アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『うたわれるもの 二人の白皇』

全28話視聴完了。『うたわれるもの』三部作最終章。ついにこの世界の謎が解き明かされての完結。

sobraniepinks.hatenablog.com長かった。全部で26話と25話と28話って、かなりの長編だった。そしてそれを全話観たにも関わらず、全然、よくわからなかった。第1部はまだちょっとわかっていたとおもうのだけれども、第2部の後半の戦記物になった辺りから、キャラクターも増えてもう何で見続けているのかわからないレベルでわからないまま終わってしまった。そして、ちょっと思ったのは、ハクのキャラ安定していなくないかと。特に今期の二人の白皇でハクがオシュトルになったりした辺りから、もうキャラがブレて誰だかわからなくて、もう、こんなよくわからないままよくこんな長い話しを見たなと思う。
元がエッチなゲームとのことなのだけれども、確かにキャラも可愛らしい女の子が多かったのだけれども、この詰め込まれた物語の中にどこにそんなエッチな要素を埋め込んで来るのかと、つい忘れがちで見ていたなと。ウルトリィという金髪のお姉さんの脇乳と袴のサイドが大きく不自然に空いていたセクシーな和服アレンジと、ノスリをどうの辺り位から、意識して看ると、嗚呼、この行間で色々あったのかなとわかるような気がしてきたり。

可愛い女の子もたくさん出てきたはずなのだけれども、一番、印象的だったのは、マロロだった。あの冗談みたいなメイクにも関わらず、意外とまとも。段々愛着すら沸いて来る。
それにしても、本当に盛り沢山だったなと思う。ほのぼの旅と日常物からの戦争、内線、政治的な話しに移り、そしてロボット大戦にSFと。もう、巨大化して戦うのには驚きしかなかった。そしてクローンとかはるか昔の栄えていた文明の生き残りでどうのとか、その辺りになると、伏線はたしかにあったし、なんなら第2期のOP「不安定な神様」という曲すら最終話での会話に繋がっていたとか、きっときちんと続けて見てキャラと把握して、ストーリーがわかっていれば、作り込まれた面白い作品だったのだろうなとは思う。
最終的に、ハクが消えたり現れたり、ちょっと感動的な作りになりつつも、それもよくわからないなと思った。特に第27話で結構感動的で悲しい別れをした直後の第28話最終回で、惚れた女が呼んでいるかろとすんなり戻って、なんだろう。何故か消えて、それが原因でピンチがあって、何故か戻って、火消しをするの、運命とか奇跡とか言いようはありつつも、完全にマッチポンプな最後だなと。それでも音楽が流れるとちょっと感動的な気がしてしまうから、嗚呼、音楽がとても良いのもあったれけれども、我ながら単純だと思う。そしてそれからのいるようないないようなハクの状態も、なんだか謎だなと思っているうちに物語りが終わって、もう、終始よくわからいと何度書いたかわからないまま、よくこの長編を見たよ自分という感想だけが残った。
総表として中の中。

 

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