのか、館とわと、最後までちょっとよくわからないまま終わってしまったのだけれども、ここからの子猫と無症状な謎の青年との旅路。心を通わせていく流れ。それに伴う二人の心境の変化。そのあたりが物語り的見所だったのかなと思う。妖精と人間の共存物語り、らしい。
らしいというのは、もう、完全に自分のアニメの観方なのだけれども、映画にありがちな効果音と台詞の音量のバランスが悪く、台詞が聞こえにくく、肝心の物語りを把握するのが困難だったという。正直、前半のストーリーもあらずじを読んで、アニメを見返して初めて分かったというか。台詞の音量だけ上げられないものか。夜なので、全部を上げてしまうと、急な効果音もCMにもびっくりしてしまうし。嗚呼、だから映画をあまり観ないのだよなと思ったり。多分、きちんと観ればストーリーも面白いのだと思う。
ここ数年の中国アニメのクオリティーって滅茶滅茶上がっていて驚くなと。勿論、映像的な所もあるが、それ以上に、過剰に他国の文化に合わせた中に自国の文化を組み込むのではなく、自国の文化を自分たちの表現で自然体に描けるようになったなという印象。特に印象的だったのは、戦闘シーン。実写のカンフー映画の演出がアニメでも行われているの、あまり見ないコマ割りで新鮮だった。
第1話のムゲンの登場シーンでの戦闘での肉体と異能力の特に第3話の地下鉄のシーン。まず人間同士の距離感。多分、日本だとあんな風には描かないだろうなという、現代的中国ではそんな雰囲気なのかなという日常からの、あの動きは画面から目が離せなかった。
印象的だったのは、食事のシーン。第1話でフーシーらの仲間に加わって食べた良く分からない赤い肉に始まり、第2話で食堂で肉を食らうシーンは、手でお肉をむしるシーンって大好き。その横で箸で鍋の肉を食べるムゲンも良かったし、好き過ぎて巻き戻して繰り返し見てしまったよ。更には、第3話の洞窟でのご馳走の丸かったり円柱だったり四角かったりが積み重ねられたそれらは省略されてなんだかわからいだけに、余計に美味しそうだった。その直後に食べたハンバーガーも、屋台で啜る麺は箸の上手く使えないながも一生懸命口に放り込むシャオヘイの食べ方が最高過ぎて、ただ林檎を齧り、その喰いかけの林檎を抱えて眠る姿すらまだ食と繋がっていて、これは蜜は入っていないものの小振りで固く全体が甘い林檎なのだろうなと。この辺りの食で表される関係性と変化の表現とか、こういうの、大好き。良かった。
総表として中の中。

 

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『はたらく魔王さま!!』

全12話視聴完了。第2期。

sobraniepinks.hatenablog.com異世界から現代社会に転移し、ファーストフード店でアルバイトをする魔王様と、コールセンターで働く勇者様。
日常パートをなんとなくその場その場で見ていたら、異世界関係の相関図、特に天界どうのがよくわらかず。そんなまま子育て編という。唐突な幼子の出現って、個人的に苦手なんだよなと。ご都合主義のアイテムとしての子供の存在と言うか。更に、子供の解像度が低いのとか、気になってしかたがない。あのトイレトレ位の年齢にSサイズのオムツはなくないかとか。あの六畳一間の男3人の部屋に、子供って。キッチンとか危険じゃないかとか。まぁ、人間ではないから良いのかもしれないが。更に、急に武器になって、人型になったりならなかったり。もう、前半の子育てパートいるかと、女子高校生が手伝いで子育てを手伝うことを周囲はどう思うかとか、急にまともなこと挟まる分、あのファンタスティックな子供の存在が気になって仕方がなかった。あの年齢と急に一緒に生活するって、全てが子供中心になって、大変だよと。もう、駄目だった。
面白かったのは、改装工事のため、真奥が働くマグロナルド幡ヶ谷駅前店が八月半ばまで閉店することになり、海の家や農家でアルバイトをする辺り。軽く単話編成で見易くて、いつもと違う労働に勤しむのは新鮮で良かった。
最終決戦、魔力を取り戻した真奥の急な筋肉ムキムキはちょっとしたギャグだよねと。そして東京タワーには夢がある。
最終的に結局皆仲良くて、対話が成立するのは安心感がある。個人的に芦屋さんの苦労性でどうしようもない感じが好きだったので、梨香がそれを好きになったのはなんだか嬉しくなった。異世界の魔族で色々難しい所はあるがとあるかれど、彼らには上手くいって欲しいなと思った。

9年ぶりに第2期放送で、全然、物語の途中で続きは来年と。すっきり終わってくれると良いなと思いつつ楽しみに待とうと思う。

総表として中の中。

 

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『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』2020年版

全100話視聴完了。
概要はなんとなく知ってはいたものの、ほぼ初見。長かったのをほぼリアタイ視聴だったので、前半の記憶もあまりなく、ざっくりとした感想。
王道、勇者VS魔王軍かと思っていたが、意外と、その出生やら師弟関係やら仲間たちとの関係性やら色々あるのだなと。ただ、いつもクライマックス感でいつまで続くのかと。終わりそうで終わらない。伝説の剣を作ったり色々あったけれど、最終的にど付き合い。バーンも胸に刺さった剣を抜いたらよろしいのにと思いつつ。皆、拳と拳が好きだよね。そして、最終形態のバーンももうちょうい恰好良くても良かったのになという気になったり。最終戦闘でモノクロ線画は間違いなく格好良いとか。過度な自己犠牲は、全然すっきりしないなとか。感動的なシーンなはずなのに、ちょっと引くね。そしてまたこれで終わりかと思わせておいて、また終わらないのかと。全体的に最後の最後まで思わせぶりでくどい印象だった。
色々名言もあった。「こんなものが正義か」とかちょっと印象的だった。良いこと言っているなと思いつつも、そんな言葉の出て来るダイ君の真っ直ぐな勇者感に、嗚呼、これが今後なろう系などにも続く勇者の基礎かと、なんとなく古典を履修している心持で見てしまった。
あと、もう一人の主人公ポップは成長しているし、彼も彼で凄かったのだけれども、やっぱり好きにはなれないなということと、レオナ姫の格好は痴女を通り越して可笑しな恰好をしているなと思ってしまった。
身近にも、タイムラインにも大好きな人がいたのだけれど、個人的にはいまいちその魅力がわからなかったなと。ただ、敵も味方もみんな愛嬌があったなと。そしてわかりやすくて見易かった。皆、台詞の中であらすじを説明してくれるのは親切。
総表として中の中。

 

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